夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

都知事選、告示日後はネットより週刊誌の方が怖い、と無力な都民の有権者の私は、微苦笑を重ねて・・。

2016-07-21 15:06:52 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住む年金生活の71歳の身であるが、
結婚前後5年を除き、都民のひとりとして、この地に66年ばかり過ごしている。

私は政治にも疎(うと)く、近現代史など歴史に興味あるひとりであり、
政治家は権力と重責が収集するので、一般社会人より遥かに言動が注視され、功罪も追及される人であり、
在任中に功績が7割、罪悪が3割で有ったら、十二分に責務を果たした、と私は評価している。

こうした中で、新たな都知事を選出される『都知事選』は、立候補の告示日は7月14日で、
投票日7月31日となっている。

もとより都知事は聳え立つ都庁で、約13,574千人の都民をあずかる東京都の執行最高責任者として、
そして都の約16万5千人の職員の最高責任者として、都民の安全も責務とされる。

私は都民で有権者の身でありながら投票されない人は、
たとえ都政に対しての願い、或いは日常生活で不満があっても発言権がないと、信じているひとりである。

前提条件として、もとより日本は民主主義の国であるから、
立候補者に対して、多少の不満があっても、数多くの立候補された中から、選択をせざるを得ない。

しかし有権者の判断の結果、今後の東京都、そして首都の関係で日本のゆくえに影響するので、
有権者の責任も重いが、何より有権者から託(たく)された都知事の言動は重責である。
            

私も都民の有権者のひとりとして、都知事に立候補された方たちを、
東京都選挙管理委員会が発行する新聞のような大きさの『東京都知事選挙選挙公報』を精読してきた。

或いはテレビのニュースを視聴したり、購読している新聞、月間総合雑誌などを読んだりし、
ときおりネットで数多くの記事を読んだりしている。

告示日後は新聞は、何かしら報道する倫理規定が各社であるらしく、各立候補者の言動は、
理性を踏まえて、報じられている。

そしてテレビも、公職選挙法第151条の5で「選挙運動放送の制限」であり、
「何人も、この法律に規定する場合を除く外、放送設備
(広告放送設備、共同聴取用放送設備その他の有線電気通信設備を含む)を使用して、
選挙運動のために放送をし又は放送をさせることができない」と制約がある、と学んだりした。

ネットの世界は、多くは匿名制度であり、ある程度の良識を根底に於けば、
それぞれのお方が自由に表現でき、日本でも2002年(平成14年)の頃から急速に普及し、
誰でも発信できる人類史上初めての時代が到来している。

この少し前の時代は、それぞれの専門知識のある有識者が、雑誌、新聞などに寄稿文を掲載することができる時代で、
私のように無名で素人の身は、新聞・雑誌などの読者コーナーで、記事を投書できる範囲であり、
もとより掲載の判断は、編集部の意向で決められていた。
            

こうした中で、ネットで都知事に立候補された方たちに関しての記事は、
政治評論家、社会評論家などの専門知識を有した方たち、私も含めて無名で素人の身の方まで、
無限大のように投稿されてきた。

もとより評論家の方は、自身の評論家として地位があるので、それぞれ多彩な寄稿文が配信されている。
問題は専門知識のない方が、匿名をよいことに、きたない言葉で悪口を並べ立てる罵詈雑言もあり、
気弱な私は、たまたま少し読み、ネットは怖いよなぁ、と動顛することもあったりした。
            

今朝、購読している読売新聞を読んだりしている中、週刊誌の広告が掲載されていた。
たとえば『週刊新潮』7月28日号に於いて、野党統一候補として擁立されたジャーナリストの鳥越俊太郎さんに関して、
記載されていた。

《・・「鳥越俊太郎(76歳)」無節操の履歴書
業界の先達に対して甚だ失礼だが、演説は下手、政策もピンボケ、
健康や体力に不安の状況で、よくぞ都知事に手を挙げた。

ご本人は根拠なき自信に溢れているものの、ジャーナリストとしても
特に華々しい実績は見当たらない。

76歳にして衰えぬ上昇志向が晩節を汚すことにならないか。・・》

このように明記され、私は微苦笑を重ねてしまった。
            

そして『週刊文春』7月28日号に於いても、鳥越俊太郎さんに関して、記載されていた。

《・・鳥越俊太郎(都知事候補)
「女子大生淫行」疑惑
被害女性の夫が怒りの告白!

「君の誕生日パーティーをしよう」。
キスの経験もない20歳の大学生を富士山麓の別荘に誘い込んだ鳥越氏は
二人きりになると豹変したという。

都知事候補の資質を問う。・・》
            

このように明記され、私はネットより、週刊誌の方が怖い、と動顛してしまった。

こうした内容の記事は、『週刊文春』の掲載の判断は、編集部の意向で決めら、
文責は発行元の文藝春秋にある。

もとより真実と差異があったならば、鳥越俊太郎さんから名誉棄損などで告訴される。

果たして・・と思い、確証のない記事は『週刊文春』でも掲載されないと定評があるので、
鳥越俊太郎さんの評価は失墜した、と私は感じたりした。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする