先日入手したしっぽくうどん~
コンビニに売りよんよね~~~
スープは底のほうにゼリー状に固まってる。。。
それをチン!すると熱々の出汁が。。。そんなタイプのうどんなり。
しっぽくの4文字の意味をよく知らなかったのだが、
先日買い求めて少しずつ読んでいる料理の本に登場していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/45/4b07c2452c3623e89105925435c7773f.jpg)
じつは江戸の頃からの呼び名みたいですにゃ~
しっぽくは、卓袱・卓子とも書くいわゆる食卓料理。。
一言でいうなら、中華料理の日本版みたいな。。
この食卓料理が江戸時代の一時期にブレイクしたようなのだが。。。
オイラが思うにその頃の料理は個々に小さな一人用のお膳に向かい、
ひっそりと食べることが多かったのではないだろうか?
それがテーブルをみんなで囲んで向かい合う、そんな形式が定着する前触れ?
しかし、やがては日本の畳の部屋には不向きな椅子をやめて
テーブルの脚も短くしていわゆる卓袱台の形にしたとか。。
なるほど、ちゃぶだいって漢字にすると卓袱台。。。まさにしっぽく台なり。
いわゆる鍋をつつき合うようなそんなスタイルの始まりだったのかもしれない。
(あっ、あくまでオイラの想像ですけど。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
そして、アウトドア部門が芋炊きみたいな。。。
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そこにおそばやうどんを入れたのがしっぽくうどんの始まりなのではないだろうか?!
先に登場した写真の卓袱の図~
文政5年に刊行された料理通という書物からである。
文政5年とは1822年。今から200年近くも昔の話であり、その当時の食卓である。
異国の食文化に刺激されたそんな時代。。。
ま、今も変わらぬところはあるようですが。。。
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ちなみに少し遡った享和(1801~1803年)に刊行された「料理早指南」の中に
こんな絵が残されている。。
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中央の絵に卓袱式略図と書かれている。
テーブルクロスの上には花が生けられ、ワイングラスやレンゲも。。
まるで現代のテーブルコーディネート実例って感じ?!。。
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