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細胞は意識している

2016年01月12日 | 人体

昨今、医学の研究者の間では、血液の「働き・メカニズム」を調べれば調べるほど、分からないことが多く、血液に「意識」があるのではないか、と考える研究者もいます。どうやら、そのように考えないと説明できないようなこともあるようです。

また、患者を”目隠し”にした医学実験もあります。
・人を目隠して「青い部屋」に入れると、血圧、呼吸数が下がります。
・「赤い部屋」に入ると、体温、血圧が上がり、脈拍数も呼吸数も上昇します。
・「脳波」を調べると、赤い部屋では、ベータ波(目覚め状態)が出ます。
・青い部屋ではアルファ波が多く、シータ波(うとうと状態)も現われます。

目隠しをされていても、体は反応するわけですから、「人間は、目だけで判断しているのではない」、ということを証明していることになる。目だけではないとすれば、それは何でしょうか?
皮膚の「細胞」が感知しているのではないかと言われていますが・・・。

また、「O(オー)リングテスト」というのもあります。親指と人差指で輪を作り(オーの字)、他の人がその輪に指を入れ、左右に引っ張り、指の力の度合いを測定する方法です。片方の手に「薬」を載せてテストをすると、体に害がある薬の場合は、指を引っ張ると オーリングが開いてしまいますが、逆に、体に「有益な薬」であれば、オーリングはなかなか開 きません。不思議ですね。

これで使用する薬の「薬物適合性診断」をする「お医者さん」もいます。 これは、物質から出ている電磁場を「手が感知」して、脳を通じて筋力が変化するため、と言われていますが・・・。
では、手はどうやって薬の適合性を「感知」するのでしょうか? 不思議です。

いずれにしても、真に健康を考えるなら、このことを考える必要があります。
人間の体は、単なる細胞の集まりではなく、そこには「意識」が宿っているのではないか、と。

また、植物の実験で有名な「バクスター氏」の実験結果では、赤血球や白血球、さらにはステーキ用の肉片でさえも、まるでそれ自体が”意識”をもっているように、ポリグラフに反応が現れる、ということが分かってきました。

ということは人間の細胞自体にも”固有の意識”があると解釈できます。であれば、人は自分の体をもっと大切にし、意識を向ける必要がある。

自分の体をいたわってあげましょう! 
自分の身体に、やさしい言葉をかけてあげましょう!
あなたの優しい言葉は、体の全細胞に伝わって、エネルギーを高め、体は元気を取り戻していきます。
体にどこか悪い所があれば、心からいたわってあげましょう。

「いつも、いつも、ありがとう」と、「今まで、どうもありがとう」と。
胃腸でしたら胃腸を、肝臓でしたら肝臓を。ハートでしたらハートを。

夜、寝るとき、自分の体に感謝しましょう。
毎日、毎日、体はもっともっとよくなると確認してあげましょう。
そうすれば、そうなります。体の細胞は元気を取り戻していきます。
あなたの体は見違えるほどよくなってきます。

もし、私たちが健康を願うなら、どうやって自分の体に接したらいいでしょうか。

まずは、このように考えることが必要です。人が思い考えること、その一つひとつの思考が、自分の身体に伝わる。記憶は脳だけではなく、身体(細胞)も記憶するのです。
不思議に思うかもしれませんが、このことは、しっかり覚えておく必要があります。

細胞の「遺伝子情報」には、両親から受け継がれた情報、両親の親から受け継いだ情報、さらには、その親からの情報など・・・幾世代に渡る情報も記憶されています。
そして当然のように、今あなたが考えていることも細胞に記録されることになる。

それゆえ、人間の体は単なる細胞の集まりではなく、そこには「意識」が宿っていると考える必要がある。非常に大事なことです。

「あなたは自分が好きですか?」「自分の形を気にいってますか?」

例えば、もし、あなたが自分の顔、目や鼻の形を”嫌い”に思っていれば、体はどのように反応するでしょうか。
脳は細胞の意識からメッセージを受け取ります。あなたの否定的な思いを聞いて、脳はストレスから、顔のしわに、さらに深みを加えるようなホルモンを放出するで しょう。
その結果、あなたが自分に対して作り出している否定的なイメージを、さらに悪くするかもしれません。

逆に、もしあなたが、自分の目や顔形をとても愛していれば、あなたの脳は、あなたの思いに合わせて力強く反応して、あなたの容姿によい影響を及ぼす「ホルモン」をいっぱい分泌するでしょう。
その結果、あなたの細胞は若返り、イキイキしてくるでしょう。
人間が思い考えることが体に影響を与えるならば、当然のことかもしれません。
(参照文献、村上和雄筑波大学名誉教授『生命の暗号』)

以前、NHKで放送された最新の細胞研究を紹介する「人体 ミクロの大冒険」の番組の中で、iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞された山中伸弥教授は、以下のように述べられている。


① 細胞は「体を構成する部品」と捉えられることが多いが、近年の研究ではそうでないことが明らかになってきた。
1つの自律した生命体のように、自ら周りを探り、状況を判断し、自らを変化させているダイナミックな存在なのだ。
細胞の中には、我々の経験を反映する仕組みが隠されている。

② 細胞というと、人体をつくる小さなパーツだというイメージがあるのではないでしょうか?パーツには戦略がないですよね。しかし、細胞はパーツではなく、意志を持っているような、ダイナミックな存在です。だから戦略を持っているんですよ。

③ ほとんどの方は細胞を見たことはありませんよね。
私は毎日見ていて、細胞とともに起き、ともに寝るような生活を送っているので、ちょっと特殊だと思います。だからこそ日々、細胞のすごさを感じているんですよ。

私達の体には200種類以上、60兆個の細胞があると言われています。
それらが複雑に関係しあって、生まれ変わっている。それはもう奇跡としか思えないんです。

“細胞は戦略を持っている”その例として、「ダイエット中の母親から生まれた子供は太りやすい!」「日焼けは、細胞が“遺伝子”を守る働きだった」など紹介されていました。

細胞の凄さを大いに理解して、共存共栄の営みで暮らしたいですね。

--owari---

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