国家の運営というものは、長い目で見て、「努力する者が報われる社会」をつくった国が繁栄することは間違いがありません。「最大多数の最大幸福」ということを考えると、基本的には、努力する者が報われる社会をつくるべきだと思います。
例外的な救済措置は、いつの時代にも必要なので、それはそれで対応すべきだと思いますが、怠け者や、ずるいことした者が得をするような社会は、つくってはならないと考えます。
「縁起の理法」によって、努力した者に道は開かれる。汗を流し、智慧を絞って、頑張った者には、豊かになる権利がある。基本的に、そういう社会をつくらなければ、未来は明るくなりません。
汗を流し、智慧を絞って、一生懸命にやった人が、九十九パーセントを税金に取られるような社会をつくったならば、やはり、世の中は誰も働かなくなるのです。
生活保護を受ける人のお金は、いったい、どこから出ているのでしょうか。それは税金から出ているのですから、税金を納めてくれる人が必要なのです。
したがって、税金を納めることに対して、名誉ある気持ちを抱き、高貴なる義務感を感じるような人を育てなくてはいけません。そういう意味でのジェントルマンを数多く育てる必要があると考えます。
*「縁起の理法」とは?
「原因・結果の法則」であり、「努力は実を結ぶ」という考え方です。
悪い種をまけば悪い結果が来、よい種をまけばよい結果が来ます。もっとも、この世的には、よいことをしても悪い結果が来たり、悪いことをしてもよい結果が来たりするように見えることもありますが、あの世の世界まで延長して見れば、縁起の理法が外れることはないのです。
努力のことを「精進」という言葉で表現しますが、釈尊は、「この世での精進が偉大な完成をもたらすのだ。精進があって、正しい成功や完成がある。そして、精進をするにあたっては、その目的性、方向性が、この世とあの世を貫くものでなければならない」という思想を持っておられたのです。
---owari---
いつも実直なコメントを頂きまして、有難うございます。
努力して、よい結果が出るこの世であって欲しいは同感です。
少なくとも得点は稼いでいると信じています。
今後ともよろしくお願いします。
努力=良い結果ならみんな頑張ると想います。
この法則この世でも実現して欲しいですね!
みんなのブログからきました。
詩を書いています。