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ガンになりやすい二つの性格

2016年11月15日 | 人体

年を取ってから死ぬ原因の、現在の第一位はガンです。

ガンのもとになる病念は何でしょうか。

 

一つは、他の人に対する憎しみや恨み、怒りなどの攻撃的な感情です。それから、そういうものの抑圧された感情です。他の人に対する攻撃的な感情があるのに、それを表面上は抑えて十年、二十年と持ちつづけていると、心のなかに病念ができてきます。

 

もう一つは、自己処罰の観念です。

自分に対して非常に罪悪感が強く、自己を処罰しようとする観念が病念として確立してくると、肉体にガンとなって現れるのです。

 

自分をいじめるタイプの人は、外見は、とても親切だったり、実直だったり、誠実だったりする、責任感の強い人です。

 

しかし、まじめだからこそ、むしろ内側にストレスをたくさんためていきます。仕事上の失敗や人間関係の失敗など、自分の犯した間違いや罪に対して、苦しい思いを何十年も激しく抱きつづけるのです。

 

自分を責めるタイプは、宗教的人格の人にわりあい多いので、そういう人は用心しなければいけません。

 

自分をいじめて潰してしまうことは、自分自身を不幸にするだけでなく、やがて他の人も巻き込むことになります。自分が不幸になるのはまだよいのですが、自分の家族なども不幸にするのです。

 

「自分を責める」ということは正義のようにも見えますが、「度が過ぎると、やはり悪になることがある」ということを知らなくてはいけません。

 

「ガンをつくりやすいのは、『他人を責める心』と『自分を責める心』」(仏法真理)

 

---owari---


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