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海外で長く不安を抱えている人へのメッセージ(後編・上)

2022年02月23日 | 政治・経済
(LGBTの“行きすぎ”に対する警告)
今の札幌地裁的な「憲法十四条の平等原則から見たら、男女だけが結婚できるというのはおかしい。男と男、女と女も結婚できて、それこそが平等だ」という考えは、憲法解釈上、やはり誤っていると、私は思っています。ついに裁判官もこのくらいまで“イカれてきたか”と思っているのです。

人間としての生存の権利とか行動の自由は、あることはあります。ただ、やはり、大枠で、公(おおやけ)の組織や文化等が次世代につなげていけるような価値観をなるべく護るように努力するのが、制度を護っている者たちの使命だと思うのです。

例外がないものはないので、例外はあってもよい。それを虐殺(ぎゃくさつ)するとか、異常な弾圧下に置くとかいうことは間違いではあるけれども、主流のものの考え方をしている人を、むしろ異端みたいに扱うような考え方が、“リベラルでかっこいい”というような考え方は、基本的には間違っていると、私は思っているのです。「そういう種をまけば、結果はどういうふうになるのか」ということまで考えた上で言ったほうがいいと思います。

LGBTについても、どうも先行きはよろしくないという考え方が出てきているし、「心は女だけれども体が男だ」という主張をする人のなかにも、そういう人もいるかもしれないものの、やはり、虚偽(きょぎ)、噓(うそ)とか、あるいは単なる変態趣味まで入っているので、そこまで擁護(ようご)しなければいけない理由はないと思います。

例えば、最近出ていた判例でも、高裁で引っ繰り返ったものとかがあったと思います。これは、ある省の職員でしたか、健康上の理由により、男性器を外科手術して女転(じょてん)するということはしていないけれども、女性の格好をして女性のように振る舞いたい。しかし、自分が使用できる女子トイレの数を制限され、二階上に上がらないと、自分が使用できる女子トイレがないから不便だから、使用に関する制限を設けないでほしいというものでした。

それは、女装して、いかにマニキュアを塗って、化粧をして、髪を伸ばして、スカートをはいていても、本人はその権利が欲しいだろうけれども、ほかの女子にとっては、女子トイレに来られたら、やはり恐ろしいものです。「心は女性だから大丈夫だ」と言っていても、男性と一緒に並んで立ちションできる人であったら、「心は女性というのは本当か」と思うし、医者だって、これでは信用できないでしょう。そう言っているだけかも分からないわけです。

こうしたものには「強度の憑依(ひょうい)もある」と私は言っているけれども、それだけではなくて、「“変態”の場合もある」ことはあるので、“変態”でも人間だから擁護されなければいけない部分はあるものの、やはり、一定以上のことをしたら許されないものもあるとは思います。

まあ、役所は女子トイレを各階につくるべきだろうとは思いますが、性転換をしていない男子が“女装をして女子トイレに入る権利”が、本当にどこまで保護されるのかと言われると、ちょっと厳しいし、世間には全部、「男性」「女性」「中世」と三つつくらなければいけないというのも、これもまた不便なことであるのです。

したがって、「流れがこうだから」という空気、同調圧力によって、コロナと一緒のように押されることはあるけれども、ちょっと考えて踏みとどまって、おかしいと思うものについては、やはり、そんなにアクセルを踏んではいけません。ちょっと時間をかけて考えてみたほうがいいのではないかと思います。一時期の流行りで止まることもあるからです。

ですから、統計で出ているように、「十パーセントとか七パーセントの率で、男性と女性が心と体で別だ」とかいうのは、ちょっと私は信じられません。過去世を見て、「男性だ」という女性でも、ちゃんと女らしくて、気っ風のいい女性で、決断力もあって、仕事はできて、結婚をしても魅力的な人もいるし、男性で女性的だというような人は、そんな強い女性と結婚するとうまくいくようなものもあって、“うまいことになっている”のです。

そういう例外はたまにはあるため、それをいじめすぎてはいけないけれども、ただ、メインリーな権利として確立するのは、後世に憂(うれ)いを残すことにはなるのではないかと思うので、このへんについては、何でも流れに身を任せたらいいというわけではないということは言っておきたいのです。

なお、イギリスでも「心が女性だから」と女性用刑務所に収容された本来男性だった囚人(しゅうじん)が、二人の女性囚人をレイプした事件がありました。犯人が前科二犯で性犯罪にもかかわっていたことをもっと考慮すべきでした。

---owari---
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