(「肯定的なイメージを発信しよう」と努力する)
以前にもお話をしていますが、「常に肯定(こうてい)的イメージを発信しよう」ということが大事です。
口を開(ひら)けば、否定的なことや暗いことを言い、不幸の予言者のように、「自分は悪くなるのではないか」「会社が悪くなるのではないか」「世間が悪くなるのではないか」などということを常に言う人は、だんだん友達が減っていきます。仲間が減っていき、話を聴(き)いてくれなくなります。
したがって、肯定的なイメージを発信することが大事です。人は誰(だれ)でも、明るくて、その人のそばに行くとエネルギーをもらえ、元気になるようなタイプの人が好きなので、「肯定的なイメージを発信する」という努力をしていただきたいのです。
口から悲観的な言葉が出る癖(くせ)のある人は、努力して、その癖を直してください。そういう癖は、十代の若い人にもありますが、年を取れば、悲観的な言葉が自然に出てくるようになります。
たいていの場合は、肉体的な疲労(ひろう)や精神的なショックなどがきっかけになることが多いのですが、悲観的な言葉を出す人は嫌(きら)われます。やはり、肯定的で積極的な発信をしようと努力することが非常に大事です。頑張(がんば)って、そういう発信をしなければいけません。
例えば、雨が降ったら、「今日は雨だから調子が悪いな」と思う人もいれば、「雨なのに勉強をしようとしている自分は偉(えら)い」と思う人もいます。
あるいは、「ゴールデンウィークなのに、遊びに行けなくて残念だ」と思う人もいれば、「ゴールデンウィークに、どこかへ遊びに行っている人に比べて、勉強しようと思っている自分は偉い」と思う人もいます。
「ゴールデンウィークに勉強する自分は偉い」という考えは何も間違(まちが)っていません。そのとおりであり、実に偉い人だと言えます。
そういう肯定的な考え方をしてください。
---owari---
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