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外国人労働者を受け入れるな!!(移民受け入れは亡国の考え)

2019年04月09日 | 政治・経済
今日は国際関係アナリスト・北野 幸伯さんのメルマガからお伝えします。
以下はAI活用についての展望を質問された北野さんのご意見です。
少し長文になりますがあしからず。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私にも、さっぱりわかりません・・・・。

わからないですが、
「国は、これからAIをどう活用すべきか?」について、書いておきましょう。
質問に対する回答とはいえず、申し訳ありません。

AI普及で、奪われる職業
15年ぐらい前のことです。
私は、コンサル会社もやっていて、某自動車会社のお手伝いをしていました。

超カリスマ改善マンが、「自動運転車」「無運転手車」について話してくれました。
「近い将来、運転手はいらなくなるよ」と。

その話を聞いて、私は「マジですか!?」といいました。
ところが、今では「自動運転車」が現実化しています。
時の流れは速いですね。

AIは急速に進化しています。
オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン博士によると、
AI普及で消える職業」は、以下だそうです。

・銀行の融資担当者
・スポーツの審判
・不動産ブローカー
・レストランの案内係
・保険の審査担当者
・電話オペレーター
・給与・福利厚生担当者
・レジ係
・娯楽施設の案内係
・チケットもぎり係
・カジノのディーラー
・ネイリスト
・クレジットカード申込者の、審査・調査を行う作業員
・集金人
・弁護士助手
・ホテルの受付係
・電話販売員
・仕立て屋(手縫い)
・時計修理工
・税務申告書代行者
・図書館員の補助員
・データ入力作業員
・彫刻師
・苦情の処理、調査担当者
・簿記、会計監査の事務員
・検査、分類、見本採取、測定を行う作業員
・映写技師
・カメラ、撮影機器の修理工
・金融機関のクレジットアナリスト
・メガネ、コンタクトレンズの技術者
・殺虫剤の混合、散布の技術者
・義歯制作技術者
・測量技術者、地図作製技術者
・造園、用地管理の作業員
・建設機器のオペレーター
・訪問販売員、路上新聞売り、露店商人
・塗装工、壁紙張り職人

このリストを、子供に見せた方がいいかもしれません。
「この職を目指すのは避けた方がいいよ。
AIがやるようになるからね」と。

軍隊も変わりそうです。
数年前テレビでみました。

米軍のある男性が、アメリカにある軍のオフィスにいく。
そこで、アフガニスタンやイラクにある無人機を操り、敵をリアルに爆撃する。
爆撃し、敵を何人か何十人か殺し、その後コーヒーを飲んで、ホッと一息。
時間が来ると、自動車で自宅に戻っていく。

こういうことは、もう現実に起きているのですね。
そして、アニメの世界だけだと思っていた、「ロボット軍」も将来現実化しそうです。

AIの進歩が目覚ましい。
それで、映画「ターミネーター」のように、「人類に反乱するのではないか?」と真剣に恐れている人たちもいます。

しかも、「陰謀論者」ではありません。

物理学者ホーキング博士は、「AIの発明は、人類史上最大のできごと。
しかし、『最後』のできごとになる可能性がある」といっている。

マイクロ・ソフト創業者のビル・ゲイツも、テスラのイーロン・マスクも、
AIの反逆、反乱を、マジメに心配している。

そうはいっても、「開発競争」は止まらないでしょう。

▼3K外国人労働者大量受けれは、亡国の道
20年後、30年後、AIがどうなるか、私にはわかりません。

しかし、日本のリーダーたちは、「時流」を見据えてAIを活用するべきです。

時流とはなんでしょうか?
少し考えてみましょう。

日本国内で現在最も問題視されているのは、「少子高齢化」でしょう。

私は、「少子化は解決可能」と考えています。
実際、ロシアは、短期間で劇的に出生率を増やした実績がある。

ここでは詳述しませんが、興味のある方は、こちらをご一読ください。↓

ま、それでも一般的には、「少子高齢化」「人口減少」は「不可避」と思われている。

そこから出てくるのが、「外国人労働者、移民の大量受け入れも不可避」という話。
しかし、このロジックは、「亡国」です。

なぜ?
「人口が減少するから、外国人労働者、移民を大量に入れなければ」
と主張する人が、決して触れない「事実」「本音」がある。

それは、
「日本人は『3K労働』をやりたがらない。だから、貧しい外国人にやらせよう!」

これが、動かしがたい「事実」「本音」です。
欧米は、こういう「差別的動機」で、大量に移民を受け入れてきた。

ところが、移民2世、3世がISに入り、頻繁にテロをするようになった。
あるいは、ISが難民に紛れてやってきてテロをする。

それで、嫌気がさしたイギリス人は、「EU離脱」を選択した。
アメリカ国民は、トランプを大統領にした。

そう、「移民に3K労働をさせよう」という政策は、欧米で失敗しているのです。

日本人の賃金水準は下がり、職を奪われる人がでてくる。
そのうち「外国人排斥運動」が盛り上がってくる。

外国人労働者の一部は、低賃金、長時間労働に嫌気がさし、反逆を企てる。
麻薬のバイヤーになったり、売春に走ったりする。

あるいは、マフィア化する。

これら、欧米やロシアで起こっている問題。
その根本的理由は、
「自国民がやりたがらない3K労働は、貧しい外国人にやらせればいいさ!」

という「差別的動機」で外国人労働者、移民を受け入れたことです。

(@同じ外国人労働者、移民でも、シリコンバレーのように優秀な人材を入れるのには、賛成です。)

▼国が、AI普及進めるべき分野は?
90年代、IT革命が起こり、世界は全然違うものになりました。
これからAI革命が起こり、世界は、また全く異なるものになるでしょう。

「AIを制する者が、世界を制する」
AIには、非常に高度なものと、そうでないものがあります。

国は、日本が競争に負けないよう、高度なAI開発を支援する必要があるでしょう。

しかし、同時に、「少子高齢化で起こってくる問題をAI普及で解決する努力」も必要です。

それは、なんでしょうか?
たとえば、「介護ロボット」の開発と普及です。

「高齢化社会」には、必須ですね。

これを、「貧しい外国から人を入れて、日本人が嫌がる仕事をさせよう」などと、
差別的考えをもつべきではありません。

あるいは、「肉体労働ロボット」「農業ロボット」。
農業も、「高齢化が深刻だ」というのなら、ロボットにやってもらえばいいのです。

AIには、人間の暮らしを楽に豊かにする可能性がある。
一方で、「ターミネーター」のように、反乱を起こすリスクもある。

この件については、いずれ「AI規制」の国際会議が開かれルールが定められていくことでしょう。

しかし、今は国が、「AIをどう活かしていくか?」を考え、投資していくことが大切です。

---owari---
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