だんだん、老いの時節を迎える方は、それを「迎え撃って」いかなければならないということです。
中曽根(康弘)元総理は、百歳ぐらいになっても、まだ頭も体もシャンとしておられます。頭も体もまだ強いので、「昔の海軍は、なかなか畏るべしだなあ」と思っているのです(注。中曽根康弘氏は戦時中、内務省から海軍短期現役制度により海軍主計中尉に任官し、終戦時には海軍主計少佐となった)。
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(習慣⑤「若いころに手がけたもの」をやり直してみる)
特に、年を取ってからリスタートし、やり直す場合には、自分の若いころを振り返ってみて、「昔、少し手がけたけれども、途中でやめてしまったことを、続きから始められないか」ということを考え、そのあたりから始めると、やりやすいことがあります。
スポーツであれば、少しでもやったことがあるものを、また、やり始める。勉強でも“途 . . . 本文を読む
(習慣④「努力の習慣」を身につければ、頭が活性化してくる)
ボケないためには、語学もよい教材ですが、ある程度才能も要るので、それに向かない方の場合には、ほかのものでもいっこうに構わないと思います。別に、英語でなくてもよく、国語、つまり日本語の言葉を憶えることでも構わないと思うのです。
とりあえず、何か「努力の習慣」を身につければ、目覚めてくるというか、頭が活性化してくることがあ . . . 本文を読む
(習慣③運動も勉強も、少しずつ継続していくと、だんだん楽になる)
五、六十歳ぐらいの人たちは、「腹筋を千回できる」と聞くと、「私にはできない。それは無理だ。血圧が上がって、血管が切れるかもしれない」などと思うでしょう。
ただ、いきなり千回はできないので、やはり、十回や二十回といった少ない回数から始めなくてはなりません。そして、慣れてくると、マラソンの走行距離と同じで、少しずつ少 . . . 本文を読む
習慣②(「Be Positive ビーポジティブ」を心掛け、積極的に生き、自分をほめる)
あとは、「志」だと思います。
今、人間の寿命は延びており、「2100年ぐらいまでには、日本人の平均寿命は100歳近くまで行くのではないか」とも言われています。
ただ、「平均寿命」と「健康寿命」、すなわち健康で生きられる年齢には、数年から十年ぐらいの差があります。
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