今日から、老いても朽ちないための「知的で健康なエイジレス生活」について、5回に分けてお届けします。
習慣①(頭も体も常にこまめな「鍛錬」が要る)
世間では、年齢相応に扱われているうちに年齢相応になってくることが多いので、それに抵抗して頑張るべきです。
知的な部分の鍛錬には、足腰の筋肉の鍛錬とよく似ているところがあるので、頭をこまめに動かしていけば、 . . . 本文を読む
マスメディアは、「反戦平和」を叫ぶ市民運動に関してはフレームアップに近い報道をする。たとえば、平成27年夏の安全保障関連法案への反対運動を彼らはどう伝えたか。
≪「廃案、ハイアン」、世代超えNOの波 国会前に集結≫という見出しの「朝日新聞」(デジタル版・平成27年8月30日)記事には、こう書かれている。
<8月最後の日曜日となった30日、安全保障関連法案に . . . 本文を読む
平成27年9月19日、国会は「平和安全法制整備法案」と「国際平和支援法案」を成立させた。これが多くのメディアと政党が「戦争法案」と勝手に呼称して非難した安全保障関連法案の正式名称である。
国民のどれほどが正式名称を知っていたか。「平和安全法制整備法案」は自衛隊法や武力攻撃事態法など十本の改正を一括したもので、「国際平和支援法案」は他国軍の後方支援を随時可能にする新法である。
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俺たちの祖父は狂信者ではない。苛酷な時代を懸命に生き、自分以外の誰かに人生を捧げたのだと。
旧態依然の日本人には、この感覚はわからない。「公共や国家のために個人が犠牲になってはならない。その必要はない」というのが戦後の人権観、人命尊重である。
「個人の尊重こそが唯一無二の価値で、国家に奉仕や献身を求められることなどあってはならない。自分以外の誰かのためにと考えるのは、最後に必ず . . . 本文を読む
『海賊とよばれた男』(講談社文庫)にも触れておく。主人公の国岡鐵造(出光佐三)は、大東亜戦争の敗戦のわずか二日後、奇跡的に焼け残った社屋で、将来の生活に不安と恐怖を感じている社員たちを前に、こう号令する。
「日本は必ずや再び立ち直る。世界は再び驚倒するであろう」
「わが社には最大の資産である人がまだ残っとるじゃないか」
「愚痴をやめよ」
「ただちに建設にとりかかれ」
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