このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

戦後教育で失われた「道徳」を取り戻すには(前編上)

2020年10月21日 | 日本
(敗戦によって崩壊(ほうかい)してしまった日本的な道徳)子供たちにも大きな影響力を持つテレビについて考えてみると、その情報の質はさまざまですし、正しいものも間違っているものも混在しているように思います。そのような多様な価値観があるなかで、自分の考え方を確立し、さらには、「自分を律する心」など、本来、道徳で教えるべき内容を、どのように身につけていけばよいのでしょうか。日本は先の敗戦後、日本の道徳は、 . . . 本文を読む
コメント

「社会的な秩序を守る」ことと「創造性」は両立するか(後編)

2020年10月20日 | 人生
(自由度が増すと、「創造性」は高まるが「堕落(だらく)」もしやすい)「生徒の自由度」が増していたほうが、創造性の高い人はやや出やすいものの、そこには、「創造性の高さ」と「堕落(だらく)しやすさ」の両方があるのです。管理教育がキチッとしていて、方針などがカチカチッと決まっているところでは、失敗は出にくいでしょう。生徒はいわゆる優等生になって、上席にある者、上司や先輩(せんぱい)などの期待に応(こた) . . . 本文を読む
コメント

「社会的な秩序を守る」ことと「創造性」は両立するか(前編)

2020年10月19日 | 人生
(「軍隊型」と「自由放任型」の対照的な二つの進学校)「大多数の合意のなかで、ルールを守っていく」ということは道徳で教える大切なことです。一方、「ルールを守っていたら、新しい価値はつくれない」という意見もあるわけです。そういう、「社会的秩序を守る」ということと、「新しいものを創造していく。常識を打ち破っていく」ということの関係性を考えてみましょう。学校を念頭において考えてみます。そうした管理社会のな . . . 本文を読む
コメント

道徳でどのような人物を育てればよいか

2020年10月18日 | 人生
(異性と隔離(かくり)することによって、人生に躓(つまず)くこともある)孔子(こうし)の『論語』で言えば、「男女七歳にして席を同じゅうせず」ですから、「小学校に上がった段階から男女は席を並べてはいけない」ということになります。そのように、「話もしたらいけないし、席を隣(となり)にしてもいけないから、分ける」ということであれば、小学校時代から、男子校、女子校というようにキチッと分けなければいけないこ . . . 本文を読む
コメント

それぞれの心の領域を調和させる(後編)

2020年10月17日 | 人生
([心の領域と使い方④]―心のいちばん上に立つべき「悟性」)「心」の領域には分けて捉(とら)えられるものがいろいろあります。要するに、心のなかのさまざまな面として、「喜怒哀楽」の感情から始まり、「意志」の領域、「理性」の領域、「知性」の領域があるわけです。さらに、大事なこととして、勉強しなければ、あるいは、それに接しなければ決して生まれない領域として、もう一つ「悟性(ごせい)」というものがあります . . . 本文を読む
コメント