へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

今こそ、歴史を学ぼう!

2013-04-09 06:32:40 | 日々雑感
 世界史:1/400、数学:390/400

 これが、高校時代の私の成績だ。この頃から、「好きなものは好き、嫌いなものは嫌い」と好き嫌いが非常にハッキリしていた。

 数学は、買い物で損しない程度の足し算・引き算ができればいいと思っているくらいで、我が人生に何故に必要か全くわからない。

 だが、歴史、こと、世界史は、そこに「人類の叡智」が詰まっている・・・まさにロマンであり、スペクタクルなのである。

 人生に躓いたら、歴史に聞け!とさえ思っている。


 北朝鮮が不穏な動きを見せている。だが、そもそもこの北朝鮮なる国は、いったい、いつ出来たのか?

 韓半島は、百済や高句麗といった国が統治し、もともとは一つの民族、一つの国家だった。それを引き裂き、憎しみの恩讐に追いやったのは誰か?

 答えは、金日成誕生秘話に隠されている・・・金日成は、どのようにして誕生したか?

 米ソ冷戦時代、共産主義VS資本主義の時代に旧ソ連が、韓半島の共産化を狙って、北朝鮮に英雄となる人物を仕込んで送り込んだ。これが「金日成」、現在の国家主席の爺ちゃんである。

 その前に、もともと一つの国家だった韓半島を引き裂いたのは誰か?これは、まさしく第二次世界大戦直後の、朝鮮戦争直後の欧米列強である。

 現在のアメリカは、北朝鮮のコントロールを中国にゆだねているが、それは間違っている。尻拭いすべき本来の相手は中国ではなく、ロシアなのだ。(ロシアは、俺がしたことじゃない。旧ソ連がしたことだ、なんて言うかもしれないが。)

 同じように、中東情勢、常に火種が絶えないイスラエルとパレスチナの問題・・これも、責任はイギリスにある。イギリスがイスラエルに「お前の国を創ってやる。」なんて口約束をした結果が、パレスチナにしてみれば、「侵攻」なのである。

 ともに種をまいた連中は、まくだけまいておいて後始末はしない。なぜなら、もはや、その地に「うまみ」は無いからだ。資源が出れば別な態度に出るであろう。アフリカに積極進出する中国のように・・・

 
 北朝鮮が暴発すれば、中国は加担せざるを得ない、という見方もある。北朝鮮・中国VSアメリカという最悪のシナリオ・・・その間に位置する国・ニッポンは、もはや傍観者ではいられない。

 隣でドンパチ、ヤクザの抗争が始まったから、ここは物騒だ。もっと安全なところへ引っ越そう!とヤドカリのようにニッポン列島を丸ごと背負って移動する・・・なんてことは残念ながらできない。
 
 世の中の動きがめまぐるしい中、だからと言って「今」だけを見て判断するのは非常に危険である。その地域の遠い過去からの歴史をひも解けば、なんらかの解決策、とまでは行かなくとも、方向性は見えてくるのかもしれない。
コメント
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