おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第5・853

2009-09-26 | 万葉集巻5
【あさりする 漁夫の子どもと人は言へど 見るに 知らえぬ うま人の子と】
  
身分の高い 旅をしている人が、松浦川で魚を釣っている、少女を見て詠まれた歌です



1991年10月10日、18年前犬養孝先生、清原和義先生とともに、この歌が読まれた場所を訪れました

私のスケッチブックに玉島神社から玉島川を見おろした写生が残っています

玉島神社には神功皇后が祀られていて、川の返に神功皇后がお立ちになられて、釣りをなされた 石がありました


山深い清流で、神聖な若い女性が 鮎を釣っていたのですね

【あすか古京を守る会】で万葉旅行にあちこち行った頃が懐かしいです

この旅がきっかけになって、写生帳にいっぱい描いてある思い出をみながら


【於良の万葉浴】の制作が始まりました

この頃 アメリカにいた、長男の福川宗平から電話があって、「他のミリオンの人を、ほのかにする絵をかくように」と励ましを受けて

頑張りました。


この【於良の万葉浴】は折帖になっていて、懐紙判(A3)なので8kg~ 10kgあって、重いのです、

いつかは、ひろ~い場所に、今まで制作した【於良の万葉浴】を広げて、全部見てみたいです

私のライフワークの気ままな書画の【於良の万葉浴】

この筆遊び

万葉集4516首あるのですが

その中で

【於良の万葉浴】は
ただ今857!

これ


命つきるまでに



最後まで



到達


できるのでしょうか

皆さまのご声援

いただきとうございます

 ありがとう於良

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