おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

ありがとう 福川伝治さん( 小学校の同窓会 )

2009-10-10 | 

 
                        65年ぶりに 

                        同窓会に行った時のことです

 「 あっ僕ね 

おまん(あなた)が 

 嫁いだ家の 

                          ご先祖さんが 

                        住んでいた 

                      家に 

                       住んでまんねん(いますよ) 」

 と 

  同級生の男性に 

    声をかけられました

                          なんでも 

                        その方は 

                          福永家に 

                            婿養子に入られて

  福川という名前の 

 家が 

  たくさん並んでいる 

     村に

                            住んでいる

                          と 

                        いうこと 

                         でした

   私が嫁いだ 

 福川家の 

  お墓は

           私の実家 

            吉岡家の大山田村

               阿波から

                   10km. 位離れた

               千戸( せんど )という 

                  伊賀国一宮の敢國神社さまの 

   裏 

あたりの 

 場所にあって

    どうやら

                              この 

                          福川村みたいなところは

                       お墓から 

                        500m位離れた 

   小さい

ぉ山のあたりに 

  あるようで

                                すぐに 

                             同級生の 

                           福永君を 

                            訪ねて行きました

   私の

 夫の 

  幸勇さんの 

                          おじいさんの 

                       万平さんは

                    昔そのあたりで 

                       農業をしていて

      何かの 

  保証人になって

全財産なくして 

 残った土地を 

   売り払って

                          ちゃんとしてから

                       伊賀上野の 

                     町に出てきて 

                      ぉ商売を始めた 

      と 

   いうことは

嫁の私でも 

 知っていました  

    けれど

                       昔

                     どのあたりに 

                      住んでいたのか 

                         私には全く 

   わからなかったのです

 福永君の家の 

横の 

 ぉ山へ続く

   小さな道を登って行きますと

                             小さなお社が 

                           あって 

                            そこに

  20cmほどの 

 石が 

  まつられていましたので

                       手を合わせて 

                      山から降りて  

                       きましたら

         そこは 

  福川伝治さんという人の

 家で 

  伝治さんとばったり

   お会い致しました

                          そこで 

                        先程の 

                         石のことを 

                           申しあげましたら

   「 あの石はな~  

おまん(あんた)の  

 先祖さん方と 

   三軒の家で 

                       守って来た石で 

                     言い伝えでは  

                       この石を

                        毎日3回持ち上げて

    コンコンコンと 

 鳴らすようにと 

   絶対に 

 1日でも休んではいけない 

                             この石は 

                          もともと 

                       3っつあって 

                         ひとつは 

                        天皇さんが持って行った 

   モウヒトツは 

 京都に 

   ある らしい 」 

         と 

       おっしゃって 

        万平おじいちゃんや

                        夫の母の 

                      よねさんの 

                        小さい頃の 

    家で 

  蚕を 

   育てていた話など


                             いろいろ

                           お話を 

                            してくださいました

  夫の 

父は 

 福川吉宗という人ですが 

  ご養子さんでしたので

                          その頃は 

                       おられなかったのです

                     なので義母の 

                       幼少の頃の

   様子を 

 よく覚えて 

   おられました

                           伝治さんは 

                        毎日毎日毎日 

                      石を拝んで 

                       山田錦という 

                         特別なお米を

  丁寧に 

作り続けて 

 天皇様から表彰して頂いて

                          御皇居まで 

                           行かれたことが

   生きる支えとなって 

 おられるような 

   幸せなお顔の方で

           田畑は 

        線をピチーと 

         定規で引いたように

                      きっちりと   

                       どの 

                      福川さんもなさっておられるのは 


       まさに 

    夫も 

 そのような性格で 

  ここの血脈を感じます

                             私の 

                          阿波村の 

                        血筋は 

                         バラバラ~リーノで 

  よく言えば 

自然のまま 

  という血が 

 流れている感じなのは

                             その土地に 

                         足を踏み入れた 

                       とたんに 

                         理屈抜きで理解できますね

 この山の 

中から 

 福川城跡というのが出てきたと 

   教えて頂きました 

                            なんか 

                        変わった言い伝えがある村で 

                    それぞれの家に 

                     守らなければならない 

    約束があるらしく  

  かぼちゃを 

植えてはいけない 

 という 

  福川さんもありました

                             伊賀忍者の 

                         まさに 

                      ど真ん中のところで 

                       親戚には服部という人もいますし

 本籍は 

  伊賀市忍町です

                            この不思議な 

                          石のお陰様で 

                        今があるのかもしれないですし

  この 

石が 

 同窓会で 

  存在を伝えて来た 

                            とも 

                          感じ  

                           ました

      私は 

明日香古郷を守る会で 

  犬養孝先生から

                           神功皇后さまの

                         鎮懐石のことを 

                       詳しく説明された 

                        文の

   拓本万葉集を 

手渡され 

  これを 

ちゃんと表具して

                      人々に 

                   見て頂くようにと 

                     頂いていました

なんとなく 

 気になって

                             見てみましたら

                         なんと 

                       そこに 

                         書かれてあった 

  詳しい 

寸法が 

  ドンピシャなので 

 鎮懐石と呼ぶことにしました

                           この鎮懐石に 

                         出会ってから 

                          いろいろと不思議なことが 

 起こって 

  来たように思います

        その後

      壱岐の島から 

       占部英幸さまという

                      ご先祖様が 

                    御皇室の占いを 

                     骨で行なっていたという 

     不思議な 

  ぉ血筋の方が  

   突然 

 自宅に泊まりに来られて

                              その 

                          占部さまの 

                        畑の中からも 

                         同じ寸法の

   ドンピシャの 

 石が出てきて 

  鎮懐石の

   ご縁で 

                               出会った 

                           のではないか 

                          と 

                           説明して頂きました

                   どうやら

               福川さんは 

             太古の昔に 

              壱岐の島から伊賀にやって来て

   福川城を 

 作ったそぅで 

  太古の昔のロマンに 

                           日頃から 

                       どっぷりの 

                      私ですから 

                       心ときめきます

        壱岐には 

    福川荘という 

 民宿があるそうなので 

  いつかは幸勇さんと行ってみたいです

                            でも

                         ご先祖様は 

                       子孫に 

                        何かを伝えて来られるのですね

   ご先祖様が 

 大切にした 

   石に出会えて

    感謝しています

                  ありがとう伝治さん 





                                                              ありがとう於良


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2 コメント

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Unknown (こてつ)
2010-03-04 07:22:54
愛知県在住の福川です。
この名字はシャチハタにもないので知られていないと思い打ち込みましたら出てきたのでびっくりしました。
今度福川荘に行ってみたいです。
返信する
びっくり! (Unknown)
2013-03-12 21:35:34
はじめまして、こちらのページを拝見してとてもビックリしました。千戸在住の、伝治の孫です。
元気だった頃のおじいちゃんが目に浮かぶようで、こちらのブログを拝見してとても嬉しい気持ちになりました。

また、私も祖父・伝治の遺去をきっかけに福川のルーツを追いはじめたものですから、とても参考にもなりました。
上手く言えませんがこの記事がとても嬉しいです。
ありがとうございます。
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