おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第6・978

2009-12-03 | 万葉集巻6

 

【  士(をのこ)やも  空( むな )しくあるべき  万代(よろづよ)に  語り継ぐべき  名は立てずして  】


                                山上憶良


    後々万代に

 語りつがれる 

   ような

         名声も立てずに

                        男子たるものは

                   空しく死んで行って 

                    よいわけがないです



      このぉ歌に

  こたえるように 

追和(相和)して 

 作られました歌が

           万葉集巻第19・4164

                        万葉集巻第19・4165

                     大伴家持さまが 

                       歌った2首です

             士( をのこ )は

   男子のことで 

伏せは 

  立てず

                              山上憶良さまが

                          重病になられました時の

                         歌です 

                             山上憶良さまは

               藤原八束(やつか)さまが

  お見舞いにつかわされました

河辺朝臣 

  東人(あずまびと)の方に

       向かって

                           しばらく

                        なみだをふいて 

                          悲しんで

                   嘆いて

   この歌を

うたいました 

 と

    おっしゃって

               しばらく沈黙

                           は

                          もはや 

                              死を

                 覚悟された

    山上憶良さまが

 ご自分の  

  人生を回想されて

         歌われたのですね

                           人は

                         死を  

                          意識したとき 

                        ただただ

   生かされていることに

 感謝 

   できるのですね

                               あしたは

                            新発見な 

                             発想が

                       ふってくるような日だそうです

               どんな

  発見が

あるのか 

 楽しみですね

                              おやすみなさい

                   ありがとう於良


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