【 天地 ( あめつち ) の 初 ( はじめ ) の時 ひさかたの 天 ( あま ) の河原に 八百萬 ( やほよろづ ) 千萬 ( ちよろづ ) 神の 神集 ( かむつど ) ひ 集ひまして 神はかり はかりし時に 天照らす 日女 ( ひるめ ) の命 天 ( あめ ) をば 知らしめせと 葦原 ( あしはら ) の 瑞穂 ( みずほ ) の国を 天地 ( あめつち ) の よりあひの 極 ( きはみ ) 知らしめす 神の命と 天雲 ( あまくも ) の 八重 ( やへ ) かき別 ( わ ) けて 神下 ( かむくだ ) し いませまつりし 高照 ( たかて ) らす 日の皇子 ( みこ ) は 飛ぶ鳥の 浄 ( きよみ ) の宮に 神 ( かむ ) ながら 太敷 ( ふとし ) きまして 天皇 ( すめろぎ ) の 敷きます国と 天 ( あま ) の原 磐門 ( いわと ) を開き 神上 ( かむあが ) り 上 ( あが ) りいましぬ 吾 ( わ ) が大君 ( おおきみ ) 皇子 ( みこ ) の命 ( みこと ) の 天下 ( あめのした ) 知らしめしせば 春花 ( はるばな ) の 貴 ( たふと ) からむと 望月 ( もちづき ) の 滿 ( たた ) はしけむと 天下 ( あめのした ) 四方 ( よも ) の人の 大船 ( おおふね ) の 思ひたのみて 天 ( あま ) つ水 ( みず ) 仰 ( あお ) ぎて待つに いかさまに 思ほしめせか つれも無き 眞弓の岡に 宮柱 ( みやばしら ) 太敷 ( ふとし ) きいまし みあらかを 高 ( たか ) 知りまして 朝毎 ( あさごと ) に 御言 ( みこと ) 問 ( と ) はさず 日月 ( ひつき ) の敷 多 ( まね ) くなりぬれ そこ故 ( ゆえ ) に 皇子 ( みこ ) の宮人 ( みやひと ) 行方 ( ゆくへ ) 知らずも 】
日並皇子 ( ひなみしのみこ ) = 草壁皇子 挽歌
思ってぃましたら
いつも
五十鈴川 (写真)さまの
ぉ水の中で
手をあわせ
禊 ( みそぎ ) を
させて頂きますとき
大祓詞 ( おおはらへのことば ) を
もぅしぁげ
ぉ祈りさせて頂く
その
祝詞にょく似てぃます
それが
万葉集から
お命尽きてしまわれました
草壁皇子 ( 日並皇子 ) さまに
このお歌
私たちが
清らかにするときに
歌ってぃます
言霊 ( 万葉集巻第13 ・3254 )
いったい
どのょぅなことを
言ってぃるのでしょう
太古の昔
天地の始まりのとき
高くのぼって
天となって
重くて
地となった
けれど
清らかで
かたまらなかった
だから
天が
あとから
大地が
定まって
そのあとに
神さまが
固まって
大地が定まって
天上にある
あらゆる神々さまが
お集まりになられました
イザナミさまは
天照大神
あを海原をおさめ
スサノオさまは
天下をぉさめられなかったので
アマテラスさまの
芦原中国の
主として
天孫降臨
皇孫さまは
ぉはなれになられて
日向国の