【 はしきやし 我家( わぎへ )の毛桃( けもも ) 本繁( もとしげ )み 花のみ咲きて 成らざらめやも 】 かわぃぃ わが家の 毛桃さま ねもとから
小枝がぃっぱぃ ぉ花が咲ぃて
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【 常( つね )ならぬ 人国山( ひとくにやま )の 秋津野( あきづの )の かきつはたをし 夢( いめ )に見しかも 】 ひと は
生き通しの心 人国山 秋津野のかきつばた 夢のなかで ぃとしぃぁなたさまと ぃっしょ . . . 本文を読む
【 ぬばたまの 夜( よる )さり来( く )れば 巻向の 川音( かはおと )高しも あらしかも疾( と )き 】
新月さまの 静かな夜 ぉこしぃただけますと 巻向川の ぁ水のながれのはやぃ . . . 本文を読む
【 朝霞( あさがすみ ) 春日( はるひ )の暮( く )れば 木( こ )の間( ま )より 移ろふ月を 何時( いつ )とか待たむ 】
朝の
かすみたなびかれた はるの光 &nbs . . . 本文を読む
【 山吹( やまぶき )の 咲きたる野辺( のへ )の つほすみれ この春の雨に 盛( さか )りなりけり 】 高田女王 やまぶきが咲ぃてぃる 野はらのつぼすみれ 今の瞬間
春雨さまのなか
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【 朝( あさ )な朝( さ )な 我( わ )が見る柳 うぐひすの 来居( きい )て鳴くべき 森にはやなれ 】 まぃ朝
私のみる
柳さま
はやく
じょぅずな
ぅぐぃすさまが   . . . 本文を読む
【 石走( いはばし )る 垂水( たるみ )の上( うへ )の さわらびの 萌( も )え出( い )づる春に なりにけるかも 】 志貴皇子 岩のぅぇを ほとばしりながれます 滝のほとりに わらびの . . . 本文を読む