おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第14・3550

2014-07-18 | 万葉集巻14
【  おして否( いな )と  稲( いね )は搗( つ ) かねど  波のほの  いたぶらしもよ  昨夜( きそ )ひとり寝( ね )て  】                            しんぼぅして    なぃって  稲をつぃて       ぃるわけではなぃの        波さまのょぅに                       . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1272

2014-07-17 | 万葉集巻7
【  太刀( たち )の後( あと )  鞘( さや )に入野( いりの )に  葛( くず )引く我妹( わぎも )  ま袖( そで )もち  着せてむとかも  夏草刈( か )るも  】                   太刀が    さやに  はいるような       入野で葛をひいている             あなたょ         . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3549

2014-07-16 | 万葉集巻14
【  多由比潟( たゆひがた )  潮満( しほみ )ち渡る  いづゆかも  かなしき背( せ )ろが  我( わ )がり通( かよ )はむ  】                               多由比潟に   母なる海のぉみず  ぃっぱぃ        みちてぉられる                     . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3563

2014-07-15 | 万葉集巻14
【  比多潟( ひたがた )の  磯( いそ )のわかめの  立ち乱( みだ )え  我( わ )をか待つなも  昨夜( きそ )も今夜( こよひ )も  】                           比多潟の   磯の  わかめのように        想いみだれて                        &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3562

2014-07-14 | 万葉集巻14
【  荒磯( ありそ )やに  生( お )ふる玉藻( たまも )の  うちなびき  ひとりや寝( ぬ )らむ  我( あ )を待ちかねて  】                            荒磯で   生きている   玉藻のように         さみしく          ひとりで                     & . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1271

2014-07-13 | 万葉集巻7
【  遠くありて  雲居( くもい )に見ゆる  妹( いも )が家( いへ )に  早く至らむ  歩( あゆ )め黒駒( くろこま )  】               遠くにいて  雲の     むこうにみえる       あなたのところへ                              &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3553

2014-07-12 | 万葉集巻14
【  味鎌( あじかま )の  可家( かけ )の湊( みなと )に  入( い )る潮( しほ )の  こてたずくもか  入りて寝( ね )まくも  】                            味鎌の    可家の  みなとは    どこかわからないけれど                            & . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3473

2014-07-11 | 万葉集巻14
【  佐野山( さのやま )に  打つや斧音( をのと )の  遠( とほ )かども  寝( ね )もとか児( こ )ろが  面( おも )に見えつる  】                          佐野山で    うつ  おのの音のように        とおくても                        &nbs . . . 本文を読む

万葉集巻第7・1162

2014-07-10 | 万葉集巻7
【  的形( まとかた )の  湊( みなと )の渚鳥( すどり )  波立てや  妻呼び立てて  辺( へ )に近付( ちかづ )くも  】                   三重県松坂市    東黒部町ぁたり  ぃまは吹井の浜と    ぃわれてぃます         的形                   & . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3476

2014-07-09 | 万葉集巻14
【  うべ児( こ )なは  我( わぬ )に恋( こ )ふなも  立( た )と月( つく )の  ぬがなへ行( ゆ )けば  恋( こふ )しかるなも  】                        無理もないょ   あなたが       逢いたがるのは                          . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3264

2014-07-08 | 万葉集巻13
【  年渡る  までにも人は  ありといふを  何時( いつ )の間( ま )にそも  我( あ )が恋( こ )ひにける  】                        ぃちねんでも   ぁわなぃで     ぃてられるひとも                 ぉられるのに                    . . . 本文を読む

万葉集巻第13・3234

2014-07-07 | 万葉集巻13
【  やすみしし  わご大君( おほきみ )  高照( たかて )らす  日( ひ )の皇子( みこ )の  聞( き )こし食( を )す  御食( みけ )つ国  神風( かむかぜ )の  伊勢( いせ )の国は  国見ればしも  山見れば  高く貴( たふと )し  川見れば  さやけく清( きよ )し  湊( みなと )なす  海も広し  見渡す  島も名高( なだか )し  ここをしも  . . . 本文を読む

万葉集巻第14・3496

2014-07-06 | 万葉集巻14
【  橘( たちばな )の  古婆( こば )の放髪( はなり )が  思( おも )ふなむ  心愛( うつく )し  いで我( あれ )は行( い )かな  】                          たちばなの   こばの  おさげ髪が    逢いたいだろうょ                                その                         . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3157

2014-07-05 | 万葉集巻12
【  我妹子( わぎもこ )に  またも近江( あふみ )の  安( やす )の川( かは )  安眠( やすい )も寝( ね )ずに  恋( こ )ひ渡るかも  】       あなたに   また逢うという  近江の       琵琶湖に流れる                              &n . . . 本文を読む