こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

デルフィニウム

2014-07-10 22:08:04 | 季節・花
8月に、二人目の出産を控えた次女が、○ちゃんと一緒にやってきました。

お昼過ぎに○ちゃんの背丈ほどある、大きな箱の荷物が届きました。
差出人は、長女の名前。


開いてみると、中から出てきたのは、白いバラをブルーの可憐な花が囲んだ花かご。

娘たちからの「一日遅れの誕生日プレゼント」でした。

一日遅れにしたのは、私がほとんど留守なので、次女が帰ってきてから受け取れるようにしたそうです。


ブルーの花は、デルフィニウムという初めて聞く名前。

北海道は襟裳岬の北西、穂高郡というところで育てられた花だそうです。


若いころ、歩いた北アルプスや東北の山で出会った高山植物を思い出すような風情の花たちです。

添えられたカードには「野生種は、冷涼な高地に自生している」とあります。

日高郡には花つくりの農家が53戸。ほぼ全員が、デルフィニウムを育てているそうです。

北の国の爽やかな風に、ブルーの小さな花が揺れる花畑を、思い描いてみます。


「どこへ置いたら一番いいだろう」と、花かごを持って家の中を歩きます。

やっぱり食卓のテーブルの真ん中に置きました。

家にいる時間、一番長く過ごすのがここなので。


東京と、大阪と、ソウル。

離れて暮らす娘たちが、電話かメールかスカイプか、連絡取り合って相談してくれるということが、何より嬉しい母なのでした



コメント
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