私は観る機会がなかったが、観た人からたくさんの感動の声を聞いた、映画「アンダンテ~稲の旋律」の原作者が自身の心の軌跡を綴った本。
「いい子」を演じようとした子どもの頃。
進路をめぐる悩みとつまづき。
10年近くの「ひきこもり」。
小説を書く。映画になる。新たな出会い。
著者は「ちっぽけでのどかな経験」と呼ぶが、渦中にいるときは「ちっぽけ」でも「のどか」でもなかったに違いない。その体験を、「自分」をみつめ書くことによって、次のステージに上がろうとしたのだと思う。
書いてくれたおかげで、読む者には「初めてわかる」ということがある。
ひきこもっていた私などを楽にさせてくれる接し方や社会のあり方といったものは、きっと不登校やひきこもりの人だけでなく。いまの社会全体にとって必要なことなんだろう、それを喉から手が出るくらい求めている人がこの時代にはたくさんいるはずだ、と感じされられます。(本文中より引用)
著者;旭爪 あかね(ひのつめ あかね) 1966年 東京生まれ
発行所;新日本出版社
「いい子」を演じようとした子どもの頃。
進路をめぐる悩みとつまづき。
10年近くの「ひきこもり」。
小説を書く。映画になる。新たな出会い。
著者は「ちっぽけでのどかな経験」と呼ぶが、渦中にいるときは「ちっぽけ」でも「のどか」でもなかったに違いない。その体験を、「自分」をみつめ書くことによって、次のステージに上がろうとしたのだと思う。
書いてくれたおかげで、読む者には「初めてわかる」ということがある。
ひきこもっていた私などを楽にさせてくれる接し方や社会のあり方といったものは、きっと不登校やひきこもりの人だけでなく。いまの社会全体にとって必要なことなんだろう、それを喉から手が出るくらい求めている人がこの時代にはたくさんいるはずだ、と感じされられます。(本文中より引用)
著者;旭爪 あかね(ひのつめ あかね) 1966年 東京生まれ
発行所;新日本出版社