生活保護は、憲法25条に基づく国民の権利。
その制度の活用は、困っている本人の申請から始まる。
だから、「申請する」ことは、誰にでも保障されている権利です。
一生懸命働いてきた。
会社勤めはしたことがなく、ずっと夫婦で商売をしてきたので、年金は国民年金。
「それだけは暮らしていけないけれど生活保護だけは受けたくない」と、そんな呟きを、数日前にも聞いた。
市のホームページの「生活保護」のページが変わった。
生活保護の申請は国民の権利です。
目に飛び込む一行。そして・・・
・新型コロナで収入が減った、無くなった
・給料が少なくて生活ができない
・仕事を探しているが見つからない
・ケガ、持病の悪化で働けない
・私たちの年金では生活ができない
・親の介護が必要で働けない
・小さな子どもがいるので働く時間に制限がある
・身内からの援助が無くなった
様々な事情によって生活に困る場合があります。
生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですので、ためらわずにご相談ください。
難しい言葉で、制度の説明をするより先に、「困っているあなた」に寄り添う言葉。
生きる希望を失っている人がいたら、どうかこのページにたどりついて欲しい。
このページを印刷して、「生活保護だけは・・・」と言った人に届けたい。
安心して病院に行ってもらえるように。