こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

誰のための病院再編?

2022-03-11 17:55:09 | 泉大津市立病院問題

予算委員会5日目。

最後は、市立病院の会計予算案の審議でした。

 

5日間連続で、翌日と翌々日の質問準備の毎日は、なかなかハードですが、ブログの更新も気分転換もかねて続けてきました。

その日の質疑を振り返って、中心的なテーマではなくても、知ってもらえたら少しでも喜んでもらえそうなこと、役にたつかもしれないことをワンポイントで書くことにしました。

残念ながら、今日は、そうはなりません。

 

市立病院の再編計画、新病院の建設と、今の病院を産科・小児科だけにする計画。

収支計画(案)には、現病院の改修費用は含まれていないので、「それはいつ示されるのか?」と何度も聞きました。

「概算も、スケジュールも、今から試算するので示せない」(昨年6月)

「基礎調査の概要」なるものが、ペラっと一枚の資料で出たのが、昨年、8月の病院特別員会。

「基礎調査」とは「将来人口」から始まって、・・・・「再整備後のコンセプト」・・・。

 

新年度の予算案には、現病院の基本設計・実施設計の予算、1億5千万円余が含まれています。

当然、「基礎調査」は終わったものと思って聞けば、「まだ最終的にはまとまっていない」

「基礎調査」はコンサルに委託して(どこに委託しているのかは「言えない」と?!!!)いるそうです。

「施設整備の基本方針」も明らかでないのに、実施設計の事業者を指名競争入札で、新年度の初めには決めると言います。

常識的に言って、設計予算から概算の事業費は推測できるものですが、「それは言えません」。

 

驚いたことに、他の議員が「今、市立病院に通っている患者は、産科・小児科以外は府中病院に行くのか?」という質問。この2年間の議論は、何だったのか?と、言葉も出ない。

 

「コロナ禍で、病院経営は大変で、このままでは病院経営が続けられないのはますます明らか」という説明が繰り返されますが、ならば、市が今、進めようとしている「再編計画」で大丈夫なのか?

何一つ、説得力のある説明はされない。

市民の税金を使いながら、どこかのコンサルにお任せで、市民は置き去り。

これでいいのでしょうか?

いいはずないと思います!

 

「今日のお弁当」も最終日。

「さっと茹でて、天日で干した」という干しエビが、マイブームです。

大根おろしに混ぜても、白いご飯に乗せてもきれいです。

ニンジンは、ゆっくり時間をかけて炒めたら、とても甘味がでますね。

 

 

 

 

 

 

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おいしい給食を子ども達に

2022-03-10 19:02:28 | 市政&議会報告

「おいしくて栄養のある給食を。給食費はあげないで。」と昨年の6月議会で言いました。

他市に比べても1食当たりの単価が低い。

栄養士さんが、工夫して、献立を考えてくださっている苦労話をお聞きしました。

子ども達からは「カレーに肉が入ってなかった」の声も。

 

今日の質疑で、「30円程度の値上げが必要だが、コロナ禍で経済的に大変な家庭もあるなか、必要な値上げ相当分は市費で負担して、給食の質の改善・向上を図る」という説明でした。

実にささやかですが、「単価を上げて質をよくするために給食費をあげるか?」「給食費は据え置いて、ちょっと残念な給食でもがまんするか?」の2択の発想から、踏み出したのは、嬉しいことでした。

 

本当は「給食費は無償に」と言いたい。

学校給食は、教育の一環として、本来「無償」であって当然と思っています。

泉佐野市は、来年度も給食費の無償化を続けるそうです。

泉大津が、たった3ヵ月でやめてしまった、無償化を続けて3年目に入る泉佐野市。財源は、コロナ対策の国の臨時交付金を活用だそうです。

我が街でも、ささやかな一歩を、次の一歩に続けたいと思います。

 

 

今日のお弁当。

高野豆腐と冷凍のグリンピースの卵とじ。

今週は、市役所と自宅の往復で買い物にも行かず。でも冷蔵庫の中の残り物と乾物で何とかなるもんです。

 

明日は、国保、介護などの特別会計、そして病院会計。

なぜ、こんなに時計の針が進むのが早いのか?!

と驚きながら、まだまだ資料の山との格闘が続きます。

 

 

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コロナで学校、保育所が休みになったときの保護者の賃金保障

2022-03-09 23:26:44 | つぶやき

予算委員会3日目。

 

市役所の玄関手前、冬の間、ずっと楽しませてもらった山茶花。

多分、最後の一輪。

感謝をこめて、スマホのカメラに収めました。

 

商工費の質疑。

労働者への支援策も含まれているので、コロナで学校や保育所が休みになったときに、仕事を休む保護者の賃金を保障する「小学校等休業対応助成金」の活用状況についても聞いてみました。

「明日から保育所、休み。子どもは元気だけで、家において仕事にいけないし。

1週間も休んだら、生活できないし。」と悲鳴のような相談がありました。

私に届いた声だけでなく、困った保護者の方はたくさんおあられたことでしょう。

「助成金」は、子どもの世話のために仕事を休んだ保護者の賃金分を国が保障する「事業者支援」ですが、その制度があることを多くの保護者は知りません。

市のホームページでも、「事業者支援」の一項目。

支援を受けたい保護者の方々には届かないと思います。

事業主を通さずに、個人がハローワークに申請できる道も開かれましたが、個人申請で支給決定されたのはわずか380件ということ!(7日 参議院予算委員会 倉林議員の質問より)

 

制度があっても、知らなければ使えない。

使えなければ、ないのと同じ。

 

必要な情報を必要な人に届ける事の難しさ。

難しいけれど、いろいろ工夫、努力していくことかなあ・・・と考えています。

それはこの問題だけではないのですが。

 

今日のお弁当。

菜の花の塩漬け。春の味。

黄色い花が咲きかかっている茎は、小さな器にさしておいたら、すくすく育ちました。

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訪問理美容サービスが始まります!

2022-03-08 22:51:19 | 市政&議会報告

外出困難な高齢者の、ご自宅に理容師さん、美容師さんが訪問して、自宅に居ながら理美容サービスを受けられる。

「訪問理美容サービス」が、泉大津でも始まります。(今年の7月スタート予定)

近隣の自治体では、すでに行われているサービスで、私たちは「泉大津でも・・・」とかねてから、実施を求めてきたものです。

ボランティアで高齢者の入所施設を訪問している理容師の方から、「その日を楽しみにしている」という高齢者の声、笑顔。「それに自分が励まされる」というお話、聞いたことがあります。

年を重ねて、美容院などに行くのも大変になった高齢者の方が「身なりを整え、シャキッとして今日の一日を過ごす。」

ささやかでも心豊かな暮らしを応援する自治体のサービスの一つ。嬉しく思います。

 

予算委員会2日目。民生費、衛生費、農林水産費の質疑が終わりました。

明日は商工費から。

 

ネット配信もしています。市議会のHPから。

時間があったら覗いてみてください。

 

 

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「戦争」を語り継ぐこと

2022-03-07 17:59:40 | 憲法・平和

泉大津市が市民の戦争体験を集めて発行した「戦後50周年記念誌」が手元にある。

1995年、戦後50年の年に市民に呼びかけ、翌年、1996年2月の発行。

 

今年は、泉大津の市政施行80周年。

80年前といえば、1942年。

太平洋戦争のさなかに、大阪府下で7番目の市として誕生した。

80周年の記念行事についての報告を聞くなかで、「この街で暮らした人々の戦争の体験を、肉声で聴くことができるのは、今をおいてないかもしれない。」と思いいたった。

 

「50周年記念誌」には、当時、一緒に暮らしていた母が寄せた一文がある。

「私は、祈りをこめて孫達に戦争の体験を話して聞かせます。・・・・

命を捨てることが国を護る道と信じて逝った人達。

それに疑いを抱きながらも、なす術なく無言で散っていった人達。

私と同年代のそれらの若者達の声が、無念の想いが、50年を経た今、

私の胸の奥に鳴り響くのです。」

 

市民の「戦争体験集」は泉大津図書館シープラの書庫に保存してくれてありました。

貸し出しもしてくれます。読んでほしいなあと思います。

 

母が私の娘たちに折にふれて話してくれたように、あの頃、子どもだった方たち、まだお元気な方々がおられる今、私たちに、今の子ども達に「戦争」の話をして欲しい。

そして、未来に生きる人達に残して欲しい。

予算委員会の総務費の質疑のなかで、非核平和啓発費に関連して、そんな提案をした。

 

予算委員会第一目。一般会計歳出の、議会費、総務費質疑が終わりました。

明日は、民生費、衛生費です。

 

今日のお弁当。

かぼちゃは、水と調味料を入れて炊くより、電子レンジで適当な時間、チンとするのが一番簡単かつおいしいことに、最近、気が付きました。ふわっとラップをかけて、バターと醤油で味付け。

 

 

 

 

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平和をあきらめない

2022-03-06 20:15:21 | 憲法・平和

昨日、土曜日。

春の日差しが嬉しい、暖かい日でした。


近くのスーパー前で。

ウクライナの国旗、上のブルーは青い空を、下の黄色は畑の実りを表しているのだとか。

「ロシアによるウクライナへの侵略に抗議します」

若々しい声が響きます。

日本共産党を応援するJCPサポーターの皆さんでした。

「こんなところで言っても、ロシアに届かないよ」と言いながら、通りすぎる方もありました。

ここだけではなく、日本中の、世界中の、いたるところで声をあげればきっと届く。

たくさんの人たちが今、立ち上がっていることを知っているから、私たちがここで、訴え続ける。

 

FBで「ウクライナの友人から」と言って投稿された、街が燃えている映像。

確かに人の暮らしがあったところ、人の影がなく、ビルが、木々が、崩れた瓦礫が燃えている。

深い悲しみと憤りをもってシェアした。

 

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「幸せ」の形はそれぞれ

2022-03-05 15:29:23 | つぶやき

ジェンダーギャップをテーマにした質問を考えながら、いきついたのは、「何が幸せか?それは、人それぞれ」ということ。

「あたりまえだ」と思いますか?

 

昨年11月号の「広報いずみおおつ」の紙面。

「人権」のコラム、「ジェンダー平等」の下に「市長のうごき」で金婚祝賀会への出席の記事でした。

結ばれて50年、健康で金婚式の日を迎えることは、幸せだと思います。

けれど、人の人生はそれぞれで・・・。

結婚してすぐにパートナーが病気になって、結婚生活は全てが看病の日々、数年間で別れの日を迎えたカップルもありました。それでも「短い間でも一緒にいられて幸せだった」と、私の若い友人は言いました。

一度はお互いを唯一最良のパートナーとして選び合ったけれど、時を経て別々の人生を生きることを選ぶカップルもたくさんあります。

結婚はしても、子どものいない暮らしを望む人もあり、望むのではなくても、結果としてそうなるカップルもあります。

同性のパートナーとの暮らしに、安らぎを見出しているカップルもあります。

生涯を一人で生きる。誰にも遠慮しない、ひとりの暮らしを楽しむ人もいます。

幸せの形は、みんなそれぞれで「20代から30代で、一人の異性と家庭をつくって、子育てして、永年連れ添って年を重ねる」ことが「幸せのスタンダード」ではないだろうと私は思います。

ジェンダーとは・・・社会的、文化的につくられた性差。

性的マイノリティの人たちへの差別や偏見、生きづらさも「社会的、文化的につくられた」もの。

ありのままの自分や、ありのままの相手を、認め合うこと。傷つけないこと。誰にとっても合理的でない不利益はなくすこと。そんなジェンダー平等の社会をめざしたいと思うのです。

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泉大津PCR検査ステーションの検査、無料で受けられます!

2022-03-03 22:33:42 | 新型コロナ・感染症対策

こんな大事なことは、ちゃんとお知らせしないと!

なので、今日は、一般質問の話の続きは中断です。

市役所敷地内に開設された、泉大津PCRステーション。

ようやく無料で検査が受けられるようになりました。

 

昨日2日から始まって、3月末まで。月・水・金(祝日は除く)

午前10時~午後2時

予約優先で、予約の受付は月~金の午前10時~午後6時

 受付専用電話 080-6564-9428

 

対象は、発熱などの症状がなく(症状があれば医療機関に)、濃厚接触者でもない人(濃厚接触者は保健所の指示で行政検査として無料)です。

そして大阪府民であること。(大阪府の事業です)

 

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「遺棄」が1年?!

2022-03-02 21:01:04 | 市政&議会報告

一般質問が終わりました。

小さな間違いですが、私の質問は7番目(昨日の告知)ではなく、5番目でした。

なんと、朝、気が付いてちょっと慌てました

それは良いとして・・・「ジェンダーギャップ」というテーマの質問で、私が言いたかったのは、「コロナが、あぶりだした女性の貧困」、そのなかでも、シングルマザーの貧困。

 

一人親への支援策、児童扶養手当の支給が「離婚調停中でもOK」の改正がまもなくされるということを、ニュースで知って喜びました。

ところが、パブリックコメントを書くために、政府の「施行令」の案というものを読んで、今度は、がっかりしました。

 

協議離婚で離婚が、すんなり成立すれば、すぐに児童扶養手当の申請、支給対象になりますが、法的に離婚が成立する以前は、なかなかハードルが高い。

DVで裁判所の保護命令が出るか、あるいは「1年以上、遺棄され実質的な一人親の状態が続くか」。

今、提案されている「施行令」(案)は、「遺棄の基準」・・・つまり「遺棄とは、どういう状態かを明確にする」というのですが、「1年以上」という期間については、変えるとは言ってない。

このことを知るまでは、ニュースの報道だけで、「夫と別居。離婚調停中」で、アルバイトを掛け持ちでがんばっている、実質シングルのママさんに、児童扶養手当の支給の道が開かれると信じていました。

でも、あきらめません。

 

「施行令」(案)は、あくまでも案であって、その「案」をとって、正式なものにするために、意見募集をしているのですから。出てきた意見によって、変わる可能性があるのですから。

パブコメは明日、締め切りです。

 

子どもは、みんな、愛され、幸せになる権利があります。

国と自治体には、そのための責任があります。

 

今日、議場で質問しながら、フツフツと怒りが湧いてきました。

「遺棄」とは、「遺し棄てる」こと。

「遺棄」を1年も続けろと?!

それは、国と自治体による虐待ではないか!

1年どころか、1週間でも、一日でも「遺棄」された子どもがいるなら救わなければいけないはずです。

 

子どもを、守るための手当なら、法律的に離婚が成立したひとり親と、「実質一人親」と、どちらで生きる子どもも、守られなければならない。

 

パブリックコメントは⇒コチラから。

繰り返します。締め切りは明日、3月3日の午後23時59分です!

 

 

 

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明日は一般質問です

2022-03-01 16:10:05 | 市政&議会報告

明日、明後日と2日間の予定で13人の議員が一般質問を行います。

私は7番目という、微妙な位置で、何時ころに出番が回ってくるか?

読みにくいところです。

明日の午後は、ほぼ間違いのないところですが。

 

 

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