じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

日本 解体?

2011-07-30 14:12:11 | 日々の雑感
三洋電機の解体が終了したと新聞に出ていた・・・白物家電部門を中国のハイアールに売却して終わったんですと。
まっ、こうなる前にパナソニックに吸収されたという事はそういう事業の収支になっていた訳で、心理的には「なんでぇ」となりますけれども、日本の家電業界の置かれた世界的な状況を鑑みれば仕方ないんだろうな、と思う訳です。
で、この事で、三洋の持つ技術的なものが中国側に流れて云々という意見も見られたんだけれども、そんなに技術的に優位なら会社が傾く事もなかったろうとも言える訳で、ナンだか日本が弱くなって沈んで行くのを気持ちだけで否定して、未だに強い日本のイメージに捕われているのが哀れに見えるのはおっさんだけでありましょうか?

日本は、繊維でも家電でも自動車でも、アメリカの工業を蹴散らして成長し、世界のトップに立った訳です。
だいぶ昔にアメリカを指差して、テレビも作れないほどに凋落したアメリカの工業力、なんて笑った日本ですが、今の日本がまさにあの時のアメリカな訳で、巡る巡るよ時代は巡る、であります。
しかも、アメリカで起こった事は20年後に間違いなく日本で起こる・・・アメリカの今の姿が20年後の日本と言われていた訳で、ほとんどの事でその通りになってきた訳です。
まっ、進駐軍と言いますか、戦勝国連合と言いますか、その勢力が日本をコントロールしている訳ですから、ドーなるもコーナルもあちら様の胸先三寸なんでありますけれどもね。

先日、と在るところで車好きの人の談義を聞いていた訳です。
ドーして小型で面白い車が作られないんだろう?と言う趣旨の事でありました。
おっさんは即座に思いついた事が、その車を買っても良い年齢層には余裕がないんだよ、と言う事でありました。
ツーシーターでキビキビ走る車なんてのは趣味の車な訳で、ドライブしては楽しくても実用的ではない訳で、セカンドカーが持てるほどの人じゃないと買えない訳です。
そして、遊びが多様化した現代では荷物の積めない車や人の乗れない車は実用に向かない訳で、小型のツーシーターなんてのは需要がない訳です。
まっ、軽であれば維持費の問題がアレなんでシャレで持っても良いと言う層が微かに居るようで、その市場は小さいながらも在るようですけど。
で、田舎に住んでいると気がつかないんですが、東京なんかに行くと良い車、大きな車が主で軽自動車なんか走っていない訳です。
ナンでかなぁ?と考えたんですけれども、おっさんの考えでは・・・東京で車が持てるのは金持ちだけなんで、必然的に良い車しか売れない、と思ったんでありますが如何でしょうか?
土地付きで自前の車庫を持った家に住むとかじゃ無いと田舎のアパート代よりも高い駐車場を借りて車を維持しようとは思わないんじゃないかと。
で、田舎じゃ軽ばかりなのは、一家に一台なんてモノじゃなくて、電車もバスも辺鄙な所では一人に一台が普通なんで、そうなると維持費が安い足になる車として軽が俄然脚光を浴びる訳です。
増してや家が農家だとか漁業だとなれば天下無敵なのは軽トラックな訳ですが、東京で営農サンバーを見かける事はまず無いのも頷ける訳です。
そんな訳で、車評論家の徳大寺さんなんかが、日本の車は個性が無いとか、乗っていてつまらないとか言いますけれども、存在意義とか所有の目的が全然違うんで、走るのだけが楽しい車なんてのは余裕の無い日本人には無用なんでありますね。
指名手配犯4人、空港から国外逃亡 入管が見落とす

上記の記事はつまらない小さな記事のように見えるんだけれども、おっさんにはとても恐ろしい記事に見えて仕方が無い。
と、言うのは、明確には書かれていないんだけれども、出国したのが4名とも中国人だった、と言う事で、これはアレだろう・・・見逃さざる何かが在ったんだろう、なんて事を思う訳です・・・妄想がすぎますか?
で、ニュースでは殺人などの重要犯罪の容疑者は含まれていないとしか書かれていないんだけれども、どんな事件で指名手配されていたのか?それが知りたいんだけれどもネットでは探せなかった。
おっさん、成田空港の出国を200回以上もやっているんだけれども、一瞬で、チラッと顔と写真を見比べてパソコンの画面を見る早業は、見落とすなんてあり得ないです・・・しかも4件も。

で、上記の事件とフジテレビの資本比率が半島勢力に握られつつ在るのに総務省が全然何とも言わないというのはとても似たような話じゃないのかと思うのであります・・・総務省がそういう事なんだから、法務省がそういう事でも全然おかしくないんじゃないか?と。
まっ、原発問題では経産省が嘘を言い放し捲っている訳ですんで、日本の象徴は全部まとめて嘘つきだという事で良いのかも知れませんけどね・・・と、なると、入管の事件も、なぁーんだ、でお終いなんですが。

で、政治の話は苦手なんだけれども、東北の復興がやっぱし小沢絡みだというのを聞くに及んでは、何か一言言わないと気が済まない訳ですが・・・大した事は言えません。
東北で土建屋の仕事と言えば鹿島を抜きにはあり得ないと言われているんですけれども、このたびの震災の後片付けも鹿島を通さないと話しが進まないという事で、やっぱりなぁ、な訳です。
いや、地元の事情通の中には関東から人足を連れてやくざが出場って来て地元の手配師と揉めていて、だから瓦礫の処理が進まないとか言う人も居ますが、そんな次元の低い話しには小沢は出てきません。
有料情報から得たゆんゆん話では・・・本日、仙台で土建屋による瓦礫処理の会議が持たれているんだそうで、それには小沢の息のかかった土建屋が噛んでいるという事で・・・まっ、小沢さんはアメリカとどんな取引をしたのか知りませんが、無罪が確定したらすごい動きをするんじゃないかと、おっさんは期待している訳です。
いや、小沢の素性がドーとか、中国にドーとか言うのはもう良いです・・・自民党にも民主党にも今の閉塞感の打破は無理だと分かった以上、ここに期待するしかないのが現実です・・・まっ、また期待はずれになる確率も相当に高いとは思いますが・・・小沢は金持ってますからね、派閥は金ですから・・・で、今は政党政治で派閥が命ですから。

なんちゃって・・・何も知らないのに、いろんな所からニュースを抜き書きして、いかにもそれらしくまとめて見たつもりなんですけれども・・・ダメですか?

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仕事無い・・・職が無いと食も無い、なんちゃって

2011-07-30 11:06:00 | 日々の雑感
金が無いので困ってます がぁ・・・

おっさんが店番をしているのは仕事なんだろうか? だって、ここにボケーっと座っていても一円も入って来ないのだから・・・金になるのが仕事だとすると、これは遊びだな。
と、予々疑問に思っている、「仕事」と「遊び」の矛盾する関係などを考察してみるのでありますが・・・まっ、結論としては、仕事ください、金が欲しい、暇だなぁ、腹減った・・・と、思考は煩悩に負けて現実のみが目の前に残るのであります・・・いや、それにしても腹減ったな。

いや、例えばバイトの兄ちゃんの立場だとナンボ暇でも時間給がもらえる訳なので、暇なボケーッとしているだけの店番でも仕事な訳です。
おっさんと彼の違いはナンでしょうか?おっさんだって店番の時には好き勝手にここを離れられる訳ではなく、拘束されていると言う事では同じなのに・・・こうして見ると雇われる方が強いんじゃないか?なんて思っちまう訳です・・・まっ、おっさんを雇ってくれる仕事場が有るとは思えないんでアレなんですけれどもね。

暇つぶしにネット・・・週刊誌を買う金もないし、新聞は読み終えちまったし・・・ネットしか無いんだよね。
で、閲覧ばかりでも飽きちまう訳で、ンじゃあ、と言うと、書き込みの方が未だ間が持つ訳で、だから馬鹿ばっかり書く訳です・・・で、ネット徘徊しているとおのずと面白いネタは引っかかって来る訳で、そう言う事になる訳ですね。


暇なんで、一度読み終えた雑誌輪何度も読み返す・・・覚えちまう程に惰性で読み返す。
先月から煩いのがテントを背負って山へ行こうの記事なんだが、おっさんも賛成です・・・悪く無いと思います。
しかし、東北に関して言えば山の中で幕営出来るところってほとんど無い訳で・・・無責任な事言うなよな、と言う気もします。
東北を取り上げた記事では和賀岳のテント場が紹介されていたんですけれども、あんな所を紹介して良いのか?と言う程に狭い場所で、人がドガチャカ押し寄せたらアウトです・・・まっ、そう言う山じゃないけどね。



テント場で一番大事な事ってナニか? おっさんは水だと思うんだよね。
一泊で、その夜さえ凌げば翌日は行動中に水を得られるんなら未だ救われるけれども、夜の飯の分と翌日飲む分も下から背負い上げるとなるとこれは難儀します。
一昨年、飯豊の梅花皮小屋に泊まった時、未だ山開き前で小屋番は不在、外は暴風雨で水場を探し当てられず、さりとて雪渓に降りて雪を取って来るのも危険で、手持ちの1.5リットルで晩飯と翌日の行動の水をまかなった事が有りました・・・いや、翌日の日中が曇りと雨だったんで助かりましたが、それでも下山路の残り3時間を残して水の残りが300ccになった時にはヤバイと思いましたね・・・しかも晴れて気温が上がったし。
いや、大雨が降っていても天水をボトルに貯めるのって決行厄介で現実には難しいんだよね・・・自分は濡れたく無いし。



おっさんは雪の中でもテントを張るんだけれども、いや、若い頃はそこいら中でテントを張ってビンビンだったんだがね・・・寄る年波には勝てずに最近はとんとご無沙汰です。
いや、現実的な話として、テントを張れるのって雪の中とか沢沿いとか、真っ当な登山ルートから外れた所でないと難しい訳です・・・北泉ヶ岳から三峰へ向かっての水源なんかは今でも生きているテント場なんだけれども、おっさんが知る限りでは、車で乗り付けられるキャンプ場以外で山中のテント場と言うと、宮城県ではここしか知りません。

雑誌にとても親切に設営場所の選定から設営の手順、テントの中の整理整頓とか、飯の炊き方まで書いてありますが、下手にマニュアル形式で覚えちまうと現場では上手く行き難くは無いか、なんてへそ曲がりな事を感じるおっさんであります。

おっさんの山仲間に千葉B氏が居るんですが、彼は山飯(やまめし)の達人です。
達人にも種類が有るとすれば、かれは美味い飯を作る方の達人で・・・まっ、手際なんかも達人だな。
で、相当に手早く美味い飯を作るんでありますが、雨だろうと吹雪だろうとやっちまうのが達人な訳で、雑誌の記事のように条件を揃えて撮影用に作った、なんてモノではない訳です・・・いや、常に腹を減らしたおっさん等が殺気立って待っている訳ですから、そりゃぁプレッシャーも大変でしょう。



おっさんのテントはアライのエアライズ1です・・・縦が205センチはおっさんの身長176でギリギリです。
冬場など荷物が多いと頭が足のどっちがテントに触れちまうので濡れて凍ります。
まっ、真冬でシュラフカバーなんか被って防水しても自分の体の湿気でじっとりと湿っぽくなるんですけれどもね。
いや、バーナーを炊いて乾かすのも善し悪しで、フライを掛けていると間に暖かい空気の層ができて、バーナーを消すとそこの温度差で結露しててやがて濡れてきます・・・たぶん。



おっさんは以前は歩きながら昼飯を食っていました・・・一日山を歩いて一度も腰を下ろさなかったなんてのは普通でした。
が、千葉B氏と登るようになってからは昼飯を楽しむようになりました・・・いや、昼飯にかこつけてビールを楽しむと言うのがホントーなんですが。
で、冬は汁物のラーメンかうどんで、雪が融ける頃からは焼きそばになる訳です・・・ビールには焼きそばなんで厳冬期以外は焼きそばが多くなりましたね。
おにぎりの出番が減っちまったなぁ・・・おにぎりと言うのは梅干しを入れないとダメな訳で、クエン酸の疲労回復と塩分補給をしてくれる優れものであります。
足がツルと言う人の中には汗で塩分が出ちまって電解質のバランスが崩れてツル人が居るんですが、ポカリなんかよりも梅干しの方が効くとおっさんは信じてます。



風がなければ氷点下の雪の原でも寒くは無いです・・・特に春山で日差しがあればシャツ一枚で平気で居られます。
そんな所でラーメンを食ってビールを飲むと言うのは至福の喜びであります。
ずーっと後になって飯時の写真を見るとその山行の大半が瞬時に思い出されるんでありますが、しかし、飯を食うまでの時しか出て来ないのであります。
いや、思い出せと言われれば飯時以後も出ては来るのですが、しかしそれは第2幕と言うか、エピローグと言うか、終わったシーンになっちまうのであります・・・これは不思議です。



テント泊ではどっちにしてもビールはあんましゆっくりは飲めません。
一つには、テントを張り終わった時点でのんびりできる状況と言うのは少なく、冬なら雪を溶かして水を作るとか、夏場でも狭いテントの中で飯の支度や寝床作りで・・・いや、外でやっても良いんだけれどもそれだと寝る前に道具をテントの中に仕舞わなくちゃならないんで結構めんどうですから。
そんな訳で、テント泊の時のまったり時間と言うのは、飯を食い終わり明日の行動予定も出来てホントーのリラックスタイムで、ラジオを聞きながら焼酎をやる時なのであります・・・つまみは、けっこうアレコレ持っては行くんですが、いつも柿の種で間に合っちまいます。



上記の写真は山小屋に二泊の時の食料で、予備費の一日分も入ってボリュームが有りますが、これに二日分のビール、350を4缶持つと結構重いです。
で、おっさんがなんで一人の山行でレトルトしか喰わないのかと言うと、すべてが面倒だと言う事なんであります。
例えば、アルファー米は軽いとか手軽だと言いますが、乾いているアルファー米は軽くても食べるには水が必要なんで、出来上がったご飯の重さはパックライスと変わらないと思うんであります。
で、パックライスは温めるのに水が要りますが、この水は泥水でも雨水。でも良い訳で、ここにパックライスの最大の利点を感じる訳です。
で、柑橘類を持つと休憩時にとても良いんでありますが、しかし、こいつは皮が残るのが問題なんで最近は持たなくなりました。



北海道の山周りの時にはテントの他に無料の山小屋を利用したんでありますが、これが笑っちまうのは、山小屋泊は至れり尽くせりで無料なのにテント泊ではキャンプ場で300円取られた事であります。
まっ、山小屋の無料がアレでして、テント場に300円は普通・・・いや、本州よりも格安な訳で、惜しくも無いです。
で、北海道の山小屋は山の性格に応じて登山口に設置されている物が多く、少し距離が有る手強い山でも前夜泊、早朝出発で日帰りアタックが基本なんだな、とおっさんは感じました。
だから縦走路が多い大雪山系には山中泊用の避難小屋が多いですね。
しかし、車で乗り付けられる登山口に使い勝手の良い山小屋が有ると言うのはすばらしい事です。
おっさんはコンビニで弁当とビールを買って来た訳ですが、未だほのかに温かい弁当を食えたのは疲れた体にはありがたい事でした・・・ゴミは増えますけどね・・・次のコンビニで捨てるんですけどね。



で、例えば、上記の写真の時は確かに昼時で昼飯なんですけれども、ここから真面目に沢を下れば40~50分でバイクに戻れた訳です・・・釣ったイワナも持っているし。
で、バイクに乗れば30分で家に帰れるんで家でシャワーを浴びてから昼飯を食っても良いんでありますが、やっぱし沢で焼きそばを食いつつビールを飲まないと事が収まらない訳です。

と、言う事で、おっさんがテントに泊まったり山小屋に泊まるのは、登るのにそれしか手段が無い事も確かに有るんですけれども、しかし、泊まりたいし、呑みたいんでありますね。
冬山で尾根筋に一張りのテントを張ると、そこは鉄壁の城になる訳です・・・ここに居れば死ぬ事は無い、と。
吹雪の日は不思議とさっさと行動してさっさとテントを撤収して歩き出せるんでありますが、雪山で天気が抜群に良かったりすると動きが止まっちまう訳です。
それは、脳内での戦いが有る訳で、早く動けよ、と言うのと、のんびり楽しむベェ、と言うのが鬩ぎあう訳です。
こんな時のテント泊は能登の加賀谷に泊まった時より感動的であります。







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