イソメの水泳教室・・・?
貴方はイソメをご存知ですか?・・・アオイソメ、とか、ジャリメとか、イワゴカイとか、フクロゴカイとか、たくさんの種類が有りますが、ほとんど全部気持ち悪いです。
で、おっさんは主にアオイソメを扱うのですが・・・まっ、水泳を教えている訳じゃないです。
釣り針に刺して魚を釣るのに使うんですが、ほとんどの場合魚が釣れないのでいつまでもアオイソメは針の先で苦しそうにのた打っている訳です。
で、あんまし忍びないんで、アオイソメに水泳を教えていると自分に言い聞かせているのであります、が、まっ、イソメは泳ぎを覚える前にのびちまいます。
おっ、おっさんは水泳のイントラだったんだぜ・・・泳ぎは得意じゃないけど。
ああ、本日は石巻は渡波の万石浦から出航して釣りなどして来たんでありますが、津波警報が出るなどして散々でした・・・いや、地震のある日は魚は釣れないって相場が決まっているんです・・・これは定説です。
で、海の上でも凄い暑かった訳で、朝からトータルで飲んだ水分は・・・コーヒー500ミリリットル・ビール1リットル・チューハイ350ミリリットル・お茶1リットル・コーラ500ミリリットル・・・こんだけ飲んで小便一度もしていないの・・・全部汗になったと言う事ですか?
アレ・・・沖縄から漂流して八丈あたりで二ヶ月ぶりに見つかった漁師の爺様が居たけれども、水は前の似たような爺様漁師と一緒で魚槽に氷が1トンとか入っていてそれが真水になって生き延びるんだベネ。
そう言えば保安庁の巡視船が警笛を鳴らして走り回って居たがアレは津波警報だったようで、その後あんまし見た事の無い風に逆らってのぼる波と言うか流れと言うか、うねりと言うか・・・まっ、見た事の無い不思議な感じの波を見た・・・あれこそは津波だった、と・・・思い込む。
万石浦の一角にはとても立派な家が建ち、海辺のリゾート的な場所として売り出されていた・・・が、この旅の津波であんまし被害の無かった万石浦で、その辺りは酷かった。
万石浦で潮の流れとか潮位とかを観測している機械だと思うんだけれども、これも土台はそのままだが、上物は新しくなっていた。
万石浦に架かる橋は遠目には何ともないように見えるんだけれども、やっぱしそこそこの爪痕は残っている。
橋の下をくぐって裏に回って橋桁を見ると未だ瓦礫がへばりついている。
家は津波でやられている上に地盤が沈んで大潮の満潮では海水が上がって来ちまうんで土嚢を積んで押さえている。
この氷屋の前は知る人ぞ知るマコガレイのポイントだった・・・氷屋が再開する様子はなさそうだ。
古い白灯台が有ったんだが、反対側の赤灯とともに津波に持って行かれ、今は白灯が新しく建っていた。
牡蠣棚がびっしりだったが今はすかすかで漁師が復旧に頑張っていた。ちょうど船の先は石巻の煙突群なんだけれども一年中上がっていた白煙は未だ見えない。
石巻と田代島、網地島を結ぶ連絡船・・・マーメイド号は無事だったんだ。ナンであれ良かった。
まるっきりの夏の空に入道雲が立ち、それが何だか面白い形だった。
今、石巻から女川へ向かう線路を列車が走る事は無い。赤く錆びた線路に夏草がのびていた。
貴方はイソメをご存知ですか?・・・アオイソメ、とか、ジャリメとか、イワゴカイとか、フクロゴカイとか、たくさんの種類が有りますが、ほとんど全部気持ち悪いです。
で、おっさんは主にアオイソメを扱うのですが・・・まっ、水泳を教えている訳じゃないです。
釣り針に刺して魚を釣るのに使うんですが、ほとんどの場合魚が釣れないのでいつまでもアオイソメは針の先で苦しそうにのた打っている訳です。
で、あんまし忍びないんで、アオイソメに水泳を教えていると自分に言い聞かせているのであります、が、まっ、イソメは泳ぎを覚える前にのびちまいます。
おっ、おっさんは水泳のイントラだったんだぜ・・・泳ぎは得意じゃないけど。
ああ、本日は石巻は渡波の万石浦から出航して釣りなどして来たんでありますが、津波警報が出るなどして散々でした・・・いや、地震のある日は魚は釣れないって相場が決まっているんです・・・これは定説です。
で、海の上でも凄い暑かった訳で、朝からトータルで飲んだ水分は・・・コーヒー500ミリリットル・ビール1リットル・チューハイ350ミリリットル・お茶1リットル・コーラ500ミリリットル・・・こんだけ飲んで小便一度もしていないの・・・全部汗になったと言う事ですか?
アレ・・・沖縄から漂流して八丈あたりで二ヶ月ぶりに見つかった漁師の爺様が居たけれども、水は前の似たような爺様漁師と一緒で魚槽に氷が1トンとか入っていてそれが真水になって生き延びるんだベネ。
そう言えば保安庁の巡視船が警笛を鳴らして走り回って居たがアレは津波警報だったようで、その後あんまし見た事の無い風に逆らってのぼる波と言うか流れと言うか、うねりと言うか・・・まっ、見た事の無い不思議な感じの波を見た・・・あれこそは津波だった、と・・・思い込む。
万石浦の一角にはとても立派な家が建ち、海辺のリゾート的な場所として売り出されていた・・・が、この旅の津波であんまし被害の無かった万石浦で、その辺りは酷かった。
万石浦で潮の流れとか潮位とかを観測している機械だと思うんだけれども、これも土台はそのままだが、上物は新しくなっていた。
万石浦に架かる橋は遠目には何ともないように見えるんだけれども、やっぱしそこそこの爪痕は残っている。
橋の下をくぐって裏に回って橋桁を見ると未だ瓦礫がへばりついている。
家は津波でやられている上に地盤が沈んで大潮の満潮では海水が上がって来ちまうんで土嚢を積んで押さえている。
この氷屋の前は知る人ぞ知るマコガレイのポイントだった・・・氷屋が再開する様子はなさそうだ。
古い白灯台が有ったんだが、反対側の赤灯とともに津波に持って行かれ、今は白灯が新しく建っていた。
牡蠣棚がびっしりだったが今はすかすかで漁師が復旧に頑張っていた。ちょうど船の先は石巻の煙突群なんだけれども一年中上がっていた白煙は未だ見えない。
石巻と田代島、網地島を結ぶ連絡船・・・マーメイド号は無事だったんだ。ナンであれ良かった。
まるっきりの夏の空に入道雲が立ち、それが何だか面白い形だった。
今、石巻から女川へ向かう線路を列車が走る事は無い。赤く錆びた線路に夏草がのびていた。