2020年10月18日(日)晴れ
秋の清掃ハイクは10月第3日曜日、今日はH氏と一緒に脊振の清掃登山です。
私達がまだ行ったことのない本車谷を歩き、ゴミ拾いをして、下山は未体験の尾根歩きでした。
車谷登山口スタート(8:20)
清掃登山なので、小さなごみ袋を腰にぶら下げたのですが~~、こんなものでは役に立ちません。
大きな袋を渡され、清掃後は持ち上げられないほど重くなったのでした。
さて、出発。
朽ちた廃車があるという本車谷を案内していただくので、楽しみです。
最初だけ、私が前を歩きました。
林道を左に進んで本車谷へ。
すると、目の前にアケボノソウが!!
嬉しかったです♡
広い谷なのですね。
光が差して明るいです。
嬉しいことにジンジソウ。
H氏もこの谷は久しぶりだそうです。
これがあの車ですね。
こんな山の中にね……。相当年月が経っているのでしょうね。
何故かタイヤが他にも捨ててありました。
美しい自然を邪魔するゴミですが、大きすぎて回収できません。
背の高い滝です。綺麗ですね。
少し上に上がって、いいですねー。
もう少し先まで歩いて、地図を確認します。
そして、出てきました!!
よいしょっと(>_<)
金山が堂々として、あんなに綺麗。
素敵!
少し早いのですが、そのまま道路に座り込んで昼食休憩。
その後は山頂には行かず、少し移動してごみ拾いをします。
これが何と!!
私は清掃とは、歩きながら落ちているごみを拾うものだと思っていたのです。
実際に今日も、歩きながら、陶器のかけらや、空き缶などを拾って、小さいごみ袋に入れていました。
でも、違いました。
ガードレール越しに、ぽんぽん捨てられたであろうゴミを、藪の急斜面に下りて拾うのです。
スズタケに埋まりながら、足を踏ん張って、しゃがんでゴミ拾いです。
ガラス瓶、空き缶、陶器などで、大きいごみ袋は三つともいっぱいになりました。
一袋、15.6キロはありそうです。
とても重くて、私は持ち上げられず、H氏が上げてくれました。
夫殿、なかなか上がってきません。
やはり重くて、持ち上げては一歩ずつしか斜面を上がれないので、苦労していました。
山を汚してはいけませんね。
このごみを抱えて下山は出来ないので、ひとまず道路脇へ置いておいて、下山後に車で回収。そののち、計量して山岳連盟に報告だそうです。
では下山しましょう……。
ここでH氏からの提案です。
「人が歩いたことのない尾根を歩いてみますか」
ぬん???
危なくはないけれど、コース取りが難しいようです。
これまたもう少し先のガードレールを乗り越えて下る。
藪、藪…。
背の高さほどのスズタケに覆われてしまう。
どこにいるかわかりますか~?
夫殿とH氏で地図と実際の地形を確かめています。いい勉強をさせていただいているのですね。
私はのぞき込んで、へええーと思うだけで、その先どう行けばいいかはわかりません。
何しろスズタケに取り囲まれている…。
上りは谷歩きでしたが、下りはずっと尾根歩きです。
木が大きい!美しい!
754mコルに出てからは、スズタケが少なくなり、歩きやすく気持ちの良い尾根歩きとなりました。
いいなあ(^-^)
下山開始から約2時間後に、車谷登山道に合流しました。
ほっとして、登山口まで出てきましたよー。(14:42)
終盤のツリフネソウと
白いミゾソバに喜びました。
ジンジソウがあちこちに咲いているのも嬉しかった。
自分たちだけでは歩けないところを案内してくださったH氏に感謝です。
色々お話も聞けたし、全編、とても楽しかった。
また、清掃登山に参加できて良かったと思いました。
故郷の山を美しく!
その思いに賛同します。