青梅のK‐Houseが竣工しました。
Kさんは私の30年来の知人で、今までいろんなところで
お世話になったり、一緒に仕事をしたりしてきました。
このたび自宅となりの土地を購入し、アネックスをつ
くったものです。
Kご夫妻は本好きで、数千冊の本をお持ちです。私は、
「本とそれを読む人」がぴったりおさまるような住宅を
作りたいと思いました。
2階は本を読んだり、ものを書いたりするコーナーと本箱
が主役です(下の写真:撮影はKさんの後輩のUさん。撮影
有難うございます。使わせて貰っています)。
2階から眺めると下の写真のようになります。南側には大
きな開口を取りました。Kさん選定のワインレッドのブラ
インドが空間を引き締めています。廊下の正面には本宅と
の通用玄関の扉(タモで作りました)が見えます。
再び本箱です。大工さんに無理をお願いして、筋交い入りに
してもらいました。本が並ぶのが楽しみです。そして斜め材
を入れてできた三角形のスペースにはK婦人がいろんなもの
を飾ってくれそうです。
今、本宅とアネックスをつなぐ木デッキを工事中です。南に
広がる森を見ながら、デッキでKさんたちとこの住宅について
語り合うのが楽しみです。
高谷時彦記 Tokihiko Takatani