山形県庁での所用が早々に終わったので、駅までの帰りに寄り道をしました。
まずは、妹島和世さんの朝日新聞山形支社。
壁を叩いて見たらちゃんと金属音。きれいな鉄板建築です。
ここから少し、裏の小路を通ってみました。花小路から紅花どおり・・・。基本的には飲み屋街や狭い商店街です。路地の探索と思ったら、面白い建築にやたらと遭遇。
何っ?軒の水平線とコーナーを意識しました・・・・アムステルダムか・・。いや、なんでもないです。
ではこれは何だ。なんとも表現できません。
しかし表に回ってみると・・・・
千歳館と言う日本料亭。大正4年築の「鹿鳴館風の料亭」だそうです。歩道を掃除していた方(恐らく料亭の方)が教えてくれました。ちなみに中は和風。ガラス越しに中をうかがうことが出来ます。
さらに歩くとASAHIZA。山形で一番古い映画館ですが、残念なことに今は閉鎖中です。
すぐ近くには、なんと言うこともないのですが、不思議にプロポーションのよさを感じる町家。
プロポーションという点では、こちらも中々の傑作。
この入り口部分をご覧ください。ここまで、やりますか。中も見たいですね。
それにしても山形には楽しい建物が多いですね。そして駅に近づいた頃、ついにこんなものまで。越前三国地方に特有といわれる「かぐら建て」の町家が登場。
もう何も言うことはないです。降参です。