まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

山形の面白い建築

2013-02-15 20:45:13 | 建築まち巡礼東北北海道 Tohoku, Hokkaido

山形県庁での所用が早々に終わったので、駅までの帰りに寄り道をしました。

まずは、妹島和世さんの朝日新聞山形支社。

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壁を叩いて見たらちゃんと金属音。きれいな鉄板建築です。

ここから少し、裏の小路を通ってみました。花小路から紅花どおり・・・。基本的には飲み屋街や狭い商店街です。路地の探索と思ったら、面白い建築にやたらと遭遇。
   

何っ?軒の水平線とコーナーを意識しました・・・・アムステルダムか・・。いや、なんでもないです。

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ではこれは何だ。なんとも表現できません。

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しかし表に回ってみると・・・・

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千歳館と言う日本料亭。大正4年築の「鹿鳴館風の料亭」だそうです。歩道を掃除していた方(恐らく料亭の方)が教えてくれました。ちなみに中は和風。ガラス越しに中をうかがうことが出来ます。

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さらに歩くとASAHIZA。山形で一番古い映画館ですが、残念なことに今は閉鎖中です。

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すぐ近くには、なんと言うこともないのですが、不思議にプロポーションのよさを感じる町家。

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プロポーションという点では、こちらも中々の傑作。

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この入り口部分をご覧ください。ここまで、やりますか。中も見たいですね。

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それにしても山形には楽しい建物が多いですね。そして駅に近づいた頃、ついにこんなものまで。越前三国地方に特有といわれる「かぐら建て」の町家が登場。

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もう何も言うことはないです。降参です。


まちキネは連日大賑わい

2013-02-15 14:34:37 | 民間建築 Private Sector Building

相変わらず雪、雪、雪ですが・・・・・。

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大雪のなか、まちキネの駐車場はほとんど満車状態が続いています。

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東京家族、レ・ミゼラブル、シネマ歌舞伎などが人気を呼んでいるそうです。

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ちょうどそんな一日、建築雑誌「ディテール」の取材でで東京からカメラマンの方が撮影に来てくれました。私もついでに、コンパクトカメラで撮影。

    

上の写真はお客さんがキネマに入ってしまった隙にとったものです。ホール中央にあった大型看板(レミゼラブルのラッセルクローなどの顔写真)も暫時壁の陰に避難してもらっています。ホールのゆったりとした感じが伝わる写真を撮ってくれたのではないでしょうか。
     

まちキネのキネマでは、開きそうもない壁の一部が排煙のために開きます。「ディテール」という雑誌の性格上、そんなところを撮ってくれました。

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上のような壁の一部が開きます。下の写真です。

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私も久しぶりに見ました。竣工検査のとき以来でしょうか。
    

撮影では、お客さんの入れ替え時間を縫って撮影時間を捻出してくれたS部長を初め、映画館の方々に大変お世話になりました。有難うございました。