Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

おことば

2010-08-05 16:13:55 | 日記
天皇陛下のおことば
横綱白鳳 感激

名古屋場所の優勝力士の表彰は、賞状と優勝旗のみ、天皇賜杯が土俵上にない。
光景の中での、横綱白鳳の優勝会見・涙の会見と成った天皇賜杯、この現実の
歴史に対して、自然と涙が出ちゃったんじゃないかと思います。
この国の横綱として力士の代表として千秋楽の天皇賜杯だけは戴きたい気持ちが
あったと涙の会見であった。

横綱白鳳がこだわっていた天皇賜杯は、1926年(大正15年)1月(春場所)から84年間
幕内優勝力士に渡されてきた、双葉山の12回優勝、昭和の大横綱、:大鵬の歴代最多
優勝32回:千代の富士優勝31回:貴乃花優勝22回途切れることなく、今日まで渡されてきた
天皇賜杯、今回の優勝は歴代の中でも昭和の大横綱と呼ばれた大鵬の、連勝46を抜き
15日制で、史上3場所連続15戦連勝で記録を47に伸ばし、15回目の優勝で、歴代第3位を
成し遂げた。
このときの気持ちを 横綱白鳳、天皇賜杯は力士にとって一番の達成感があるもので、
そういう意味で土俵下での会見では、ちょっと感情があふれ涙したけど、やっぱり(賜杯は)
ほしかったですねと会見で語った。
横綱白鳳は、この場所を経験したことで、自分はさらに大きくなったと思いますと
語りながら、次の目標でもある、千代の富士:双葉山の記録を目指しているようにも
思えた。

日本の国技でもある、大相撲が厳しい状況で、開催された中での千秋楽
白鳳の優勝、横綱白鳳の優勝会見を、天皇陛下はご観戦されていたのか、
異例のお言葉を下された。
天皇陛下から労いと、お祝いのお言葉を送られた。ことに横綱白鳳は
本当にビックリしまして、嬉しい気持ちでいっぱいです。突然の知らせに
横綱白鳳は、とまどいながらもその喜びを口にしました。
先月の大相撲名古屋場所で、優勝した横綱白鳳に対して宮内庁侍従長の名前で、
日本相撲協会の村山理事長代行に、書簡が届けられました。
第69代 横綱白鳳に
「天皇陛下からの、労いとお祝いのお言葉が伝えられた。」
困難な状況にありながら連日、精励奮闘して幕内全勝を果たしたのみならず、
歴代第3位の連勝記録を達成した白鳳関に、労いとお祝いを伝えるとともに、
今後とも元気に活躍するよう願って折られる旨の仰せがございました。

歴代3位となる47連勝史上初となる、3場所連勝全勝優勝を果たした。横綱白鳳
その偉業をたたえるはずの表彰式で、白鳳は人目もはばからず、大粒の涙を流しました。
千秋楽には賜杯がなく、嬉しいと言うのか、悲しいと言うか寂しい気持ちで、感極まり
涙を流しましたが、陛下のお言葉に、いまは、心から喜んでおります。
天皇陛下がスポーツ選手に対し労いのお言葉をかけるのは異例の事で
陛下からのお言葉をいただき、これ以上のものはないと思うので、心から喜んでおります。
光栄でございますと。
日本の国技でもある、大相撲、名古屋場所を目前に野球賭博問題が発覚し、阿武松部屋の
親方などの、賭博への関与と、解雇された大関琴光喜などの賭博問題で、一時は開催が
危ぶまれた中での、大相撲名古屋場所で25日愛知県体育館で千秋楽を迎え、幕を閉じた。
戦後・今日に至るまで、国内・国外を問わず親しまれて来た、大相撲何事に付けえも
異例の場所であった。NHKの生中継(国内・国外)もなく、天皇賜杯の授与・各国・企業からの
表彰や副賞のない、前代未聞の本場所となった。このような異例の場所で、一人横綱の
横綱白鳳関(ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋)が
初場所から続く連勝を47に伸ばし、15日制で、史上三場所連続15戦連勝、優勝達成の
偉業で締めくくり、日本人が国技として守ってきた、日本の大相撲に対する、
モンゴル出身の、横綱白鳳関の態度には、日本人として敬服させられる。
日本の国技である、大相撲を守る為にも、これを機会に、悪しき問題の解決に、
全力尽くし、財団法人相撲協会も、この厳しい環境の中で、協会自らが反省しながら、
更なる改善に、取り組まれることに期待したい。