民主党の代表選
衆議院選挙で大敗を期した、野田民主党政権、選挙を終えた
ボードの前で、大敗の責任を取り、辞任を表明したものの、
民主党再生への厳しい次期党首選びを、22日に実施すると決定した。
しかし、今回の選挙で、閣僚経験者(樽床伸二:城島光力:田中真紀子
三井瓣雄:平野博文:小平忠正:中塚一宏:藤村修)が落選、まして、
総理を務めた、菅直人を筆頭に、多くの大物議員が、軒並み選挙区で
落選しながら、ゾンビのように比例で復活。
海江田万里:松原仁:横道孝弘:荒井聡:赤松広隆:辻元清美
高木義明:原口一博 等、この状況から見て、衆議院数230から57にまで
減少した議員の中で、本当に人材がいるのだろうか、ゾンビを除いた中で、
誰が居るのだろうか?
ポスト野田候補に挙げられる人物は、岡田克也副総裁や、前原誠司、
国家戦略担当相、そしていつも上がってくるのが若田のホープ、
細野豪志政調会長が挙げられるが、今回は、民主党の有権者となるのは、
任期途中での選挙は、国会議員のみによる投票となり、衆議院の57名と、
参議院88人計145名の選挙、任期は27年9月末まで、今度の民主党の
総裁選出馬で、有力しされるのは、前原誠司だろうが、
前原氏は政界再編論者として知られ、最近の出版された自著「政権交代の試練
ポピュリズム政治を超えて」で『保守の再編』を実現したいと記しており、
前原氏が再登板すれば、党は再び分裂につながるとの意見もある。
一方、細野豪志 政調会長は,民主党が危機的状況であった,9月の
党代表選の折、若手の出馬要請を受けながら、震災復興大臣として、
大切な福島を離れる事は出来ないと言いながら、代表選を断って、
舌の乾かぬ間もなく福島を捨て、政調会長の椅子に飛びついた。
そうした経過の3ヶ月後のいま、代表選に出馬するは、ないだろうと語る
若手議員も多くいる、だがこの3人、忘れてはならないのは、いずれも
衆議院選大敗の「共同責任者」は免れないだろう。
そして、この選挙で大敗を招いた、党の要でもある、今回の選挙を
仕切った、輿石氏幹事長の責任は重たく切腹ものだ、そのゾンビ輿石氏が、
後見としている細野氏、日和見主義で、世渡り上手で女たらしのを、
輿石氏は自らの傀儡として、細野氏を民主党代表として、送りたい
ようだがこれでは、民主党の将来に期待は持てないだろう。
民主党もこれ以上、分裂しなければよいが、まだ旧社会党系が居る以上、
厳しい党運営も、このままでは終わらないだろう。
これほど今回の衆議院選挙で、大敗した民主党の再建につく、新役員の
活躍に期待したいものだが、天国から地獄へ落ちた再建は、大変だが、
泣いている暇などないだろう。自業自得だ、頑張ってや!!!