男子ゴルフメジャー第3戦
オーガスタ、マスターズトーナメント
決勝戦に入る3日目、驚いたこの判定
マスターズの舞台これほどの観衆の中、注目されたタイガーのプレーで、
選手のドロップする状況を判定する、審判員がいなかったのだろうか、
世界が注視している中でのあのプレーのことだ。
昨日の2戦目、タイガーウッズが、フェアウェイ中央から放った残り87ヤード、
池越えの第3打はピンを直撃し、ボールは左手前に跳ね返って池に入った不運、
その後ウッズは、第5打で打ち直しカップ左80センチにつけて1罰打を付加して
ボギーで終えたと思えたが、しかし、問題となったのはこの好リカバリーを
見せたはずの、15番でドロップし、打ち直しの5打目の場所が「誤所からのプレー」
となり、既に申告していた「6(ボギー)」が「8(トリプルボギー)」となった。
通算3アンダーの7位タイで2日目を終えていたウッズだったが、第2ラウンドでの
ルール違反で、2罰打を科され1アンダー19位タイから決勝ラウンドをプレー
することになったが。
この処置を引きずったのか3日目は一進一退でスコアーを伸ばす事は出来ず、
イーブンの70をマークしプレーは終えたが、首位とは4打差の3アンダー7位に
踏みとどまった、
明日最終戦は何としてもこの苦境を脱し、マスターズでの5制覇を目標に、集中した
プレーで最終戦に挑む、多くのオーガスタのタイガーのパトロンたちは逆転優勝を
期待している事だろうが、よほどのことがない限りこの4打差厳しすぎる。
3日目首位に立ったのは、ブラント・スネデカー(米国)とアンヘル・カブレラ
(アルゼンチン)が通算7アンダーの209で首位に立った。1打差の3位でアダム・
スコット、さらに1打差の4位でマーク・リーシュマン、ジェーソン・デーの
オーストラリア勢悲願のマスターズ初制覇なるのか注目の2人が追う。
ロリー・マキロイ(英国)は79と崩れて44位に後退した。
決勝ラウンドに進んだ石川遼3日目76と出入りの激しい内容で、通算8オーバー、
224の56位、あと1日最終日頑張ってもらいたい。
史上最年少の14歳で出場した注目の、関天朗(中国)は77で、通算9オーバーの
59位、ともに最終戦に挑む、