Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

世界ゴルフ選手権2戦目

2015-03-08 04:40:54 | 日記
「WGC-キャデラック・チャンピオンシップ2015」
フロリダ州のトランプナショナル・ドラル(7.528ヤードパー72)
トランプナショナル・ドラル

設計家ギル・ハンスによる大改修が行われ、14ホールに池が絡み、18番の巨大”
ダブルモンスター”と呼ばれパワーアップした「トランプ・ナショナル・ドラル」を
制するのは果たして誰か!?
「WGC-キャデラック・チャンピオンシップ」は、世界 ランキング上位者のみが
出場出来るWGCシリーズである。

5日(木)から開幕されるこの大会に、松山英樹は2年連続2回目の出場となる
世界の強豪が集う74人の、狭きエリートがフィールドに、松山英樹に対する周囲の
評価はひときわ高いようだ。
PGAツアー恒例の優勝候補予想、WGC公式HPのパワーランキングで、選ばれた上位選手は、
ロリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、バッバ・ワトソンに次いで松山英樹も
堂々の4位と予想されている。
選出の大きな理由はJGTO国内「ダンロップフェニックス2014」での優勝から、
4位フィニッシュが4回あること。(ショットのスコアに対する貢献度)が、
現在ツアー全体で2位、アプローチショットのピンまでの距離の平均が16位と、
今季の安定した実績と、得意のショットの正確性を理由に挙げています。

初日(1日目)

J・B・ホームズ
最初の18ホールを終えて、単独首位に立ったのはJ.B.ホームズ、前半だけで、1イーグル、
4バーディと6つスコアを伸ばすと、後半も4バーディ、ノーボギーの10アンダー、
62をマークし後続に4打差をつける、会心のラウンドとなった。

ライアン・ムーア
6アンダー66の単独2位にはライアン・ムーア(米)。

4アンダー68の3位には、ダスティン・ジョンソン(米)リッキー・ファウラー(米)
レクサンダー・レヴィ(仏)の3選手が並び、

3アンダー69の6位タイにはヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とブルックス・
ケプカ(米)がつけている。

世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は1オーバー73で、
セルヒオ・ガルシア(スペイン)らと並び27位タイで初日を終えている。

日本から参戦している選手3人。

 
小田孔明は、スタートの1番から連続ボギーを叩くなど、前半を2オーバーで終えると、
後半はスコアを伸ばすことが出来ず。2バーディ、4ボギーの2オーバー74で、フィル・
ミケルソン(米)らと並び39位タイにつけた。


藤田寛之は10番のティーショットが池に捕まり、まさかのダブルボギースタート。
17番では約7.3メートルのバーディパットを沈めるも、バックナインで1つスコアを
落としてしまい、3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーで3オーバー75。
ジョーダン・スピース(米)、ハンター・メイハン(米)らと同じ51位タイとなっている。

松山英樹の初日の組み合わせでは、10番ティから、ディフェンディングチャンピオンの、
パトリック・リードと、フェデックスカップランク1位を走るジミー・ウォーカーの2人。
前後をフィル・ミケルソンや、マキロイらに、挟まれたフイルドでの対戦。
この試合予選落ちのないトーナメントとは、松山への注目度は高いだけに、頑張って
もらいたいが,初日から愕然とさせられた。
期待された松山は、初日からひどすぎる苦しいスタートを切った。

10番ホールからスタートを切った松山は、インからスタートし、12番バーディーを奪って
好調かと思わせたが、14番での長いパットを寄せきれず3.5mも残して3パットしてから
15・16・17・18番の通称“ダブルモンスター”で池に入れて、5連続ボギー前半は40と
4オーバーと大きく出遅れた。
後半の1番でもボギーで、連続6ホール考えられない乱れようだ、2番パーを奪っても
3番でもボギー何とここまで6オーバー、この状態絶望的スコアーだ。だがここからが
違った,4・5・6番をパーで纏めると、7番では3.3m、8番では14mのイーグルパット
わずか5㎝にはずしたものの、バーディーとしラウンドを76で挙がり、4オーバーに纏めた。
初日は59位タイと出遅れる結果となってしまった。


一時はどうなるかと思わせたが、会見で、驚かされ松山のコメントでは、『悪い内容では
なかったんですが、ちょっとしたことでボギーが重なったしまった。良いショットも
あったので、良い結果に繋げられるようにしていきたい。ショット、パット、バンカーも
良くなかったんですが、その中でも良いショットがあり、ナイスボギーもありましたので。
内容的には10オーバーでもおかしくなかったんですが、よく粘ったと思います。』と
何と心強い事か、2日目からの松山に期待して見よう。

初日 順位と成績
1位 10アンダー  62 00 00 00 62  J・B・ホームズ
2位  6アンダー  66 00 00 00 66  ライアン ムーア
3位  4アンダー  68 00 00 00 68  アレクサンダー レビー
3位  4アンダー  68 00 00 00 68  ダスティン ジョンソン
3位  4アンダー  68 00 00 00 68  リッキー ファウラー
6位  3アンダー  69 00 00 00 69   B・ケプカ
6位  3アンダー  69 00 00 00 69   H・ステンソン
8位  2アンダー  70 00 00 00 70   G・ウッドランド
8位  2アンダー  70 00 00 00 70   C・ホフマン
8位  2アンダー  70 00 00 00 70   J・ドナルドソン
8位  2アンダー  70 00 00 00 70   A・スコット
8位  2アンダー  70 00 00 00 70   J・フューリック

13位 1アンダー  71 00 00 00 71   B・ワトソン

39位 2オーバー  74 00 00 00 74  小田孔明
51位 3オーバー  75 00 00 00 75  藤田寛之 
59位 4オーバー  76 00 00 00 76  松山英樹 


第2日目

松山英樹は、序盤の初日には、4オーバー59位と大きく出遅れたが、2日目を
イーブンパーでも順位は41位まで上げた。


トランプナショナル・ドラル、通称・ブルーモンスターと呼ばれる難コースだが、
うまく距離感をコントロールできれば、アンダーで回れると思う、明日うまく
伸ばして、最終日伸ばせたらまだ分からない、米ツアー屈指の難コースでは何が
起こるかわからない。
残り2日間でWGC初制覇に臨みをつなぎたいと言っても、首位とは13打差は、どうだろう。
取り敢えずベスト10入りを望みたい。


小田孔明は、初日を2オーバーの39位タイと日本勢トップから、2日目をスタートした
小田は、この日はティショットに苦戦し、インの11番でバーディーを獲っても、
続く12番ではダブルボギーをたたくなど前半で3つ落とすと、後半の3番でダブルボギー
を叩き、このあと2連続ボギーと崩れ、結局2バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの
78をたたき、2日目に6つ落として、通算8オーバーの63位タイに後退残り、3日4日目
日本国内、賞金王の面目にかけ後半の巻き返しに期待したい。


2日目左肩痛を抱える藤田が3オーバーからスタートし バーディなしの9ボギー、
1ダブルボギーの「83」と大きく崩れ、通算14オーバー最下位 の73位に終えた。
藤田は「全部うまくいかなかった」と肩を落とし「肩はなんとか持ちこたえている」
という表現は、あくまで“なんとかゴルフができる”というレベル。
「ここに来たときよりも、間違いなく悪い方向に進んでいる」と云う。
症状は「肩胛骨と手首のほうまで広がっている」と悪化の一途をたどっているようだ。
硬いグリーンと、毎ホールのように、シビアなハザードが待ち受ける難コースに、
太刀打ちするには、あまりに荷が重すぎる。
予選落ちが設けられていない今大会とはいへ藤田は、72ホールの完走を目指し(肩が)
どうなるのかを知りたいの言うが、無理する事はないだろう。
「ゴルフがこんなになって残念でしかたがない。今の状態は、自分の中で悲しい
お知らせです」と言うのであれば、これからの事も考えて、無理せず多くのファンの
為にも、藤田選手には、ここは「棄権する」覚悟も必要な事ではないだろうか。


2日目 順位と成績
  


1位  9アンダー  62 73 00 00 135   J・B・ホームズ
2位  7アンダー  66 71 00 00 137   R・ムーア
3位  6アンダー  70 68 00 00 138   A・スコット  

4位  4アンダー  71 69 00 00 140   B・ワトソン   
4位  4アンダー  69 71 00 00 140   H・ステンソン

6位  3アンダー  71 70 00 00 141   R・パマー
6位  3アンダー  68 73 00 00 141  ダスティン ジョンソン
6位  3アンダー  68 73 00 00 141  アレクサンダー レビー
9位  2アンダー  73 69 00 00 142   S・ガルシア
9位  2アンダー  70 72 00 00 142   J・ドナルドソン  

11位 1アンダー  69 74 00 00 143   B・ケプカ
11位 1アンダー  70 73 00 00 143   J・フューリック
11位 1アンダー  71 72 00 00 143   L・ウェストウッド
11位 1アンダー  71 72 00 00 143   C・シュワルツェル
11位 1アンダー  73 70 00 00 143   R・マキロイ  
11位 1アンダー  73 70 00 00 143   J・センデン  
11位 1アンダー  74 69 00 00 143   W・シンプソン  


41位 4オーバー  76 72 00 00 148  松山英樹
63位 8オーバー  74 78 00 00 152  小田孔明
73位 14オーバー  75 83 00 00 158  藤田寛之