Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

第11回 ザ・プレジデンツカップ2015

2015-10-12 03:10:46 | 日記
アメリカ選抜が、1ポイントの微差で9勝目
10月8日から11日の4日間、2年に1回の隔年開催 

アメリカ選抜チームとインターナショナル選抜、両チーム12人の選手が、マッチ
プレーによる対抗戦は、アジアで初めて韓国:仁川 ジャック・ニクラウス・GC・
コリアで開催。


プレジデンツカップは、ライダーカップが行われない年に行われるため、2年に
1回の隔年開催となり、2015年の大会が第11回目となりアメリカチームが8勝1敗1分と
圧倒しています。

プレジデンツカップには賞金はなく、自分が選んだ団体や機関に寄付できる「寄付金」
をもらうことができ、2013年大会では1人15万ドル(約1500万円)でした。
さらに実利的な面では、以下の2016年のトーナメント出場資格が自動的に与えられる
ことになります。

日本人プレイヤーではただ一人、松山英樹がインターナショナルチームの、メンバー
として選出され2回連続出場を果たし参戦。


ザ・プレジデンツカップの大会形式は、
両チーム12選手が出場する団体戦で、4日間での合計ポイント数で争われる。
初日はフォアサム5マッチ、2日目にフォアボール5マッチを実施。
3日目にフォアサム、フォアボールを4マッチずつ。
最終日は全選手が出場しシングルの、マッチプレー12試合を行う。
それぞれのマッチで勝つと1ポイント、引き分けは0.5ポイントを獲得する。
同点で並んだ場合、今大会はプレーオフを行わずドローとなる

1日目フォーサム、(交互にボールを打つ)
アメリカチームがナショナルチームに1日目は、4勝1敗と大勝。

初日のプレジデンツカップの結果は以下のとおりとなっています。

1. A.スコット/松山  3&2→ B.ワトソン/J.B.ホームズ
2. L.ウーストハイゼン/B.グレース ←3&2  M.クーチャー/P.リード
3. A.ラヒリ/T.ジャイディ  5&4→ R.ファウラー/J.ウォーカー
4. J.デイ/S.ボウディッチ  2UP→ P.ミケルソン/Z.ジョンソン
5. D.リー/M.リーシュマン  4&3→ J.スピース/D.ジョンソン


2日目フォーボール
ナショナルチーム(世界選抜)の松山英樹は、アニルバン・ラヒリと共に、
リザーブとなっています。

1・ L.ウーストハイゼン/B.グレース ←4&3 J.スピース/D.ジョンソン
2・ D.リー/ベ・サンムン ←1up R.ファウラー/J.ウォーカー
3・ A.スコット/J.デイ ←(HALVED)→ P.ミケルソン/Z.ジョンソン
4・ S.ボウディッチ/M.リーシュマン 2up→. B.ワトソン/J.B.ホームズ
5・ T.ジャイディ/C.シュワルツェル ←2&1 B.ハース/C.カーク

前日2日目までに米国が5.5ポイントを積み上げ、4.5ポイントの世界選抜を
リードしている。
松山は初日、アダムスコットに黒星を喫し、2日目リーザーブとなり出場機会を失った。

フォアサム(2人で交互に打つ)
フォアボール(ホールごとに,いい方のスコア採用)


3日目土曜日、
午前中のリザーブ、世界選抜は、アルニバン・ラヒリ、ダニー・リー、
スティーブン・ボウディッチ、トンチャイ・ジャイディ、の4人。
アメリカ選抜は、フィル・ミケルソン、ザック・ジョンソン、クリス・カーク、
ジミー・ウォーカ、の4人。

3日目土曜日、午前中の(フォアサム)の結果。

1. L.ウーストハイゼン&B.グレース ←3&2 P.リード&R.ファウラー
2. A.スコット&M.レイシュマン ←HALVED→ J.B.ホームズ&B.ワトソン
3. ベ・サンムン&松山英樹 ←HALVED→ B.ハース&M.クーチャー
4. J.デイ&C.シュワルツェル 1up→ J.スピース&D.ジョンソン

午前を終えた段階で、7.5‐6.5でアメリカ選抜が1ポイントをリードした状態で。

午後のリザーブ、
世界選抜、マーク・リーシュマン、ダニー・リー、スティーブン・
ボウディッチ、トンチャイ・ジャイディーの4人。
同様に、アメリカ選抜も、ダスティン・ジョンソン、マット・クーチャー、
ビル・ハース、リッキー・ファウラーの4人がリザーブ。

土曜日午後のフォアボールの結果
フォアボール(4人がそれぞれひとつのボールを打ち、同じチームの2人の良い方の
スコアを採用する、ダブルスマッチプレー)4マッチが行われた。

1.  L.ウーストヘイゼン/B.グレース ←1UP  B.ワトソン/JB.ホームズ
2.  A.スコット/A.ラヒリ  3&2→ P.ミケルソン/Z.ジョンソン
3.  松山英樹/ベ・サンムン ←6&5  J.ウォーカー/C.カーク
4.  J.デイ/C.シュワルツェル  3&2→ J.スピース/P.リード

午後からの、前半4アップでハーフターン、後半の松山&ベ・サンムン組の日韓
コンビは、再び勢いづいた松山は10番から2連続バーディを決め、差をひろげた。
アップドーミーホールで迎えた12番は両者パーだったが、ウォーカーが負けと勘違い
いし、松山に手を差し出すシーンに、全員が苦笑いで突入した後の13番(パー3)で、
6&5の大勝で決着した。

結果は、アメリカ選抜が9.5ポイント、世界選抜が8.5ポイントの1ポイント差で、
日曜日のシングルマッチ12試合を迎えることになった。


最終日のシングルマッチ

 
世界選抜は、米国選抜にわずか1ポイントのビハインドで迎える最終日は。
全選手が出場するシングルマッチプレーで、松山は今大会で好調のJ.B.ホームズと
対戦する、初日のフォアサムで決められた悔しさのリベンジに、日本の英樹が
怪物ぶりを、見せてくれた。

最終日のシングルマッチ結果

1. L.ウーストハイゼン ←Halved→ P.リード
2. A.スコット ←6&5  R.ファウラー
3. D.リー  2&1→ D.ジョンソン
4. 松山 英樹 ←1UP J.B.ホームズ
5. T.ジャイディー ←Halved→ B.ワトソン
6. S.ボウディッチ ←2UP  J.ウォーカー
7. C.シュワルツェル  5&4→ P.ミケルソン
8. A.ラヒリ  1UP→ C.カーク
9. M.リーシュマン ←1UP  J.スピース
10. J.デイ  3&2  Z.ジョンソン
11. B.グレース ←2&1  M.クーチャー
12. ベ・サンムン  2UP→ B.ハース

最終日の、シングルスの結果「5勝2分け5敗』の5分で終わったが、これまでの
対戦結果は、通算得点でアメリカ選抜が、15.5ポイント、世界選抜は14.5ポイントで
1ポイント及ばズ、アメリカが逃げ切り、1994年の第1回大会から、通算成績を米国の
9勝1分け1敗となった。
戦前の、下馬評を覆す善戦で、一時は勝利が見えるところまできていただけに、
世界選抜にとっては、悔しい敗戦、残念ながら世界選抜チーム、17年ぶりのカップ奪還は
できなかったが、次回2年後のアメリカ開催となる、2017年大会での雪辱を期待しよう。