Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

なでしこに、連覇への道は開かられた。

2015-07-03 11:12:42 | 日記
準決勝
女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会
カナダ、エドモントン

決勝トーナメント3回戦
なでしこジャパン対イングランド


国際サッカー連盟(FIFA)ランキング4位の日本と6位のイングランドとの対戦成績は、
日本はイングランドに勝った事はなく、2分け2敗、前回大会の2011年1次リーグで、
日本はイングランドに0-2で完敗している。この負けられぬ試合に3戦連続、
先発メンバーを変えず臨んだ。


前半の30分に、坂口にボールが入った瞬間に駆け抜ける有吉が、ペナルティ―
エリア内で倒され、ペナルティーキックを手にした。「なでしこジャパン」の
キッカーは宮間あやだが、前試合の準決勝、アメリカ対ドイツ戦の後半15分に、
PKを得たドイツのキッカーのシャシッチ選手が、枠外に外した。
あのシーンを思い出させたが、


日本のキッカーに立った宮間あや、毅然として強烈なボールを、33分低めにゴール
左隅に決め、先制の1点。
だが前半の終盤、エリア内で大儀見が、相手選手の左肩を引っ張り倒したと判定され、
ペナルティーを取られ、ペナルティーキックを与え、


前半41分、ウイリアムスにきっちりと、ゴールを割られ1-1の対で前半戦を終了。

後半に入っても、日本もなかなか思うような攻撃が出来ないまま、連戦と暑さの為か、
目立ち始めたパスにも、精度を欠くようになりリズムを作ることができないまま、
相手イングランドに右サイドを中心に攻められ、相手はしばしば、チャンスを作り、
そして、攻撃陣に豊富なタレントを抱える、イングランドが先に動き、前戦の選手を
投入すると、イングランドに流れが変わり始めると、たびたび、日本のゴールに
襲い迫られると、それでも、日本は何とか凌ぎながら、後半25分日本も大野忍に代えて、

 
佐々木監督は、前回オーストラリア戦で、ヒーローとなった攻撃の切り札、チームで
最も低い155㌢の岩渕真奈を投入したことで、なでしこジャパンは、またも、得点を
期待され投入された岩渕が入ってからは、ゲームの進行が変わった。
すると、攻撃のリズムを岩渕が作り二度ほど相手ゴールに迫っても、守備の良い
イングランドは、再び盛り返したが、双方こう着したまま終盤にさしかかり、延長戦も
見えてきた45分過ぎの、アディショナルタイム3分の(46分)に、久しぶりに良い展開で、

 
右サイドから川澄がドリブルで攻め込み、ゴール前に走りこむ大儀見に、向けて
クロスを上げると、競る形で走って、イングランドのローラ・バセット選手が、懸命に
クリアしようとしたボールは、クロスバーを叩いて、ゴールに吸い込まれるように下に
跳ね返り、ゴールネットは揺らさなかったものの、ゴールラインを割っており「なでしこ」
にとっては劇的な、イングランドにとっては悲劇的な、まさかのオウンゴールが決まった。

    
最高の時間帯で「なでしこジャパンは、遂に、日本は追加点を決めた。

残り時間は僅か2分、ショックのイングランドに、反撃を受けることなく結局、
日本が、2-1で決勝への勝利を手にした。
アディショナルタイム3分の中で、まさか残り僅か2分で、延長戦に入ろうかと
していた矢先の出来事、オウンゴールで勝負が決まると誰が予測できただろうか。
まさに「天国と地獄」これが勝負の世界での、非情さとでも言うのだろうか。
とは言っても、連覇を目指す日本代表、「なでしこジャパン」決勝進出おめでとう。


2大会連覇を懸けた決勝戦は、アメリカ女子代表と対戦する、最終決戦の優勝戦は
7月5日、日本時間6日8時キックオフの予定。


カナダでアメリカとの決勝の相手になる日本は、完全アウェイで戦うことを余儀なく
されることも、アメリカ対カナダ戦でも確認できた。
実力も観衆も味方に付けたアメリカと対峙するのは「なでしこじジャパン」には
厳しいが、ただ一戦、打倒アメリカ、選手全員が一丸になって頑張って、
大会2連覇を成し遂げてもらいたい。
「なでしこジャパン」の大会2連覇の勝利を望むだけに。

  
優勝経験の豊富な、なでしこの司令塔、澤穂希を佐々木則夫監督が、何時、何処で
起用するのか見ものだ。



  








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