宿命の対決まで、あと2日

決勝トーナメント優勝戦
女子ワールドカップ（Ｗ杯）カナダ大会　バンクーバー


なでしこジャパン対アメリカ
前回ドイツ大会（2011）決勝では、２（宮間・澤）－ ２（モーガン・ワンバック）で、
延長戦の末、PK戦勝負となった。
佐々木監督に笑顔で「楽しんでこい」と送り出された、4人のPK戦士

PK戦
宮間あや・先発で見事に決め〇。　　　ボックス　　：海堀の右足に弾かれた╳。
永里優季・H・ソロに止められ╳。　　　　ロイド　　　：ネットの枠を外し╳。
阪口夢穂・GKの逆を突き〇。　　　　　ヒース　　　：狙った左側を阻まれ╳。
熊谷紗希・左上に突き刺さり〇。　　　ワンバック　：海堀の逆を突き決めて〇。
PK戦では、3－1でアメリカに蹴り勝って、
　　
日本代表「なでしこジャパン」が、ワールドカップ初優勝を成し遂げてから。
因縁のアメリカとの、ロンドン五輪大会では、アメリカに２－１で敗れてから、
2度目の世界大会、2012年の五輪（オリンピック）では銀メダルに終わった。
屈辱のリベンジあれから4年、このカナダ大会で、W杯2連覇を目指す選手たちの
闘志は、最高潮に燃え盛っている。


国際サッカー連盟（FIFA）ランキング4位の日本と２位のアメリカとの過去の対戦成績は
30試合1勝6分け23敗だが、2011年のW杯以降の試合結果は、

2011年W杯決勝での2－2、でPK戦で優勝してから、2012年には、3月の親善試合1－0で
勝ったが、4月の親善試合では1－1と引き分け、6月の親善試合では0－4で負け、
この年（2012）のオリンピックで、アメリカに2－1と敗れ、銀メダルに泣いてから
2014年3月の親善試合で、1－1の引き分けで、2011年W杯以降、アメリカとの
対戦成績は6戦して、1勝3分け2敗となっているが、今の日本は、アメリカと互角に
渡り合える力を持っていると思われる、決してアメリカに臆する事はないと思う。


2大会連覇を懸けた決勝戦は、アメリカ女子代表と対戦する。今年（2015）W杯優勝戦が、
カナダバンクーバーの（BCプレイス・スタジアム）の舞台で、2015年7月6日（月）
8時キックオフの予定。

カナダで、アメリカとの決勝の相手になる日本は、完全アウェイで戦うことを余儀なく
されることも、アメリカ対カナダ戦でも確認できたように。
実力も観衆も味方に付けたアメリカと、対峙するのは「なでしこじジャパン」には
非常に厳しいが、ただ最後の一戦、打倒アメリカ、選手全員が一丸となって頑張って、
W杯2連覇を成し遂げてもらいたい。
「なでしこジャパン」の大会2連覇の勝利を望むだけ。

　　
優勝経験の豊富な、なでしこの司令塔、澤穂希と岩渕真奈を佐々木則夫監督が、
何時、何処で起用するのか見ものだ。


アメリカには、ロンドンオリンピックで、金メダルを持っていかれている。
あの屈辱を晴らす為にも、ここカナダ大会ワールド杯では、絶対に渡さないと言うのが
「なでしこ全選手」の強い意志のようだ、必ずカップは日本に、持って帰ってくれるだろう。


佐々木監督も「ファイナルを目標にしてきたので、もう結果がどうあれ、とにかく
サッカーを楽しんで日本の皆さんに元気を伝えたい」と語気を強め語ったが。
やはり本音は選手と同じ、W杯連覇だろう。

二連覇を阻むのは強豪アメリカだ、何としても、オリンピックのリベンジを「なでしこ
ジャパン」に、果たしてもらいたい。頑張れ、日本中が応援してるよ。