オーガスター(米ジョージア州)ナショナルGC
男子ゴルフメジャー第2戦
オーガスタ、マスターズトーナメント
決勝進出が決まる日
ダメだった昨年の賞金王、藤田博之は昨日の79:87位からスタートし、
2日目は85と、昨日よりさらに6つ落とし通算20オーバーの、最下位の92位タイ
という結果で予選落ちした。
試合後、「全く歯が立たなかった。ショットがとにかく悪かった」
右ろっ骨疲労骨折による調整遅れが、最後まで響いたようだが理由にはならず。
オーガスタ・マスターズには通じなかったようだ、来季万全の体調で今回の
屈辱を果たしてもらいたいものだ。
3度目の招待選手で期待された石川遼は、初日1アンダー23位からスタートした
2日目は1度もバデーを取ることも出来ず、最終ホール3打目をピンにつけたものの
カップに嫌われパーも取れず、5ボギーの77と大きく崩れ予選ギリギリの線上、
首位と10打差の通算4オーバー、55位で、辛くも2度目の決勝ラウンドに進出した。
マスターズでの石川遼の予選通過は2年ぶり2度目で、何とか面目は保ったようだ
あと2日決勝ラウンドで頑張ってもらいたい。
やはりやって来たね、タイガーが5アンダーでトップン立ったものの、15番の
パー5のロングホールで、完璧と思われたショットはボールが、直接ピンに当り、
ボールは、はねかえり、無情にも池に転んでしまった。
しかしここが違った、打ち直したショット何と、ピン1mにピタリと付け
ボギーとし、1つは落としたが4アンダー、こんな状況でなんという精神力の強さか、
やはり世界のタイガーだ、8年ぶりに優勝を狙うタイガー・ウッズは、首位と
3打差の7位に浮上し好位置につけ、残す2日間の決勝ラウンドで、5度目の
大会制覇を狙える所までに進み、上位を脅かすようだ。
2日目首位に立ったのは、ジェーソン・デー(オーストラリア)が68で回り、
通算6アンダー138で単独首位で決勝に向かう。
1打差の2位にフレッド・カプルス(米国)とマーク・リーシュマン(オーストラリア)がつけた、
初日トップのセルヒオ・ガルシアは76と大きくスコアーを落し2アンダーで14位に後退した。
注目の史上最年少の14歳で出場したアマチュアの関天朗(中国)は、石川と同じ
4オーバーで予選を通過した。
残れた決勝残り2日間、招待選手に恥じないプレーを石川遼に希望を託したい。
ましてや中国の14歳の選手だけには負けてほしくない相手だ。
さぁ、明日からの決勝ラウンド面白くなってきた。