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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

福音の道しるべ  79

2013年08月09日 | 日記

 

 79

 ある日、知人宅を訪れたとき、ある事について、私たち夫婦の間に意見の違いがあることが分かった。訪問の後、自動車で帰宅する途中、そのちょっとした意見の相違は徐々にエスカレートして、やがて大論争へとふくれ上がってしまった。プライドの火が再び燃え上がり、抑えがきかなくなってしまった。帰宅するまでの二十五分間、双方とも一歩も譲らなかった。私たちは、聖所において、神の御前で罪を犯したのであった。以前の弱点が、二人に対して支配力をとり戻すべく、奮闘していたのである。残念ながら私たちは、窮したときにはいつでも得られる神の恵みを、すぐに願い求めようとしなかった。当然の結果として私たちは敗北したが、それは提供された逃れの道を選ばなかったからである。

 自動車から降り、家に向かって歩き始めてすぐに、私は聖霊のみ声を聞いた。「デイビッドよ、妻に謝りなさい。彼女が傷つきやすい性格であるのを、あなたは知っていますね。あなたは今日、その彼女を正当に扱いませんでした。あなたは一家のあるじとして、妻にキリストのみかたちを示し損ねてしまいました。あなたは、誇りと短気を神に屈服させると約束したのではありませんか?神と妻の前で悔い改め、私に立ちかえりなさい。」その声は、非常にはっきりしていた。即座に私は(心の中で)言い返した。「それはどういうことですか?牧師は私のほうで、彼女ではありません。僭越な口のきき方をしたのは、妻のほうではありませんか?今、私が謝ったら、彼女の悪い癖は助長される一方です。なぜ私が、最初に謝らなくてはいけないのですか?」しばらくの葛藤の後に、自分の思いが間違っていることに気づき、直ちに聖霊の声に従う決心をした。


 

  世界を救う愛の預言 : キリストの預言

 キリストは十字架につけられる直前、不思議な言葉を語られました。

 「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならばわたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう(ヨハネによる福音書14章1~3節)。キリストは、自分が死んだ後、再びこの世界に来られることを、弟子たちに語られたのでした。しかし弟子たちはそのことがよく理解できませんでした。

 また、別のところで、キリストは次のようにも言われました。

 「イエスが宮から出て行こうとしておられると、弟子たちは近寄ってきて、宮の建物にイエスの注意を促した。そこで、イエスは彼らに向かって言われた、「あなたがたは、これらすべてのものを見ないか。よく言っておく。その石一つでもくずされずに、そこに他の石の上に残ることもなくなるであろう」。

 またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った、「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終わりには、どんな前兆がありますか」(マタイによる福音書2413節)

 

この弟子たちの質問を受けてキリストは、ご自分が再び来られる時と、終末の前兆を詳しく語られました。それをまとめると次のようになります。

①自分がキリストだと名のるにせ者が横行する。

②戦争が続発する。

③民族間、国家間の紛争、

④飢餓や地震の頻発。

⑤キリスト教への迫害。

⑥不法がはびこり多くの人の愛が冷える。

⑦キリスト教の福音が全世界に宣教される。

 ここにあげられた特徴は、一つずつ細かく見ていかなくても、今日の世界情勢と驚くほど対応していることがわかります。とするならば、今からそう遠くない時に、キリストは再びこの世界に来られるのです。旧約聖書の預言がことごとくキリストによって成就したように、キリストご自身が言われた預言は、必ず成就するのです。あなたはこのことを、荒唐無稽なこととして笑い飛ばしてしまいますか。それとも、ではキリストは何のために来られるのか、また、自分は今何をしなければならないか知りたいとお考えになりますか。