TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

ベッドをソファーにリメイク【その③】

2021-10-08 10:49:00 | リメイク
ソファー作りは始まったばかりですが、底板のベニヤ剥がしに苦労し、道半ばで挫折しそうな気分です。

でも、大変だからと言って、一度始めた事を簡単に放り投げたくはありません。

困難が大きければ大きい程、その先に広がる光景は必死になって困難を乗り越えた人の心を揺さぶるものになると信じています(ベニヤ剥がしくらいでチョット大袈裟な例えになってしまいました… )。

何とか片面のベニヤを剥がし、枠に残ったベニヤのササクレもヤスリでキレイに取り除きます。

幅3cm程のすぎ材をホームセンターで購入し、底板の枠にネジ釘で留めて補強しました。


これで幅広の座面に相当な圧が掛かっても大丈夫でしょう。


次はベッドの枠の加工に入ります。

ベッドの脚を切り詰めます。

何cm切るかは、出来上がりのソファーの座面の高さとソファーの下にもお掃除ロボットの「ル△バ」君が入って行けるギリギリの高さから計算しました。


ベッドの脚を4本とも15cmほど切ります。


次に、ベッドの頭側と足側の要らない木枠や柵を取り除きます。


木枠や柵の根本には、外側から見えないように金属のピンや木製のダボが打たれており、材を傷付けないように外すのに少し手こずりました。


木枠や柵の取り外しと並行して、ソファーの背もたれと肘掛けの高さに合わせて柱の高さを決めて切り揃えました。

さて、理想のソファーに近いベッドリメイクソファーを完成させることはできるでしょうか???


        <つづく>








ベッドをソファーにリメイク【その②】

2021-10-07 11:33:00 | リメイク
理想のソファーの姿は、あの家具屋さんで見たウォルナットのソファーです。

ウォルナット材は素人の私たちには手に入れるのが難しい木材です。

家具の町には材木を扱う製材所や店舗もありますが、これまた目が飛び出るくらい高額で私には手が出ません。

なので、杉材や松材などホームセンターでも手に入る木材に塗料を塗り、あの理想のソファーに出来るだけ近づけることを考えました。

子どもたちが使っていた2段ベッドの枠はまだしっかりしていて使えそうです。

でも、ベッドとソファーでは座面の高さが違いますし、構造も違います。

いろいろとベッド枠の加工もしなければならないし、足りない材料を購入しなければ完成させることはできません。

例えば、背もたれが必要ですし、背もたれにクッションも置きたいと思っています。

もちろん、ほどよい硬さの座面もどうしたら実現できるか考えなければいけません。

座面は、今私が使っているシングルベッドのマットを使うことにしました。

2段ベッドの底板は、構造を強くするために上面と下面の両方にベニヤが張られていました。

底板には両面に通気のための穴が沢山空けてありましたが、空気の循環が悪くて梅雨時期には、底板の下部が湿気ることもありました。

そこで、底板の片面のベニヤを剥がし、空気の循環を良くし、構造上弱くなった分、少し幅広の枠材を新たに打ち付け補強することにしました。


まず、底板に張ってあった古い布を剥がし薄いスポンジも取り除きます。

布はホチキスの針で止めてありましたのでホチキスを抜きます。


ホチキスは全部で200個以上打ち込んであり、一本一本ドライバーを差し込みペンチで引っ張って抜くのが大変な作業でした。

ホチキスを抜き終えたら、片面だけベニヤを剥がします。

ベニヤがキレイに剥がれず、バリが出て手に刺さるなどして途中で放棄したくなりました。

カンカン照りの天気も私の意欲を削いでいきます。

それでも理想のソファーの姿を思い浮かべながら自分を鼓舞し、何とか2対の底板のベニヤを剥がし終えたのでした。


        <つづく>








ベッドをソファーにリメイク【その①】

2021-10-06 17:09:00 | リメイク
「沢登り第2部」に入る前に、初沢登りに行く前から取り掛かっていたソファー作りについて、数回に分けて書きますので宜しければお付き合いください。



我が家にまだ父がいて、母がいて、3人の子どもも小さかった頃に、2段ベッドを購入しました。

この2段ベッドは、分解・組立てがとても簡単で上の段のベッドを降して並べて使うこともできるようになっていました。

安い東南アジアの木材が使ってありますが、それでも5万円位は出した記憶があります… (多分???)。

買った当時は、上の子2人が2段ベッドを使い、下の子は父と母の部屋に布団を敷いてもらい寝ることが常でした。

子どもが成長し、上の子が1人家を出て行くと下の子が代わりにそのベッドを使う、という感じで随分長く使いました。

時は過ぎ、3人とも自立し家を出て行くと2段ベッドはその役割を終え、2階にある屋根裏部屋で分解されたまま長いこと眠ることになりました。

5万円程の木のベッドを20年近くも使ったのだから充分に元は取っていると思っています。


私の住む町の近くに家具で有名な町があります。

1年ほど前、連れ合いと一緒に家具屋さんに行った時のことです。

ウォルナットという重厚感のある木材で作られた、座面の広いソファーが二人の目に留まりました。


お店の人が、
「よかったら腰掛けてみませんか?」
と、声を掛けられたのです。

そのソファーに腰掛けた私と連れ合いは、一瞬にしてそのソファーの虜になってしまいました。

座面は少し硬めで、立ち上がりたくなくなってしまうほどそのソファーは心地良いのでした。

当然のことではありますが恐ろしく高額で、座っていた私の腰が抜けそうな価格で、慌ててその場を離れたのでした。

しかし、その後も、深く腰掛けることができて膝も伸ばせるそのソファーの事が気になってしかたありません。

何とかあのソファーに似たモノを自分でも作れないかと半年以上も考えていたのでした。


        <つづく>






我が家の庭の野の花たち

2021-10-05 17:26:00 | 
狭い庭に、所狭しといろんな木や草を植えています。

園芸店や植木市で買ってきたものもあれば、渓流釣りに行った際に目に付いた野草を少しだけ頂いて帰ることもあります。



鳥が運んできた種が根付いたのもきっとあるでしょう。



夏の間は背の高い雑草ばかりが目立っていましたが、朝夕少し涼しくなった頃から、それら野の花が咲き始めています。


名前のわかるのもあれば、知らないのもあります。


名前は分からなくても、小さな花であまり目立たなくても、野の花たちは懸命に今を生きています。

そんな姿が健気で、愛おしく思われました。










山岳会入会、その後… <第⑦話>

2021-10-04 11:37:00 | 山岳会
1つ目の滝を無事登り終え、さらに先を目指します。

水に濡れたロープは重くなります。

ここまで2本のロープを会長さんが自分のザックに入れて上がってこられていたのでした。

ここは若者(?)の出番です!

濡れたロープを私が持つことにしました。

肩からロープを掛けると、何処から見ても一端の沢屋って感じで、とても沢登り初体験には見えません。



男同士2人で記念写真を撮ってもらいました。

渓相の良い沢が続きます。



赤い一枚が広がる瀬やエメラルドグリーンの淵も見られ、心が洗われる思いです。


その後もロープを使い雨で滑りやすくなった土の斜面を登るなどして、今回の沢登りも最終地点まであと少しとなりました。

最後に現れたのは落差10メートル近い2段になった滝でした。


『エーッ、この滝を登るの?… 』

心の中でそう呟いている自分がいます。

私の心の声は会長さんには届きません。

会長さをは何も言わずにドンドン滝に近づいて行くのです。



2番手の年配の女性も黙ってついて行くだけです。

2段になった滝の下の段まで進んだ会長さんはそこでコースを左にとり、滝の手前の少し緩くなっている壁を登って行かれたのでした。

滝の上まで登ると、そこはまた美しい沢となり、もう少し進むと経ヶ岳へ続く古い登山道と交差する場所に出てきました。

私達はそこで本日最後の記念写真を撮ったのでした。




沢に行かなければ見ることができない美しい滝や淵、木々の緑や、沢に行かなければ感じることができない水音や空気を体感できました。

何より、今回ご一緒させていただいた女性陣の年齢を感じさせないチャレンジ精神に刺激をもらったことが一番の収穫でした。

沢靴を登山靴に履き替え山道を30分近く下り、車を停めていた道路脇まで戻ってきました。

会長さんは私に右手を差し出し、
「お疲れさん、初めての沢登り無事に終えることができておめでとう!」
と、握手を求められたのです。

「こちらこそ、ありがとうございます!」「楽しい時間でした。会長さんのお陰です!

私はそう言って、差し出された会長さんの手をしっかりと握り返したのでした。

そうしたら、
「✖️✖️さん、明日も沢登りに行くバィ!」
と、会長さんの口から驚きの言葉が飛び出したのでした。


     <沢登り第1部 完>