本書は、与那国島、波照間島、黒島、新城島、鳩間島、西表島、小浜島、竹豊島及び石垣島の歴史や現地に伝わる歌等が紹介されている。
著者は、「沖縄の政治や文化も那覇や首里だけを中心に考えることは無意味である」(241頁)と言い切り、「島々に生きる人びとの生きざまを、それぞれの島の歴史風土のなかでとらえ返し、共有するための努力」(同頁)の必要性を説く。本書を読むと、沖縄と一口に言っても、島によって異なる歴 . . . 本文を読む
左目を数十万人に一人という珍しいガンのために摘出してから「見えてきたもの」が書かれています。本書の内容は『ピーコ伝』とも重なりますが、本書はあくまでも左目を摘出した後のことが中心となっています。
「着る服や色は、その人の気持ちを表している」(137頁)ということなので、服装には気をつけないといけないのでしょうが、できそうにない。 . . . 本文を読む
本書では、14世紀のから1990年代までの沖縄の歴史の概要がわかる。第3章「沖縄戦と住民の記録」の「五 住民の証言」は読むのがとても辛かった。日本軍は住民から労働力や食糧を提供させるだけでなく、確たる証拠ないのに「スパイ容疑」で殺害したり、敵に見つかる恐れがあると言って泣く乳幼児をその親に殺害を強要するなど、本当に沖縄戦は住民にとって地獄そのものだったと容易に想像できる。
そして、今も沖縄には基地 . . . 本文を読む
昨日の濃霧による電車のダイヤ乱れをお詫びする掲示が駅にあった。濃霧で電車が減速または停止することは当然であるのだから、それによって生じた遅延をお詫びすることはない。 お詫びする必要があるのは、車両故障や信号故障などの電車会社に専ら責任がある場合に限れるべきで、その場合は(後日に)再発防止策も知らせることも必要となる。そうでないと、また同じ故障が起きたときにその再発防止策が適切であったかがわからない . . . 本文を読む
本書は、1972年5月15日の沖縄の日本復帰から、普天間基地の移設先として決まった辺野古沖案も一向に進まない状態である2005年頃までが描かれている。
米国が「沖縄の負担軽減」をダシに使い、日米の軍事的一体化の推進に努めてきた(225頁)ということは今後も留意すべきだ。
また、基地の反対運動は、政府のしたたかさ等に阻まれて結果があまり出せていなかったが、粘り強く継続していることが現在の辺野古沖移設 . . . 本文を読む
各選挙の最終結果は下記のとおり(次点まで)
1)愛知県知事選挙 投票総数:305万1,649(投票率52.52%)
(当選)大村ひであき:150万2,571
(次点)しげとく和彦:54万6,610
http://www.pref.aichi.jp/senkyo/sokuho/data/L1059999.pdf
2)名古屋市長選挙 投票総数:96万1,694 . . . 本文を読む