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一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

青春18きっぷ2025春 No.16

2025-04-12 14:45:00 | 旅行記
五能線で東能代駅に降り立って、どうするか悩んでいた。
奥羽本線で大館駅へ行くか、反対側の秋田駅へ向かうか…。



東能代駅で秋田音頭を口ずさみながら、食事を楽しむ時間のある花輪線か…。
食事の時間はないがこの日の目的地に2時間早く着く北上線か…。



実は旅行前から風邪をひいていたこともあり、体力も限界に…。
なので秋田経由にする。東能代11:23発 奥羽本線1650M秋田行きに乗車。



秋田12:26定刻到着。すぐに12:39発 奥羽本線442M横手行きに乗車する。
横には「特急つがる」、向こうには「特急いなほ」が見える…。



大曲までは田沢湖線・秋田新幹線と同じ線路だが、在来線は狭軌なのでレールは3本。
隣は田沢湖線・秋田新幹線専用の標準軌なのでレールは2本。
在来線として走る田沢湖線は台車が標準軌なので新幹線用のレールを走ります。



大曲駅近くになると田沢湖線・秋田新幹線の標準軌だけが、隣の新幹線専用軌道へ移る。
山形新幹線が走る奥羽本線も同じで全国でも珍しい鉄道風景となっている。

撮影日 2025.03.12 東能代~大曲 







青春18きっぷ2025春 No.15

2025-04-11 14:45:00 | 旅行記
ウェスパ椿山は、温泉・体験施設・展望台などがあったが現在は閉鎖。
それでも不老ふ死温泉が近くにあるためか乗降客が多少ある…。



ウェスパ椿山を過ぎると海岸線の景勝地は少なくなってくる。
間もなく五能線のハイライトも終わりに近づいてきた。



秋田や青森では海岸線近くは風が強いためか風力発電が盛ん。
原子力発電よりもずっと地球に優しい再生可能エネルギーの利用には大賛成だ。



川部駅からの147.2kmの憧れの五能線の旅は東能代駅10:37定刻到着で終了した。
今度は「リゾートしらかみ」でゆっくりと回ってみたいもの…。



五能線の起点駅は秋田県能代市の東能代駅となっている。
以前はKIOSKで駅弁を売っていたようだが、現在はキャッシュレス無人化で取扱終了。



因みに五能線の終点駅は青森県南津軽郡田舎館村の川部駅。
スイッチバックのため全列車が停車し弘前駅へ向かう駅となっている。

撮影日 2025.03.12 ウェスパ椿山~東能代、川部駅

青春18きっぷ2025春 No.14

2025-04-10 14:45:00 | 旅行記
大相撲 舞の海の出身地である鯵ヶ沢駅には定刻で8:25着。
本来なら降車して新名物「ヒラメのヅケ丼」でも食したいところだが…。



殿様が千畳の畳を敷き酒宴を催したといわれる岩棚が広大に続く「千畳敷海岸」
焼きイカが有名。炙ったイカで地酒をグイっとなんて列車旅は今は昔…。



陸奥赤石から八森あたりまでの約80㎞を海岸線に沿って走る。
幸いにも好天に恵まれ、青い空と青い海、奇岩の絶景が広がる。



海岸線沿いの景勝地を走るといっても写真スポットはななかなか無い。
電線や電柱、立木などが邪魔をして車内から綺麗な風景が撮れる場所はごく僅か。



深浦駅で列車交換。ここから終点の東能代まで列車番号は3526Dに変わる。
深浦駅前には駅標のデザインにもなっている深浦の大岩があるが停車時間が5分では自信なく…。

撮影日 2025.03.12 鯵ヶ沢~深浦

青春18きっぷ2025春 No.13

2025-04-09 14:45:00 | 旅行記
青春18きっぷの2日目は弘前駅から、憧れの五能線の旅をチョイス。
リゾートしらかみ号以外ではこの列車のみが全区間運転。弘前6:47発3524Dに乗車。



弘前から2つ目の川部駅でスイッチバックをすると車窓左手に岩木山が見える。
津軽の人々の心の山。以前ストーブ列車に乗車した際にアテンダントさんが言っていた。



五所川原駅は津軽鉄道も乗入れていて、何人かの乗客は降車していた。
ここから男子高校生がどっと乗り込んできたが、感心するほどマナーが良かった。



五所川原を出ると暫くはまだまだ雪深い田園地帯を列車は軽快に走る。
厳冬期には地吹雪で周りが見えないほどでホワイトアウト状態になるのだろう…。



海岸線に近くなってくると積雪量も減り、北帰行の白鳥が多く見られた。
列車が来ると飛び立たないものの背を向けて遠くへ行ってしまう…。

撮影日 2025.03.12 弘前~鯵ヶ沢

青春18きっぷ2025春 No.12

2025-04-08 14:45:00 | 旅行記
弘前駅前のホテルに一泊し、いつ食べられるか分からないので、
バランスの良い食事をバイキングでいただきます。久々の充実した食事…。



ホテルを出て弘前駅に向かうと前日の夜に到着した際には見えなかった駅舎。
信州と同じで「りんご」が名産でHIROSAKIの文字も。りんごの風というモニュメントも。



本当は弘前駅そば処「こぎん」さんで駅そばの朝食を考えていましたが…。
営業開始時間7:00前なので仕方ありません。今度来た時には…。



駅は弘南鉄道弘南線も入っていて、昇る朝日に元東急のデハ7152と7144が輝く。
残念ですが大鰐線は2028年3月末で廃止が発表されました。



さあ、青春18きっぷ2日目はこの弘前駅から始まります。
早朝6時前ですが列車の発着があり、活気が感じられます。

撮影日 2025.03.12 弘前駅

青春18きっぷ2025春 No.11

2025-04-07 14:45:00 | 旅行記
さあ、秋田駅19:23発の青森行き快速3627Mに乗車する。
しかしこの列車は大館以北に行く最終列車ということもあり満員状態。



東北地区で活躍する通勤形電車701系は1993年に登場した車両。
地区ごとに帯色が違い青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道を含めると8種類もある。



第1日目の目的地、弘前に21:38定刻到着。長野を出て約16時間半でした。
この列車に乗車していれば青森に22:18に到着するが、あえてここで終了。



実は秋田駅で購入した駅弁「サーモンハラス蒲焼き重」の駅弁を購入していました。
予約した駅前のホテルに飛び込んでシャワーを浴びてさっぱりしたのち…。



酒の肴として1杯やりながら今日1日目を締めることにします。
それにしても1日で普通・快速列車だけで長野から弘前(青森)まで来れるんだと実感。

撮影日2025.03.11 秋田駅~弘前駅





青春18きっぷ2025春 No.10

2025-04-06 14:45:00 | 旅行記
酒田16:16発 羽越本線551Mで秋田に18:23定刻到着した。
改札を出ると出迎えてくれたのは、ナマハゲと秋田犬のオブジェ。



乗換時間内で駅そば「しらかみ庵」へ。本日3軒目の駅そば。
1日目の旅はまだまだ続くので腹ごしらえ。乗車しているだけでも腹が減る…。



店内は明るく清潔で着席できる。入口の食券販売機で購入しカウンターへ。
夕方の時間だが土曜日のせいか利用客はまばら。待つこと暫し…。



注文したのは男鹿の海藻アカモクを使った郷土食「ぎばさそば」660円とミニ牛丼380円。
ぎばさのネバネバが喉越しを更に良くする。少し濃いめの丁寧に摂った出汁と蕎麦が美味い。
本日の3軒の駅そば屋すべてで「れんげ」が付いてくる???信州人からすると何故だ???



5日前の3月6日に「こまち」と「はやぶさ」の連結器が外れる事故が起きた。
そのため秋田駅12番線に停車中のE6系こまちは心なしか寂しそうに見えた。

撮影日 2025.03.11 秋田駅





青春18きっぷ2025春 No.9

2025-04-05 14:45:00 | 旅行記
羽越本線は村上駅から秋田駅間は交流区間となる。
酒田からは701系秋田色の16:30発 秋田行き551Mに乗車する。



酒田を出ると暫く田園地帯を走るが早春の陽が西に傾いてきた。
山に囲まれた信州と違い海沿いは明るい時間が長いな~と感じる。



車窓反対側には出羽富士と呼ばれる標高2,236ⅿの鳥海山が見えるはず…。
がしかし、残念なことに中腹から上は雲の中…。残念!でした。



吹浦から日本海が見える海岸線沿いを暫く走る。が701系は乗り心地は良くない。
しかし黄金の夕日が空を染め、海を染めて信州人の心を揺さぶる。



秋田県の男鹿線は有名だし男鹿半島もほとんどの人は知っている。
しかし山形県飽海郡遊佐町吹浦字女鹿にある1日6本しか停車しない女鹿駅。
JR東日本では最も早い終電と最も遅い初電になっている山形県最北端の駅。



金浦(このうら)駅あたりで黄金の太陽は地平線に沈もうとしていた。
金浦駅構内には地域住民の方が駅そば店を営業しているというが…。

撮影日 2025.03.11 羽越本線 酒田~秋田

青春18きっぷ2025春 No.8

2025-04-04 14:45:00 | 旅行記
村上駅前で、ざいご屋の「駅そば」を堪能して次の列車に乗り込む。
乗り心地の良いGV-E400系の電気式気動車で酒田行き13:42発の827D。



村上駅からは国の名勝および天然記念物に指定されている笹川流れが続く。
約11㎞の間に無数の奇岩、絶壁、洞穴が連続し、遠くに粟島も楽しめる。



鶴岡駅近くになってくると海岸線を離れ広大な水田地帯が広がって来る。
日本のコメ不足は深刻だが、昨今の猛暑に強い品種の作付け拡大も課題らしい。



鶴岡15:18定刻到着。しかし此処でまたまた24分のバカ停(バカみたいな長時間停車すること)
駅前ビルのフードコートにそば屋があるが定休日…。残念!車内で待つのみ!



鶴岡駅を15:42に発車すると早春の東北の空はいつの間にか曇に覆われていた。
地吹雪対策用のネットとともにエンジェルラダーが綺麗に見えていた。



そして長野を出て11時間、6本目の列車の終着駅「酒田駅」に定刻16:16に到着した。
それにしても日本の鉄道網は大したものだと感心させられる…。

撮影日 2025.03.11 羽越本線 村上~酒田






青春18きっぷ2025春 No.7

2025-04-03 14:45:00 | 旅行記
村上駅で46分の乗継ぎ時間があるので、駅の外へ出かける。
駅から歩いて数十秒の場所に「そば処」がある。これも勝手に「駅そば」に認定。
青春18きっぷの旅は食事の時間が取れないので食べられる時に食べておく…。



そば処「ざいご屋」さん。ざいごとは新潟弁で田舎・郊外という意味らしい。
以前は立喰いだったようだが、今は座って食べることが出来るお店だ。



店内は綺麗で10席程度。食券を購入してカウンター渡しのセルフのお店。
9種類のソバは麺をうどんに変えることも出来る。かき揚げそば750円を注文。
券売機にはないが大盛1.5玉は無料、特盛2.0玉は150円増しスタッフに申し付けくださいとあった。



そばを待つ間にも女子高生などがやって来る。麺の他に「たい焼き」が有名。
女将さんひとりで切り盛りしているので結構忙しそうだがテキパキと捌いていく。



待つこと暫し。本日2杯目。かき揚げそばだが天かす、ゆでたまご半分、かまぼこ、海苔ものっている。
細麺だがしっかりとした手打ちで喉越しが良い。出汁も美味しく具沢山の田舎そばでした。

撮影日 2025.03.11 村上駅前 そば処 ざいご屋