一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

HIGH RAIL1375に乗る vol.5

2021-10-18 14:45:00 | 観光列車乗車記
この日はサイコーのお天気に恵まれましたので、車窓風景もサイコー。
まずは小淵沢を発車して直ぐに、甲斐駒ヶ岳の勇姿に出会えます。



落差10m、幅15mの岩間から絹糸のように水が流れ落ちる優雅な吐竜の滝。
渓流と滝の創り出す世界は日本庭園のようで、とても神秘的な場所です。



列車が標高を上げると八ヶ岳連峰が近くに見えてきました。
南北約25kmの距離におよそ20の峰が連なる火山列で、最高峰は赤岳の2,899m。



高原野菜の畑が見えて来ると、八ヶ岳全体が見えるようになります。
富士山と背比べをして勝利したものの、富士山に蹴り飛ばされて八つの峰になったという神話があります。



野辺山から信濃川上までは日本でも有数の高原野菜の産地です。
レタスが青々と並んでいて大きなトラクターが彼方此方に見えます。



信濃川上からは千曲川に沿って線路は小諸まで伸びています。
台風や梅雨の大雨などで、所々護岸が削られています。



こんな荒々しい場所の千曲川の風景も見ることが出来ます。
紅葉には早かったのですが、木によっては少し色が変っていました。



佐久平に下りてくると、田園地帯が広がります。
遠くには八ヶ岳連峰が見えていますが、見る位置によって印象が違います。

撮影日 2021.09.23 HIGH RAIL 1号車内より


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