ジェネシス その5の続き。WOMAD Benefit Gig「SIX of the BEST」のリハーサルをハマースミス3days期間中に行ったのだか、その前日に、マーキーで「The Garden Wall」名義のシークレットギグをおこなっている。シークレットっていいながら、ファンにはバレバレだったようで、クラブには長蛇の列が出来たようだ。ガブリエルが、例のお花のマスクを持って飛び入りするらしいといった噂も立っていたようだ。若いスコットランド・ヤードが何の騒ぎだと驚いてたみたいな記事も出ていた。
リアルタイムの情報がほとんどなかった81年のアルバム「abacab」は日本のファンの間でも賛否が分かれるアルバムで、バンドへの関心が薄れていた感もあった。でも今思い返すと、このアルバムと翌年の「Three Sides Live」、そしてツアーは忘れることが出来ない濃厚なものだった。ハイライトは「SIX of the BEST」で間違いないが、2nd Legの“abacab”アンコール・ツアーでは、フルサイズの“Super's Ready”や“Lamb~Watcher”メドレーを演ったし、NYでの2公演で、EW&Fフェニックスホーンと2曲共演したりもした。今日はスティーヴ・ハケットの「Time Lapse at Milton Keynes」を聴いて、当時に想いを馳せることにしよう。
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