20年前の10月、パシフィコ横浜で『楽器フェアー』があった。特に当てはなかったが、あちこちと目移りしながら会場を見て回った。
“マーシャル・アンプ”のブースに行くと、創設者“ジム・マーシャル”本人が来場していた(この時が最後の来日となったようだ)。しかも、用意されたポスターに目の前でサインしてもらい言葉を交わして握手することが出来た。ラッキー!
お馴染み“マーシャル・スタック”の前で演奏する“ジミヘン”のかっこいいモノクロ・ポスターだ。帰りがけに“ワールドポーターズ”でポスター・フレームを買って帰った。
しばらく経ってポスターを眺めたら、“James Marshall Hendrix”と記されていることに気づいた。“あれっ”と思い調べたら、ジム・マーシャルの本名は“James Charles Marshall”とわかった。ジミとマーシャル、二人とも“James Marshall”だったなんて知らなかった。
ジムはロンドン生まれで、地元でドラムを教えながら楽器店を営んでいたようだ。教え子のひとりだった“ミッチ・ミッチェル”はその後、このジミヘンとバンドを組んだ。こんな経緯があったとは…なにか運命的なものを感じてしまう。
間違いなく、二人の“マーシャル”はこの先も語り継がれていくロック・レジェンドだ。
(敬称略)
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