WOMADフェスを開催した年、ピーター・ガブリエル Ⅳ をリリースした。「ショック・ザ・モンキー」は、放送が始まったばかりの、テレ朝のベスト・ヒット・USAでも流れた。当時最新だったサンプリング・シンセ(フェアライト)をいち早く使ったりして創られたアルバムだ。スター・オブ・ザ・ウイークだったか? 空き地にあった鉄パイプに息(風)を吹き込んで出てきた音をサンプリングした、みたいなことを話していたような…。迫力のある民族音楽的なリズムがとても新鮮だった。そう言えば、サード・アルバム完成後の音楽専科インタビューで、「日本人にも作品を知ってもらいたいから、次作では日本語盤も作る」なんて答えていて、ケイト・ブッシュのアルバムに参加した日本人ミュージシャン、クマ原田、加藤ヒロシらに作業を依頼したなんて、かなり具体的に語っていた。もしWOMADフェスでつまずかなかったら、Ⅳの日本語盤は 実現していたのかなぁ? このアルバム・ツアーは「プレイズ・ライブ」としてリリースされたので、「ガブリエルⅣ」はかなり思い入れがあるアルバムだ。
(敬称略)
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