相応しい表現でないかもしれないが、ワールドカップは国の威信をかける戦いとの意味で“武器を持たない戦争”と言われた。フォークランド紛争後のメキシコ大会で、マラドーナが“神の手”“5人抜きゴール”をやった、アルゼンチン×イングランド。音声が電話回線を使った中継だったこともあり、観客の異常な興奮は割れた音からひしひしと伝わり、アップになる選手の表情は恐かった。そしてこの大会のアジア予選、初めて国立の観客席いっぱいに国旗が翻った興奮も忘れられない。残念な感想だけど、代表の試合からは自分のような素人目で見ても闘志が伝わってこない。本大会出場枠4.5、今のアジアには多すぎるとも思ってしまう。肉体、技術、戦術も大切だけど、もっと闘志をむき出しにしてほしい(ラフプレーでなく)と願ってしまう。あと4ヶ月だ、ガンバレ“ニッポン”!
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