国立競技場の続き。公式大会の代表戦はともかく、フレンドリー・マッチは本当に寂しかった。'88ソウル・オリンピックを控えて来日したソ連B代表との試合。当時は、欧州最優秀選手になったイゴール・ベラノフがいたディナモ・キエフを核としたソ連の欧州台頭が顕著だった。そのディナモ・キエフ(つまりキエフにある“ダイナモ”発電所のクラブってこと←こうした豆知識は“ダイヤモンド・サッカー”が教えてくれた。)のまさに“ダイナモ”中心選手だったアレクセイ・ミハイリチェンコがいるソ連B代表。そんな一流プレーヤー達を見られる試合なのに、国立競技場には数えられるくらいのわずかな観客だけ。歓声があがることはなく、秋の虫の声の方がうるさかった。今では考えられないひどさだった。W杯本大会出場が32となり、ヨーロッパ、南米と比較するとまだまだレベルの差が大きすぎるアジアに出場枠が4+1も与えられたおかげ?で、日本もW杯に出場することが出きるようになった(そう思いたくなってしまう)。そろそろベスト16の壁を破ってほしいと願うばかりだ。がんばれニッポン!! 因みに、このソ連B代表はソウル・オリンピックでブラジルを下し金メダルを獲得してる。
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