ガドル死す・・・・・
絵里と和也の二人と、別の場所で僚機と戦っているミリアとマックスも確認した。
この場の最大の脅威を排除した絵里と和也はミリアとマックスの二人へ加勢し残りを殲滅する。
ミリア「あいつを撃墜したのか・・・」
星村絵里「えぇ考えていけば、なんとか。」
ミリア「・・・・ふっ・・・・成長したな、以前は考えもなしに行動するお前が・・・・」
星村絵里「それってもしかして考えられるようになった事ですか、そんな目で見ていたのは酷いですよ。」
ミリアは自身でも苦戦したガドルを撃墜した絵里を見て驚いた。
絵里が考えて行動して撃墜したと聞いて、喜ぶ半面別の感情も生まれる・・・・
確かに絵里が成長したのも分かるのだが、簡単にガドルを撃墜したのに嫉妬心を覚えさせる。
今までは部隊№2の腕前であった絵里・・・・・・
考えれば自分より強敵を撃墜できる程の腕前に成長した。
ミリア「くっ・・・・私が元部下に嫉妬でもしているのか・・・・・・」
信じられない感覚・・・・・・・・ミリアは戸惑う・・・・・
だが、自分はゼントラーデイ軍でエースのミリアとして監察軍に恐れられた兵士・・・・
まだチャンスはある・・・・・・・・そう自分に言い聞かせた。
「報告、統合軍の新部隊が別ルートから現れました。」
キル「別ルートだと・・・・・・・今いる部隊は陽動・・・・・別ルートが本命か・・・・出せる部隊と近くの部隊は・・・・・」
「それがガドル同志の部隊が出撃しましたが、戦死・・・・部隊は壊滅。リガード第2小隊と戦車部隊しかいません。」
キル「ぬぅ・・・・・・」
グラビオン基地司令部にいるリーダーキルはVF-X部隊の到着の報を聞いた。
VF-X部隊とは絵里.和也.ミリア.マックスの4人の事である。
少数精鋭とは言え統合軍の別動部隊の登場にキルは動揺する・・・・・
それにガドルも戦死し残りは大した戦力しか残ってない。
大半は統合軍主力陽動部隊と戦っており戻ってくる可能性が低い・・・・
かくなる上では・・・・・・・
キル「残り全ての戦力を出せ・・・・・俺も出る・・・・・・」
「はぁ・・・・」
キル「スワフに指揮権を譲るが俺が戦死したら統合軍に全面降伏か・・・・逃亡する判断を取れ!」
自ら出撃し迎撃する事。
自身が戦死したら降伏するか逃亡するかの指示を出せと・・・・・・・・・
キルはそう判断した。
この発言からして死を覚悟した者の発言である。
キル「・・・・・俺の機体.シュウルケル・ゲルフはどうだ?」
「はい準備完了です。ヌージャデル・マッフ.ゲルフ共に良好です。」
キル「そうか・・・・期待しても良さそうだな。」
シュウルケル・ゲルフ。
ゼントラーディ軍のバトルスーツ、シュウルケル・ウーとシュウルケル・ガーの合いの子的ベースの地球製の技術が使われている兵器である。
その隣にはヌージャデル・ガーをマイクローン用かつ、準地球製に仕立てたマッフ・ゲルフの2種類計10機が控えている。
キル「さて最期の戦いへ赴くか、もう少し抵抗したかったが・・・他の連中がやるだろう・・・・・全機出撃!!」
キルは死の覚悟を固め配下に出撃の号令を出す。
これで最期の出撃・・・・
そう決め込んで・・・・・
ズドドドドドドド
「総員退避・・・・逃げ・・・・・・・・・」
ズゴォン
絵里達は基地付近に到達した。
以前、来た基地と同じ場所である。
それ程、変わってないが戦車部隊とリガードがいる。
自走ミサイル砲部隊や戦車が攻撃してきたり、リガード部隊の猛攻を受けるが・・・
数々の実戦を経験してきた絵里.和也.ミリア.マックスの前では無力であった。
ゴォォォォン
「うわああぁぁぁ」
ミリア「戦車・・・・・リガード、敵本拠地付近にこれしかいないのか・・・・・」
予想外に抵抗の少ないグラビオンの本拠地周辺の戦力。
ミリアは物足りなさを感じる・・・・・・・
ミリア「・・・・・・絵里・・・・・・・・・」
普通に活躍している絵里の姿を見る・・・・・・・・
動きからして以前のような無邪気さがない・・・・普通の軍人としての動きをしている・・・・
そこで自分に何が足りないのか戦いながら考えた・・・・・・・・・
ミリア「私は部下に嫉妬しては戦士失格だな、戦いを楽しんでばかりいて使命を忘れる・・・・・モーアには出来て自分にはできない・・・・・・・はぁ・・・・それがお前の強さか・・・・・・・・・・」
戦いを楽しみすぐて使命感を忘れていた・・・・・・・・・
先に地球側にいたのに、遅れてきた絵里に抜かれてしまう・・・・・
良く考えた結果がこれである・・・・・・・・
星村絵里「ミリア」
ミリア「モーアか・・・・・・」
星村絵里「何か不安そうですね・・・・・・どうしました・」
ミリア「なんでもない、それにいつからお前私の上官になった?」
星村絵里「う~ん、分かんないですね。」
ミリア「ふっ・・・・・・」
自分を心配して通信してきた絵里だが、案外いろいろと皮肉を言うと。
なんだかんだでいつもの絵里であった。
そこだけは変わらない・・・・・・全てを変えるのではなく合わせるように・・・・
星村和也「敵の援軍だ・・・・・・かなりの数・・・・」
マックス「いよいよお出ましですね。」
レーダー反応に敵あり・・・・・・
かなりの数・・・・・それを率いているのは・・・・・・
キル「そろそろ決着をつけようか・・・・・・・統合政府の犬共よ!」
シュウルケル・ゲルフに乗っているグラビオン指揮官キルである。
パワードスーツ部隊だけではなく、予備戦力を一気に出している。
いよいよ敵のリーダーとの対決の時が来たのだ。
絵里と和也の二人と、別の場所で僚機と戦っているミリアとマックスも確認した。
この場の最大の脅威を排除した絵里と和也はミリアとマックスの二人へ加勢し残りを殲滅する。
ミリア「あいつを撃墜したのか・・・」
星村絵里「えぇ考えていけば、なんとか。」
ミリア「・・・・ふっ・・・・成長したな、以前は考えもなしに行動するお前が・・・・」
星村絵里「それってもしかして考えられるようになった事ですか、そんな目で見ていたのは酷いですよ。」
ミリアは自身でも苦戦したガドルを撃墜した絵里を見て驚いた。
絵里が考えて行動して撃墜したと聞いて、喜ぶ半面別の感情も生まれる・・・・
確かに絵里が成長したのも分かるのだが、簡単にガドルを撃墜したのに嫉妬心を覚えさせる。
今までは部隊№2の腕前であった絵里・・・・・・
考えれば自分より強敵を撃墜できる程の腕前に成長した。
ミリア「くっ・・・・私が元部下に嫉妬でもしているのか・・・・・・」
信じられない感覚・・・・・・・・ミリアは戸惑う・・・・・
だが、自分はゼントラーデイ軍でエースのミリアとして監察軍に恐れられた兵士・・・・
まだチャンスはある・・・・・・・・そう自分に言い聞かせた。
「報告、統合軍の新部隊が別ルートから現れました。」
キル「別ルートだと・・・・・・・今いる部隊は陽動・・・・・別ルートが本命か・・・・出せる部隊と近くの部隊は・・・・・」
「それがガドル同志の部隊が出撃しましたが、戦死・・・・部隊は壊滅。リガード第2小隊と戦車部隊しかいません。」
キル「ぬぅ・・・・・・」
グラビオン基地司令部にいるリーダーキルはVF-X部隊の到着の報を聞いた。
VF-X部隊とは絵里.和也.ミリア.マックスの4人の事である。
少数精鋭とは言え統合軍の別動部隊の登場にキルは動揺する・・・・・
それにガドルも戦死し残りは大した戦力しか残ってない。
大半は統合軍主力陽動部隊と戦っており戻ってくる可能性が低い・・・・
かくなる上では・・・・・・・
キル「残り全ての戦力を出せ・・・・・俺も出る・・・・・・」
「はぁ・・・・」
キル「スワフに指揮権を譲るが俺が戦死したら統合軍に全面降伏か・・・・逃亡する判断を取れ!」
自ら出撃し迎撃する事。
自身が戦死したら降伏するか逃亡するかの指示を出せと・・・・・・・・・
キルはそう判断した。
この発言からして死を覚悟した者の発言である。
キル「・・・・・俺の機体.シュウルケル・ゲルフはどうだ?」
「はい準備完了です。ヌージャデル・マッフ.ゲルフ共に良好です。」
キル「そうか・・・・期待しても良さそうだな。」
シュウルケル・ゲルフ。
ゼントラーディ軍のバトルスーツ、シュウルケル・ウーとシュウルケル・ガーの合いの子的ベースの地球製の技術が使われている兵器である。
その隣にはヌージャデル・ガーをマイクローン用かつ、準地球製に仕立てたマッフ・ゲルフの2種類計10機が控えている。
キル「さて最期の戦いへ赴くか、もう少し抵抗したかったが・・・他の連中がやるだろう・・・・・全機出撃!!」
キルは死の覚悟を固め配下に出撃の号令を出す。
これで最期の出撃・・・・
そう決め込んで・・・・・
ズドドドドドドド
「総員退避・・・・逃げ・・・・・・・・・」
ズゴォン
絵里達は基地付近に到達した。
以前、来た基地と同じ場所である。
それ程、変わってないが戦車部隊とリガードがいる。
自走ミサイル砲部隊や戦車が攻撃してきたり、リガード部隊の猛攻を受けるが・・・
数々の実戦を経験してきた絵里.和也.ミリア.マックスの前では無力であった。
ゴォォォォン
「うわああぁぁぁ」
ミリア「戦車・・・・・リガード、敵本拠地付近にこれしかいないのか・・・・・」
予想外に抵抗の少ないグラビオンの本拠地周辺の戦力。
ミリアは物足りなさを感じる・・・・・・・
ミリア「・・・・・・絵里・・・・・・・・・」
普通に活躍している絵里の姿を見る・・・・・・・・
動きからして以前のような無邪気さがない・・・・普通の軍人としての動きをしている・・・・
そこで自分に何が足りないのか戦いながら考えた・・・・・・・・・
ミリア「私は部下に嫉妬しては戦士失格だな、戦いを楽しんでばかりいて使命を忘れる・・・・・モーアには出来て自分にはできない・・・・・・・はぁ・・・・それがお前の強さか・・・・・・・・・・」
戦いを楽しみすぐて使命感を忘れていた・・・・・・・・・
先に地球側にいたのに、遅れてきた絵里に抜かれてしまう・・・・・
良く考えた結果がこれである・・・・・・・・
星村絵里「ミリア」
ミリア「モーアか・・・・・・」
星村絵里「何か不安そうですね・・・・・・どうしました・」
ミリア「なんでもない、それにいつからお前私の上官になった?」
星村絵里「う~ん、分かんないですね。」
ミリア「ふっ・・・・・・」
自分を心配して通信してきた絵里だが、案外いろいろと皮肉を言うと。
なんだかんだでいつもの絵里であった。
そこだけは変わらない・・・・・・全てを変えるのではなく合わせるように・・・・
星村和也「敵の援軍だ・・・・・・かなりの数・・・・」
マックス「いよいよお出ましですね。」
レーダー反応に敵あり・・・・・・
かなりの数・・・・・それを率いているのは・・・・・・
キル「そろそろ決着をつけようか・・・・・・・統合政府の犬共よ!」
シュウルケル・ゲルフに乗っているグラビオン指揮官キルである。
パワードスーツ部隊だけではなく、予備戦力を一気に出している。
いよいよ敵のリーダーとの対決の時が来たのだ。