望月千代女
【生没】
不明
【氏族】
甲賀望月氏
【旦那】
望月盛時?
【子息】
望月信雅?
望月新六?
【解説】
清和天皇第4皇子の貞保親王の末裔で、信濃豪族望月氏の一族で。
平将門の乱で武功があったとされる望月三郎兼家から分かれ甲賀忍者の家系になった甲賀望月氏の娘。
甲賀望月氏は甲賀五十三家の一つに数えられる。
本家に当たる望月盛時に嫁ぎ、戦死後武田信玄の命令で歩き巫女頭になったという。
戦乱の世により家族が死に孤児になったり、貧しさから捨て子となった少女達数百人を集め。
歩き巫女を育成したと言われる。
相手が男性だった時の為に色香で男を惑わし情報収集する訓練を行っていたらしい。
これらの説は1930年に発売された中山太郎の『日本巫女史』が初出であり。
実在に関してはさまざまな説があり、実在が疑われている。
ただ歩き巫女は千代女に関わらずとも存在しており。
いろいろと回るので、誰にも怪しまれずに諜報活動できる要素はあり。
戦国大名が諜報に活用していないとは言い切れない。
果たして詳細はいかに?
【本ブログで扱う千代女】
(前世と後世の比較 前世.歩き巫女として潜入時.後世、非常事態勤務待機時)
本作で扱う望月千代の生まれ変わり望月千代女は重野なおき先生の望月千代女に順じている。
彼女の戦国時代の活動は信長の忍びの流れと同じであるが、細部は異なっており。
平行世界の同一人物と言う扱いになっている。
望月千代女(信長の忍びアナザールート版)
【氏族】
信濃望月氏
【生没】
1549年ー1575年
【父親】
望月盛時
【母親】
甲賀千代女
【兄弟】
望月信雅
望月新六
望月盛綱
【親族】
望月忠綱(兄盛綱の子)
初芽局(兄盛綱の子、徳川配下伊賀忍者.石田三成の監視等の任務担当.江戸幕府成立後、伊賀組に所属。)
【解説】
望月盛時と甲賀千代女の間に生まれた末娘。
幼い頃に、母甲賀千代女に忍者として育てられ母と同じ千代女と言う名が与えられる。
武田家に預けられ武田信玄の命令より諏訪四郎勝頼の監視役として仕える。
母が亡くなり、歩き巫女頭に任ぜられる。
数々の功績をあげるが・・・三方ヶ原の戦いで千鳥に武田軍が泥を塗られる事態になると。
千鳥に対し激しい憎悪を燃やし、潜入時に戦い。
捕らえると、思わず目を隠すような拷問をする。
脱走されると以後、見つけ出して殺すまでに狙うようになる。
長篠の戦いで千鳥と戦い傷を負わされ、満身創痍で本陣に戻るが道中織田家配下忍び楓に止めを刺され戦死。
死ぬまで、千鳥
死後、数百年が経ち彼女の生まれ変わり望月千代がいるが。
千鳥の生まれ変わりに関する復讐の大部分は忘れられているようである。
椎茸嫌いとワンマンアーミータイプスタイルなど受け継がれている。
甥忠綱は旗本になり、姪初芽は家康に伊賀組預けられ石田三成を監視している。