今から11年前・・・・
西暦2010年2月、地球は重大な局面を迎える。
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊.通称ボドル基幹艦隊が地球に来襲。
地球はゼントラーディ軍艦隊の攻撃を受け壊滅した。
SDF-1マクロスら地球統合軍残存部隊とアドクラス艦隊.ラプラミズ艦隊.カムジン艦隊
と言った連合軍がリン・ミンメイの歌と共にボドル基幹艦隊に挑んだ。
ラウラもラプラミズ艦隊所属であり、マクロス共に本来の主であるボドル基幹艦隊に挑んだ。
と言っても、バルキリーに遭遇する事はあんまりなかったが。
アカツキ「何故、マイクローンについた!!何故!!ブリタイと共にマイクローン側へついた!!誇り高きゼントラーディの魂はどうした!!」
ラウラ「こいつ!・・・・・・・私だって好きについたんじゃない、上の命令は絶対・・・・・ゼントラーディの魂を忘れたわけじゃない!!」
この戦いでラウラは、あるクァドラン・ローと戦う。
そのクァドラン・ローに乗って戦っているのは、アカツキ・ルクソール。
裏切り者のラプラミズ艦隊に悲しみと怒りをぶつけラウラを攻撃する。
ラウラも負けるわけにはいかないので応戦する。
何故これ程悲しまなければ、ならないのか?
ラウラはアカツキの気持ちを理解し全然楽しくない辛い戦いをする。
本来は戦いは楽しみはずのものなのに。
時は流れて
【西暦2021年5月.月面暗礁宙域】
アカツキはラウラの姿を見る。
11年前に自分が怒りと悲しみをぶつけた宿敵かつ同胞が。
この場合何をすればいいんだろうか、敵ではなく味方。
撃つ事ができないし、逆に自分のみが危ない。
10年以上経っているのに、今さら面倒な事をしたくない。
ラウラ「絵里とは別の部隊。」
アカツキ「!?」
戦闘している最中、ラウラはアカツキを見つける。
アカツキは10年前の事に関して申し訳なさそうにヘルメットを隠す。
10年前、感情的になってラプラミズ艦隊やアドクラス艦隊の兵士と戦い何人か殺した。
ラウラも殺そうとした一人。
今更どんな表情を浮かべラウラに会えばいいのか分からない。
アカツキ「私は・・・・・」
ラウラ「ん?」
アカツキは勇気を出してラウラと話そうと試みる。
絵里ことモーアだって同じラプラミズ艦隊の兵士、嫌な顔をされないかもしれない。
今は味方同士・・・・・・・・結果はどうなろうと・・・・・
ラウラ「もしかして・・・アカ・・・」
ラウラはアカツキの存在に気が付き何かを言いかける。
アカツキは様子から
ラウラ「馬鹿な!!」
アカツキ「デブラン(敵)!?」
星村絵里「二人ともここ戦場である事を忘れてない?雑魚がたくさんいる戦闘エリアだよ!」
二人の間に攻撃が迫る、二人はゼントラーディの本能で不意の攻撃を回避し。
この攻撃と絵里の言葉を聞いて、正気に戻る。
ここは戦場、再会する場所ではない・・・・・・
一歩間違えば死に繋がる。
ラウラは攻撃して来た方向を見ると・・・・
ギルーザ・フリーが中心となりシュルケル・ウーが周囲に展開していた。
ラウラ「まったく、全然見かけないような相手ばっかりだね。遊んでやるか!!」
ラウラは戦闘に集中し遊ぶような感覚でゼントラーディ軍部隊に挑む。
ファイターで急接近し、そこで変形し相手を動揺させ。
ガンポッドで次々と撃破していく。
不意の攻撃してくるシュルケル・ウーとヌージャデル・ガーに対しては・・
得意技のするかのような回避戦術を取りつつ攻撃し撃破する。
星村絵里「さっすがだね、私が教えたかいがある。」
この戦果に絵里は満足する。
自分が教えたバトロイドに関する戦術を上手く生かしており。
模擬戦をしたら物凄く面白そうな状態になっている。
アカツキ「凄いね・・・・・ラウラ・・・・」
ラウラ「まぁね・・・あの頃よりも生き生きしているよ。」
アカツキ「生き生き?」
ラウラ「アカツキ・・・・・あなたの言葉は今でも覚えているよ、でも悪くないでしょこの生活・・・・」
アカツキはラウラの凄さを知る。
前向きであり、パイロットとしての腕も凄い。
自分が放った言葉を今でも覚えているが気にしてないどころかむしろ更に先に進んでいる
それに比べ自分は・・・・・・なんだと思うくらいに情けなくなる。
でもラウラの言う言葉はあながち間違いではない。
戦後、入隊した新統合軍の可変戦闘機に魅入られ可変戦闘機のパイロットになり。
実績を認められVF-Xに入った。
こうして生きて行くのも悪くないと思った。
アカツキ「!?これは・・・・・・・・」
そうした中、アカツキはレーダーにある物に気がつく。
2隻の艦隊とそこから出撃していく複数の部隊。
いやその後ろに小規模の航空機動艦隊らしきものが見える。
星村和也「絵里.ミアン.ジャック無事か!」
星村絵里「無事よ。艦隊も無事!」
星村和也「よくやった・・・・・ならばこれより一気に攻勢に出る!アルタミラの離脱を支援し、海賊を戦闘不能にさせる!」
それはアカツキと絵里の所属部隊と近くにいた航空機動艦隊がやってきた。
絵里の夫和也達も同じようにはぐれゼントラーディ部隊と交戦しており。
援軍に向かう事が遅れた。
援軍に遅れた詫びとして各バルキリー部隊を出撃させ総攻撃に出る。
出撃した数はゴースト含め120機。
圧倒的な火力による攻撃で海賊ゼントラーディ軍は壊滅寸前になる。
カゴメ『ラウラ、撤退信号よ!残りの相手は月面艦隊に任せ我が艦隊はこれより地球防宙圏に急ぎます。』
ラウラ「もう?」
カゴメ『今回、我がアンサーズ結成して以来、戦死者1名を出してしまったわ・・・・艦長もかなりショックで・・・・・・だから本来の役割は果たさないと・・・・ね・・・』
ラウラ「そうね・・・・・・・分かったこれより帰還します。」
ラウラは帰還命令が出されアルタミラに戻る。
アカツキ「ラウラ・・・・・・・・ベルタリアか・・・・・・」
アカツキは帰還するラウラのVF-1Pを見てそう呟く。
かつて自分と激しい殺し合いをした敵で、今では尊敬できる相手・・・・・
バトロイド形態になり、ラウラに向けて敬礼をする。
いつ何処で会うか分からないが、再会する事を願って・・・・・・・・・
アルタミラはアンサーズと少数のVA-3を収容し地球へ向かった。
この戦いはこの後、2つのVF-Xの活躍で海賊化していたゼントラーディ軍を降伏させ
以後、海賊騒動に終止符を打つ事になる。
しかし
マルコと言う1名のパイロットと複数のゴースト。
護衛艦であるオーベルト級デュゴーが犠牲になってしまった。
アルタミラはデュゴーの生存者を救助した後、そのまま地球へ向かった。
西暦2010年2月、地球は重大な局面を迎える。
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊.通称ボドル基幹艦隊が地球に来襲。
地球はゼントラーディ軍艦隊の攻撃を受け壊滅した。
SDF-1マクロスら地球統合軍残存部隊とアドクラス艦隊.ラプラミズ艦隊.カムジン艦隊
と言った連合軍がリン・ミンメイの歌と共にボドル基幹艦隊に挑んだ。
ラウラもラプラミズ艦隊所属であり、マクロス共に本来の主であるボドル基幹艦隊に挑んだ。
と言っても、バルキリーに遭遇する事はあんまりなかったが。
アカツキ「何故、マイクローンについた!!何故!!ブリタイと共にマイクローン側へついた!!誇り高きゼントラーディの魂はどうした!!」
ラウラ「こいつ!・・・・・・・私だって好きについたんじゃない、上の命令は絶対・・・・・ゼントラーディの魂を忘れたわけじゃない!!」
この戦いでラウラは、あるクァドラン・ローと戦う。
そのクァドラン・ローに乗って戦っているのは、アカツキ・ルクソール。
裏切り者のラプラミズ艦隊に悲しみと怒りをぶつけラウラを攻撃する。
ラウラも負けるわけにはいかないので応戦する。
何故これ程悲しまなければ、ならないのか?
ラウラはアカツキの気持ちを理解し全然楽しくない辛い戦いをする。
本来は戦いは楽しみはずのものなのに。
時は流れて
【西暦2021年5月.月面暗礁宙域】
アカツキはラウラの姿を見る。
11年前に自分が怒りと悲しみをぶつけた宿敵かつ同胞が。
この場合何をすればいいんだろうか、敵ではなく味方。
撃つ事ができないし、逆に自分のみが危ない。
10年以上経っているのに、今さら面倒な事をしたくない。
ラウラ「絵里とは別の部隊。」
アカツキ「!?」
戦闘している最中、ラウラはアカツキを見つける。
アカツキは10年前の事に関して申し訳なさそうにヘルメットを隠す。
10年前、感情的になってラプラミズ艦隊やアドクラス艦隊の兵士と戦い何人か殺した。
ラウラも殺そうとした一人。
今更どんな表情を浮かべラウラに会えばいいのか分からない。
アカツキ「私は・・・・・」
ラウラ「ん?」
アカツキは勇気を出してラウラと話そうと試みる。
絵里ことモーアだって同じラプラミズ艦隊の兵士、嫌な顔をされないかもしれない。
今は味方同士・・・・・・・・結果はどうなろうと・・・・・
ラウラ「もしかして・・・アカ・・・」
ラウラはアカツキの存在に気が付き何かを言いかける。
アカツキは様子から
ラウラ「馬鹿な!!」
アカツキ「デブラン(敵)!?」
星村絵里「二人ともここ戦場である事を忘れてない?雑魚がたくさんいる戦闘エリアだよ!」
二人の間に攻撃が迫る、二人はゼントラーディの本能で不意の攻撃を回避し。
この攻撃と絵里の言葉を聞いて、正気に戻る。
ここは戦場、再会する場所ではない・・・・・・
一歩間違えば死に繋がる。
ラウラは攻撃して来た方向を見ると・・・・
ギルーザ・フリーが中心となりシュルケル・ウーが周囲に展開していた。
ラウラ「まったく、全然見かけないような相手ばっかりだね。遊んでやるか!!」
ラウラは戦闘に集中し遊ぶような感覚でゼントラーディ軍部隊に挑む。
ファイターで急接近し、そこで変形し相手を動揺させ。
ガンポッドで次々と撃破していく。
不意の攻撃してくるシュルケル・ウーとヌージャデル・ガーに対しては・・
得意技のするかのような回避戦術を取りつつ攻撃し撃破する。
星村絵里「さっすがだね、私が教えたかいがある。」
この戦果に絵里は満足する。
自分が教えたバトロイドに関する戦術を上手く生かしており。
模擬戦をしたら物凄く面白そうな状態になっている。
アカツキ「凄いね・・・・・ラウラ・・・・」
ラウラ「まぁね・・・あの頃よりも生き生きしているよ。」
アカツキ「生き生き?」
ラウラ「アカツキ・・・・・あなたの言葉は今でも覚えているよ、でも悪くないでしょこの生活・・・・」
アカツキはラウラの凄さを知る。
前向きであり、パイロットとしての腕も凄い。
自分が放った言葉を今でも覚えているが気にしてないどころかむしろ更に先に進んでいる
それに比べ自分は・・・・・・なんだと思うくらいに情けなくなる。
でもラウラの言う言葉はあながち間違いではない。
戦後、入隊した新統合軍の可変戦闘機に魅入られ可変戦闘機のパイロットになり。
実績を認められVF-Xに入った。
こうして生きて行くのも悪くないと思った。
アカツキ「!?これは・・・・・・・・」
そうした中、アカツキはレーダーにある物に気がつく。
2隻の艦隊とそこから出撃していく複数の部隊。
いやその後ろに小規模の航空機動艦隊らしきものが見える。
星村和也「絵里.ミアン.ジャック無事か!」
星村絵里「無事よ。艦隊も無事!」
星村和也「よくやった・・・・・ならばこれより一気に攻勢に出る!アルタミラの離脱を支援し、海賊を戦闘不能にさせる!」
それはアカツキと絵里の所属部隊と近くにいた航空機動艦隊がやってきた。
絵里の夫和也達も同じようにはぐれゼントラーディ部隊と交戦しており。
援軍に向かう事が遅れた。
援軍に遅れた詫びとして各バルキリー部隊を出撃させ総攻撃に出る。
出撃した数はゴースト含め120機。
圧倒的な火力による攻撃で海賊ゼントラーディ軍は壊滅寸前になる。
カゴメ『ラウラ、撤退信号よ!残りの相手は月面艦隊に任せ我が艦隊はこれより地球防宙圏に急ぎます。』
ラウラ「もう?」
カゴメ『今回、我がアンサーズ結成して以来、戦死者1名を出してしまったわ・・・・艦長もかなりショックで・・・・・・だから本来の役割は果たさないと・・・・ね・・・』
ラウラ「そうね・・・・・・・分かったこれより帰還します。」
ラウラは帰還命令が出されアルタミラに戻る。
アカツキ「ラウラ・・・・・・・・ベルタリアか・・・・・・」
アカツキは帰還するラウラのVF-1Pを見てそう呟く。
かつて自分と激しい殺し合いをした敵で、今では尊敬できる相手・・・・・
バトロイド形態になり、ラウラに向けて敬礼をする。
いつ何処で会うか分からないが、再会する事を願って・・・・・・・・・
アルタミラはアンサーズと少数のVA-3を収容し地球へ向かった。
この戦いはこの後、2つのVF-Xの活躍で海賊化していたゼントラーディ軍を降伏させ
以後、海賊騒動に終止符を打つ事になる。
しかし
マルコと言う1名のパイロットと複数のゴースト。
護衛艦であるオーベルト級デュゴーが犠牲になってしまった。
アルタミラはデュゴーの生存者を救助した後、そのまま地球へ向かった。