第29飛行小隊のコマンチは海上にミサイルを一発放って爆発を起こさせた。
ミサイルは小型ミサイルで大量に積んであり、量には問題はないし。
攻撃力はかなり高く、洋上艦を一発で大破に追いつめる程の威力がある。
とは言え、これは模擬弾であるので爆発量は少ないがインパクトがある。
ラクト「あれは第29飛行小隊!?」
ラウラ「今まで何処に潜んでいたの?」
あまりにも突然な登場に両者は驚く。
驚く様子を気にする事なく第29飛行小隊は戦場に突入。
バトロイドに変形し、海上を脚部のバーニアを利用しスケートのように滑るかのように動く。
メラル「まず1機!!」
エラ「あぁぁぁぁぁ」
メラル「よし!!」
メラルは被弾し戦闘力が低下したエラのバルキリーに銃撃をした。
かなり早いスピードであったのでエラは何も対応できずにメラルの攻撃の餌食になる。
エラを撃墜した時のメラルは笑顔であり、勝利出来た事を喜ぶ。
エラを撃墜後、オードリーと合流して編隊を組む。
本多義輝「気をつけろ!連中は地形を理解しているぞ!」
アンサーズ.隊員.小隊長.本多義輝.中尉
アリサ「エラをやった奴らね。」
アンサーズ.隊員.アリサ・バレンタイン准尉
クリス「確かにただものではないぜ、特にあの2機こちらに来るぞ!!」
アンサーズ.隊員.クリス・マクドナルド准尉
本多義輝率いる小隊はメラルとオードリーのコマンチに警戒する。
一体どんな作戦を用いて来るか分からない。
義輝率いる小隊は3機バラバラに散開し二人の戦術に対応する。
メラル「発射!!」
メラル達はミサイルを横に移動しながら海面に撃ちこんだ。
義輝はやはりこの戦術で来たかと、判断し部下にいろいろと対応の指示をする。
が・・・・・・・・
既に義輝達には勝機など存在していなかった。
本多義輝「なっ!?」
アリサ「嘘・・・・・」
メラル「チェックメイトだよ、オタンゴ」
オタンゴ「なっいいもんだろ?」
メラル「動揺した隙をついて・・・・」
なんと爆発の隙をついてオタンゴが義輝のバルキリーに銃撃し撃墜していた。
直接の指揮官がやられた事により本多小隊隊員は指揮系統が混乱し。
各個撃破判定に追い込まれる。
この時間は2分もかからなかった。
エミリー「本多小隊が・・・・・」
ロザ「小隊長!!」
エミリー「全機追いついて対処して、こちらも宇宙軍なりの工夫をするのよ!!」
エミリーは本多小隊がやられた事を受けて小隊隊員に宇宙軍なりの工夫するように命令する。
下手に陸軍の動きを理解しないといくら機体性能面でコマンチより優れているバルキリーでも戦術面によりやられると判断した。
現在、エミリー率いる小隊は二人と戦う事になっているし。
大樹達はハルトとオタンゴと戦っている。
そして
ラウラはラクトと死闘を繰り広げていた。
曹涼「第29飛行小隊、さっきの第30飛行小隊と大違いの腕前だな。」
アンサーズ.隊員.曹涼.少尉
ロバート「かなり戦術面に優れた連中だぜ!フォークランド中で喧嘩しまくっているかならのか?」
アンサーズ.隊員.ロバート・ハーラン.少尉
曹とロバートは第30飛行小隊を評価した。
かなりの腕前を持った強力な部隊であると・・・・・・・
メラル「あんた達の相手は私で十分だよ!!」
ロバート「なんだと!?舐めやがって!!」
曹涼「やめろ挑発するな!!奴もロザやラウラと同じく、クァドラン・スタイルの持ち主だぞ!!」
メラル「ふふふふ来い!!お前らを倒して直ぐにオードと合流したいからね。」
評価した二人の前に挑発するかのような態度でメラルが現れた。
これにロバートが挑発に乗るが、曹がそれを諌める。
だけど、ロバートは曹の諌めも空しくメラルに突撃した。
ロバート「ごわっ!?」
メラル「戦場で挑発に乗るのは死への道一直線だよ!次・・・・・」
曹涼「くっ・・・・・・・・・なめるな!!」
曹はメラルに反撃の姿勢を取る。
ガンポッドを構え、ミサイルと共に一斉発砲する。
ペイント弾とは言え、多少揺れるもんである。
しっかり構えてないと大怪我をするレベルである。
曹涼「よし!!」
海面が大爆発する。
上空を飛んだ形跡もない、確実に撃墜したなと判断した。
攻撃した先を笑顔で見る曹・・・・
次は残りの機体を撃墜判定を与えようとした。
曹涼「がっ・・・・なんだと!?」
メラル「爆発が大きいお陰で大感謝、ミサイルに頼るからやられるんだ!!覚えておけ!!」
メラルは曹を撃墜した。
爆発が大きく、曹が気がつかないうちに斜め後ろに物凄いスピードで移動。
たぶん、曹が爆発に凝視して一時的に動けないと判断し側面をガウォークで移動。
ジャイロに変形し、バルカンを放ち撃墜する。
これによりアンサーズは半数以上を損失した。
ラクト「ようやく形成逆転したな、残り1個小隊と中隊長がいない間はこちらが王者だな!!」
ラウラ「流石は陸軍と言った所ね、あなたの言うとおり今はあなた達が王者よ!!」
ラウラはラクトと戦いながら今の状況を把握する。
戦力の半数以上の損失、上空にいる茂人率いる小隊の損失機はないが。
大損害ではないが、これからも犠牲は増えるだろう。
実戦であれば許されない損害である。
ラクト「しかし、何故・・・・ラウラの力に追いつけん・・・・・・」
ラウラ「実力の差でしょ、一応ミリアと戦っているし。」
ラクト「あっそうか・・・・ミリアならばな・・・・・」
ラウラ「あんんたね・・・・・・」
戦っている中で、ラクトはラウラの実力の差があるのか不思議がる。
とは言え、今まで一進一退の攻防を繰り広げているか。
ラウラはミリアと戦っているからと言うが、ラクトは間抜けな声を出し。
間抜けな声を聞いたラウラを呆れさせる。
ラクト「とは言え、そろそろケリをつけさせてもらうぜ!!」
ラウラ「ちょっといきなり攻撃を強めるなんて・・・・」
ラクト「卑怯とは言わせないぜ!!」
ラクトが今まで近距離戦だったので使っていなかった小型ミサイルを使ってきた。
このミサイルは小型の割には強力であるが、発射ボタンを押すとバルカンのように撃つ。
凶悪的に強力な兵器に変貌する。
それどころか追尾してくる。
ラウラ「うえぇ~なんて強力なミサイル、模擬弾じゃなかったら海面に叩きつけられそうだわ。」
あまりにも強力な小型ミサイルの威力にラウラはドン引きする。
下手したら事故とか起きそうなレベルである。
こんなハードな訓練を日々しているのかと、ラウラはここの現場の恐ろしさを認識した。
いつか死人が出ると言う感じである。
よくも司令部は許可を出したなぁと思った。
ラウラ「ってまだいるの!?信じられない!?」
更にラクトはミサイルを一つ撃つ。
この程度ならなんとか命中しても一応大丈夫・・・・・
ラウラ「まだついて来る、しつこさの性格は10年前に死んだバカムジンの並ね。」
追尾してくるミサイルはかつてラウラを含むラプラミズ艦隊の面々が嫌っていた。
味方殺しのカムジンを思い出す・・・・・・・
カムジンも何度もマクロスをしつこく襲撃したり、監察軍のある部隊をしつこく攻撃しているので
このミサイルはカムジンの粗暴さとしつこさを思い出させる感じをした・・・・・
ラウラ「と言って負ける私ではない!!」
ラウラはラクトをすり抜けるかのようにファイター形態に変形し。
海面をまるで逃げるかのように飛行した。
追尾してきたミサイルは・・・・・・・・・
ドボォォォン
ラウラ「見たか!!ミサイルはギリギリ地形に近づけて飛行するとぶつかるもんさ!!楽勝楽勝!!」
とこんな感じに海面に近づく直前に減速しミサイルとの距離を近づけ。
海面から前方正面にファイター形態で向きを変える直前に加速し距離を広げ。
ミサイルを海面にたたき込み爆発させる。
ラウラ「凄い爆発・・・・危なかった。って来たか・・・・」
ラウラの背後にラクト機・・・・・
バルカン砲をこちらに向けている・・・・・・・・・・
そろそろ本命の予感だな・・・・・・・・とラウラは自分自身しか知らない事をふと思う。
ラクト「逃げる?お前らしくないな!!ならば背後からやらせてもらうぜ!!」
ラウラ「出来るもんならやって見ろ!!」
海面を逃げるかのように飛行するラウラをラクトは追撃した。
いつものラウラなら逃げずに戦うのだが。
とは言え、海面に逃げるようであるが機種がどんどん海面に落ちていく。
ラクトから背後から銃撃してきながら、回避しており。
異常が発生したわけではないのだが・・・・・・・・
ラウラ「そろそろだな・・・・(統合戦争時、誰だか忘れたけど海面に一時的に可変戦闘機パイロットで潜った人がいるけど・・・・・)」
この異常な行動はどうやらラウラが意図的にやっている事らしい。
海面に突撃し一時的に
ラクト「なんだと!?」
ラウラは海面に激突する直前に機種を上あげて上空に上昇・・・
と見せかけて機体をグルンと後ろに行くかのように回転する。
回転はある程度するとラウラがバトロイドに変形し止めてガンポッドを向ける。
ラクト「しまった・・・・・・・・!!」
ラウラ「これで!!」
あっとするラクトに反撃する暇もなくガンポッドを掃射する。
放たれた銃弾はラクトのコマンチの機体にペイント弾で着色させ撃墜判定を出した。
着弾したラクトは戦闘不能になりリタリアゾーンへ向かう事になった。
メラル「やるね・・・・やはり怪我させてパイロット生命を奪わなくて正解だったよ。」
メラルはラウラの今の活躍を見て感心する。
案外楽しめそうな予感がする。
オードリーと合流する予定だけど、オードリーは隊長達と合流しており。
大樹.エミリーやロザ.神楽と合流し戦っている。
とは言え上空はバルキリー隊が苦戦中・・・・・・
上での決着がつく前にラウラと戦いたい・・・・・・・・・
メラル「では早乙女隊長・・・・すいません・・・・・・・・・少しだけ好きにやらせてもらいます。」
メラルは上官ハルトに謝罪しラウラに向かう。
ジャイロ形態に変形し、ラウラに急接近・・・・・・・・残りのミサイルを全弾使い・・
ラウラを動揺をさせる。
全弾を使えば、ペイント弾とは言え大型艦が撃沈されるのに匹敵する爆発になる。
命中すればラウラを完全に殺す事になる。
メラル「距離はある程度になればいいんだ、多少距離が近くてもラウラは死ぬ事はない・・・・・」
そう発言しメラルはトリガーを引いた。
ミサイルは勢いよくラウラがいる付近の海面に向かって行った。
ラウラ「なっ!?レーダーにミサイル反応!?ラック!?」
ラウラはミサイル反応を確認しバトロイド形態のまま振り返り後ろバックする。
バックしながら振り返った先を見るとミサイルが四方向に来ている。
ラウラ「回避できないし・・・・・・・・・殺す気だ!!わぁ!?」
なんとか間一髪上のミサイルを回避しする。
回避したのはいいのだが、ラウラの周囲に大爆発が起こる。
周囲に大きな海面爆発の壁が出来てしまい、何処に何がいるのか分からなくなる。
この状態では隙がありすぎる・・・・
ラウラ「一体何処に・・・・・・・・・」
周囲を警戒しながら、今攻撃した敵を警戒する。
何か判断を間違えたら自分は負けてしまうだろう・・・・・・
じっくり海面爆発を見て・・・・・敵が出てくるのを警戒する・・・・・
あと少しで海面爆発は下に落ちる・・・・・・・・
その時・・・・
ズボォォォォン
メラル「ようやく来たな!!ラウラ!!昨日言われたとおりあんたと楽しく戦わせてやる!!そして今負けろ!!」
ラウラ「急展開でいい子になったのに無粋なのは相変わらずね・・・・おわっ!?」
メラル「仕損じたか・・・・・・・・・・・無粋とは失礼な!!」
海面爆発の合間からメラルのコマンチが出てくる。
ラウラがメラルと会話するが、メラルはラウラを攻撃する。
ここからラウラとメラルの激しい死闘が始まるのであった。
ミサイルは小型ミサイルで大量に積んであり、量には問題はないし。
攻撃力はかなり高く、洋上艦を一発で大破に追いつめる程の威力がある。
とは言え、これは模擬弾であるので爆発量は少ないがインパクトがある。
ラクト「あれは第29飛行小隊!?」
ラウラ「今まで何処に潜んでいたの?」
あまりにも突然な登場に両者は驚く。
驚く様子を気にする事なく第29飛行小隊は戦場に突入。
バトロイドに変形し、海上を脚部のバーニアを利用しスケートのように滑るかのように動く。
メラル「まず1機!!」
エラ「あぁぁぁぁぁ」
メラル「よし!!」
メラルは被弾し戦闘力が低下したエラのバルキリーに銃撃をした。
かなり早いスピードであったのでエラは何も対応できずにメラルの攻撃の餌食になる。
エラを撃墜した時のメラルは笑顔であり、勝利出来た事を喜ぶ。
エラを撃墜後、オードリーと合流して編隊を組む。
本多義輝「気をつけろ!連中は地形を理解しているぞ!」
アンサーズ.隊員.小隊長.本多義輝.中尉
アリサ「エラをやった奴らね。」
アンサーズ.隊員.アリサ・バレンタイン准尉
クリス「確かにただものではないぜ、特にあの2機こちらに来るぞ!!」
アンサーズ.隊員.クリス・マクドナルド准尉
本多義輝率いる小隊はメラルとオードリーのコマンチに警戒する。
一体どんな作戦を用いて来るか分からない。
義輝率いる小隊は3機バラバラに散開し二人の戦術に対応する。
メラル「発射!!」
メラル達はミサイルを横に移動しながら海面に撃ちこんだ。
義輝はやはりこの戦術で来たかと、判断し部下にいろいろと対応の指示をする。
が・・・・・・・・
既に義輝達には勝機など存在していなかった。
本多義輝「なっ!?」
アリサ「嘘・・・・・」
メラル「チェックメイトだよ、オタンゴ」
オタンゴ「なっいいもんだろ?」
メラル「動揺した隙をついて・・・・」
なんと爆発の隙をついてオタンゴが義輝のバルキリーに銃撃し撃墜していた。
直接の指揮官がやられた事により本多小隊隊員は指揮系統が混乱し。
各個撃破判定に追い込まれる。
この時間は2分もかからなかった。
エミリー「本多小隊が・・・・・」
ロザ「小隊長!!」
エミリー「全機追いついて対処して、こちらも宇宙軍なりの工夫をするのよ!!」
エミリーは本多小隊がやられた事を受けて小隊隊員に宇宙軍なりの工夫するように命令する。
下手に陸軍の動きを理解しないといくら機体性能面でコマンチより優れているバルキリーでも戦術面によりやられると判断した。
現在、エミリー率いる小隊は二人と戦う事になっているし。
大樹達はハルトとオタンゴと戦っている。
そして
ラウラはラクトと死闘を繰り広げていた。
曹涼「第29飛行小隊、さっきの第30飛行小隊と大違いの腕前だな。」
アンサーズ.隊員.曹涼.少尉
ロバート「かなり戦術面に優れた連中だぜ!フォークランド中で喧嘩しまくっているかならのか?」
アンサーズ.隊員.ロバート・ハーラン.少尉
曹とロバートは第30飛行小隊を評価した。
かなりの腕前を持った強力な部隊であると・・・・・・・
メラル「あんた達の相手は私で十分だよ!!」
ロバート「なんだと!?舐めやがって!!」
曹涼「やめろ挑発するな!!奴もロザやラウラと同じく、クァドラン・スタイルの持ち主だぞ!!」
メラル「ふふふふ来い!!お前らを倒して直ぐにオードと合流したいからね。」
評価した二人の前に挑発するかのような態度でメラルが現れた。
これにロバートが挑発に乗るが、曹がそれを諌める。
だけど、ロバートは曹の諌めも空しくメラルに突撃した。
ロバート「ごわっ!?」
メラル「戦場で挑発に乗るのは死への道一直線だよ!次・・・・・」
曹涼「くっ・・・・・・・・・なめるな!!」
曹はメラルに反撃の姿勢を取る。
ガンポッドを構え、ミサイルと共に一斉発砲する。
ペイント弾とは言え、多少揺れるもんである。
しっかり構えてないと大怪我をするレベルである。
曹涼「よし!!」
海面が大爆発する。
上空を飛んだ形跡もない、確実に撃墜したなと判断した。
攻撃した先を笑顔で見る曹・・・・
次は残りの機体を撃墜判定を与えようとした。
曹涼「がっ・・・・なんだと!?」
メラル「爆発が大きいお陰で大感謝、ミサイルに頼るからやられるんだ!!覚えておけ!!」
メラルは曹を撃墜した。
爆発が大きく、曹が気がつかないうちに斜め後ろに物凄いスピードで移動。
たぶん、曹が爆発に凝視して一時的に動けないと判断し側面をガウォークで移動。
ジャイロに変形し、バルカンを放ち撃墜する。
これによりアンサーズは半数以上を損失した。
ラクト「ようやく形成逆転したな、残り1個小隊と中隊長がいない間はこちらが王者だな!!」
ラウラ「流石は陸軍と言った所ね、あなたの言うとおり今はあなた達が王者よ!!」
ラウラはラクトと戦いながら今の状況を把握する。
戦力の半数以上の損失、上空にいる茂人率いる小隊の損失機はないが。
大損害ではないが、これからも犠牲は増えるだろう。
実戦であれば許されない損害である。
ラクト「しかし、何故・・・・ラウラの力に追いつけん・・・・・・」
ラウラ「実力の差でしょ、一応ミリアと戦っているし。」
ラクト「あっそうか・・・・ミリアならばな・・・・・」
ラウラ「あんんたね・・・・・・」
戦っている中で、ラクトはラウラの実力の差があるのか不思議がる。
とは言え、今まで一進一退の攻防を繰り広げているか。
ラウラはミリアと戦っているからと言うが、ラクトは間抜けな声を出し。
間抜けな声を聞いたラウラを呆れさせる。
ラクト「とは言え、そろそろケリをつけさせてもらうぜ!!」
ラウラ「ちょっといきなり攻撃を強めるなんて・・・・」
ラクト「卑怯とは言わせないぜ!!」
ラクトが今まで近距離戦だったので使っていなかった小型ミサイルを使ってきた。
このミサイルは小型の割には強力であるが、発射ボタンを押すとバルカンのように撃つ。
凶悪的に強力な兵器に変貌する。
それどころか追尾してくる。
ラウラ「うえぇ~なんて強力なミサイル、模擬弾じゃなかったら海面に叩きつけられそうだわ。」
あまりにも強力な小型ミサイルの威力にラウラはドン引きする。
下手したら事故とか起きそうなレベルである。
こんなハードな訓練を日々しているのかと、ラウラはここの現場の恐ろしさを認識した。
いつか死人が出ると言う感じである。
よくも司令部は許可を出したなぁと思った。
ラウラ「ってまだいるの!?信じられない!?」
更にラクトはミサイルを一つ撃つ。
この程度ならなんとか命中しても一応大丈夫・・・・・
ラウラ「まだついて来る、しつこさの性格は10年前に死んだバカムジンの並ね。」
追尾してくるミサイルはかつてラウラを含むラプラミズ艦隊の面々が嫌っていた。
味方殺しのカムジンを思い出す・・・・・・・
カムジンも何度もマクロスをしつこく襲撃したり、監察軍のある部隊をしつこく攻撃しているので
このミサイルはカムジンの粗暴さとしつこさを思い出させる感じをした・・・・・
ラウラ「と言って負ける私ではない!!」
ラウラはラクトをすり抜けるかのようにファイター形態に変形し。
海面をまるで逃げるかのように飛行した。
追尾してきたミサイルは・・・・・・・・・
ドボォォォン
ラウラ「見たか!!ミサイルはギリギリ地形に近づけて飛行するとぶつかるもんさ!!楽勝楽勝!!」
とこんな感じに海面に近づく直前に減速しミサイルとの距離を近づけ。
海面から前方正面にファイター形態で向きを変える直前に加速し距離を広げ。
ミサイルを海面にたたき込み爆発させる。
ラウラ「凄い爆発・・・・危なかった。って来たか・・・・」
ラウラの背後にラクト機・・・・・
バルカン砲をこちらに向けている・・・・・・・・・・
そろそろ本命の予感だな・・・・・・・・とラウラは自分自身しか知らない事をふと思う。
ラクト「逃げる?お前らしくないな!!ならば背後からやらせてもらうぜ!!」
ラウラ「出来るもんならやって見ろ!!」
海面を逃げるかのように飛行するラウラをラクトは追撃した。
いつものラウラなら逃げずに戦うのだが。
とは言え、海面に逃げるようであるが機種がどんどん海面に落ちていく。
ラクトから背後から銃撃してきながら、回避しており。
異常が発生したわけではないのだが・・・・・・・・
ラウラ「そろそろだな・・・・(統合戦争時、誰だか忘れたけど海面に一時的に可変戦闘機パイロットで潜った人がいるけど・・・・・)」
この異常な行動はどうやらラウラが意図的にやっている事らしい。
海面に突撃し一時的に
ラクト「なんだと!?」
ラウラは海面に激突する直前に機種を上あげて上空に上昇・・・
と見せかけて機体をグルンと後ろに行くかのように回転する。
回転はある程度するとラウラがバトロイドに変形し止めてガンポッドを向ける。
ラクト「しまった・・・・・・・・!!」
ラウラ「これで!!」
あっとするラクトに反撃する暇もなくガンポッドを掃射する。
放たれた銃弾はラクトのコマンチの機体にペイント弾で着色させ撃墜判定を出した。
着弾したラクトは戦闘不能になりリタリアゾーンへ向かう事になった。
メラル「やるね・・・・やはり怪我させてパイロット生命を奪わなくて正解だったよ。」
メラルはラウラの今の活躍を見て感心する。
案外楽しめそうな予感がする。
オードリーと合流する予定だけど、オードリーは隊長達と合流しており。
大樹.エミリーやロザ.神楽と合流し戦っている。
とは言え上空はバルキリー隊が苦戦中・・・・・・
上での決着がつく前にラウラと戦いたい・・・・・・・・・
メラル「では早乙女隊長・・・・すいません・・・・・・・・・少しだけ好きにやらせてもらいます。」
メラルは上官ハルトに謝罪しラウラに向かう。
ジャイロ形態に変形し、ラウラに急接近・・・・・・・・残りのミサイルを全弾使い・・
ラウラを動揺をさせる。
全弾を使えば、ペイント弾とは言え大型艦が撃沈されるのに匹敵する爆発になる。
命中すればラウラを完全に殺す事になる。
メラル「距離はある程度になればいいんだ、多少距離が近くてもラウラは死ぬ事はない・・・・・」
そう発言しメラルはトリガーを引いた。
ミサイルは勢いよくラウラがいる付近の海面に向かって行った。
ラウラ「なっ!?レーダーにミサイル反応!?ラック!?」
ラウラはミサイル反応を確認しバトロイド形態のまま振り返り後ろバックする。
バックしながら振り返った先を見るとミサイルが四方向に来ている。
ラウラ「回避できないし・・・・・・・・・殺す気だ!!わぁ!?」
なんとか間一髪上のミサイルを回避しする。
回避したのはいいのだが、ラウラの周囲に大爆発が起こる。
周囲に大きな海面爆発の壁が出来てしまい、何処に何がいるのか分からなくなる。
この状態では隙がありすぎる・・・・
ラウラ「一体何処に・・・・・・・・・」
周囲を警戒しながら、今攻撃した敵を警戒する。
何か判断を間違えたら自分は負けてしまうだろう・・・・・・
じっくり海面爆発を見て・・・・・敵が出てくるのを警戒する・・・・・
あと少しで海面爆発は下に落ちる・・・・・・・・
その時・・・・
ズボォォォォン
メラル「ようやく来たな!!ラウラ!!昨日言われたとおりあんたと楽しく戦わせてやる!!そして今負けろ!!」
ラウラ「急展開でいい子になったのに無粋なのは相変わらずね・・・・おわっ!?」
メラル「仕損じたか・・・・・・・・・・・無粋とは失礼な!!」
海面爆発の合間からメラルのコマンチが出てくる。
ラウラがメラルと会話するが、メラルはラウラを攻撃する。
ここからラウラとメラルの激しい死闘が始まるのであった。