マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

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第199話 南米の恋のリーフレッシュ 前編

2018-06-08 23:55:04 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
           【西暦2021年 地球 衛星軌道上】
アルタミラは護衛艦隊と地球周辺を警戒する第3軌道艦隊の護衛の元。
アンサーズと管制クルー3名と早期警戒クルーを南米に向けて降下させようとしていた。
降下地点は太平洋か大西洋付近。

中継地点は南米マンタ基地。

そこに向けて降下する。

ラウラ「う~」

神楽少尉「ラウラちゃん不機嫌だね。」

ラウラ「私は不機嫌じゃないわ、神楽少尉殿!!」

神楽少尉「いきなり大声出すな!!」

ラウラは今だに先ほどの事を気にしており唸り声をあげる程気にしている。
近くにいた神楽が関心を持つが、ラウラは大きな声をあげて怒鳴る。

その声に神楽や周りの人間が驚いた。

桐原少佐「ラウラ、何を気にしているのか分からんが2度目の大気圏突入するんだぞ静かにしないか?」

ラウラ「申し訳ございません。」

大声を出した結果、ラウラは茂人から叱られてしまう。
ラウラとしては申し訳ないと思うが、なんとも言えないの二つの感状を持つ。
もっともであるがラウラがそうなった原因である・・・・

吉野大樹「・・・・・・」

ラウラ「あの・・・・」

吉野大樹「なんだよ、思っている事を言ったらどうなんだよ・・・」

ラウラ「あっ言え・・・・」

大樹はラウラに何か思っている事を言えばと言う。
ラウラは大樹にそう言われると、何も言えなくなる。

さっきの大声をあげた時よりも低い声になってしまう。

そんな反応を見た大樹は不思議がる。
ラウラは一体何をしたいのかと。

こうした状況のままアンサーズと管制官と早期警戒クルーを乗せたシャトルは
南米に向けて大気圏降下を開始した。
ラウラはどう大樹と向き合えばいいのか分からない。

原因は大樹と言いたいけど、結局自分・・・・
どうしたらいいのか・・・・・・・・

と思いながら降下の中ひたすら大樹とどう向き合うのか考えた。

          【西暦2021年6月 新統合軍マンタ基地】
大気圏降下してからしばらくして大西洋上に出て。
降下予定ポイントでフォークランド基地への中継地点、新統合軍マンタ基地を目指した。

新統合軍マンタ基地は
第1次星間大戦時、壊滅状態に陥った南米エクアドルの空軍基地である。
今は2個中隊と救難ヘリと陸軍歩兵大隊など340名が駐屯する基地となっており。

アンサーズが駐屯するだけでもギリギリであった。

桐原少佐「アンサーズ中隊飛行隊長.桐原茂人少佐であります。」

「話は白川提督や新統合軍総司令部から聞いているよ、まぁ短い間であるがゆっくりしていてくれ。」

桐原少佐「ありがとうございます。」

ラウラ達は一列に並び基地司令官と挨拶した。
ある程度挨拶すると、一同はその場で解散し指定された兵舎に向かう。
兵舎は男性と女性一つの部屋らしい。

兵舎の部屋に到着し、荷物を置くと。
制服を脱ぎハーフパンツとタンクトップと言った自室でいるようなスタイルになる。
アンサーズの女性兵士の面々はエミリーとエラが何処かへ行き。
アリサは疲れているためか就寝。

残ったのはラウラと夢華.美弥.カゴメ.ロザの5人。

相沢美弥「でどうなのよ、吉野大尉との関係。」

カゴメ「気になるのよ。」

ラウラ「それはその・・・・・・・・・それは・・・・」

やはり話題はラウラと大樹。
その事情に関してラウラを除く4人は知らず、この後の展開が気になっていた。

ラウラは当然、4人がこの後の展開を気になっているのは知っている。

この後、自分が言う結果によっては失意を覚えるような事になる。
とは言え、このまま真実を言わずにそのまま放置し。
あまり、いい結果ではない事を知ったらがっかりされてしまう。

それに報告・連絡・相談と言うのがある。
ここは正直に話してみよう。

実行してみた結果。

ロザ「それはないよ、誤解されるのが嫌って!!」

カゴメ「恋する乙女は誤解され、困惑するのがいいのに。」

全力で、あの時した事を否定される。
分かっていたけど、ここまで否定されるとは思っていなかった。

劉夢華「ラウラはロザと同じゼントラーディ人だけど、まだロザの方が恋に関しては上手よ。」

ラウラ「ロザ、彼氏いないじゃん。」

ロザ「うっ・・・・・・アンサーズ入る前に別れたわよ、浮気でね。」

ラウラ「えっ・・・・・・」

劉夢華「今彼氏がいないんじゃない、経験があるかよ。ロザはあってもラウラにはない・・それが故に、ラウラは状況をまだまだ理解してない。」

夢華からいろいろと言われる。
同じゼントラーディ人で過去に恋愛経験のあるロザとは大きな違いがありすぎる。
更に夢華の話が続き。

ロザも当初はそんな事があって失敗し、一時期心に傷を負う事になる。
普通は言われて傷つくが、自傷かのようにロザも夢華の知らない事をラウラに言う。

ここまで言われてラウラは涙目になってしまう。

そこまで言わなくていいと・・・・
そんな状態になっているラウラを見たカゴメが立ち上がる。
一体何をする気なのか・・・・・・

ラウラはカゴメの行動を見る。

実際にとった行動とは・・・・・・・・

カゴメ「ラウラ、もう一度。やろうか。」

ラウラ「うん・・・・・・」

カゴメがもう一度、大樹との関係をやり直そうと言う。
当の大樹は今は茂人と共に会議に出席しているので、ここにはいない。
当分待つ必要がある。

吉野大樹「うん?」

ラウラ「よっ」

吉野大樹「ラウラか、待っていたのか?」

ラウラ「まぁね・・・・・これから話をしたくて待っていたんだよ。」

吉野大樹「話?」

ラウラ「あの時の話をさ」

ラウラは会議に参加していた大樹を待っていた。
この時に着ていたのは、軍の制服である。
流石にタンクトップでハーフパンツはまずいと思ったからである。

ようやく会議が終わったので、大樹に会うや笑顔を浮かべるが・・・・

大樹は以外にも驚いていない。
何故、驚いていないのかと言うとラウラの方からいつか来るのではないかと。
この大樹の反応もラウラからすれば想定外であるが。
別に驚き返す必要はない。

そのまま帰ればいいのだから。

吉野大樹「誤解されるのは嫌じゃないのか?」

ラウラ「それはどうでもよくなった。」

吉野大樹「なんでだよ?」

ラウラ「だって、他の面々に全力で否定されたからね。」

大樹から誤解されるのが嫌とかに関する話をするが。
ラウラは否定されたからどうでもよくなったと言う。

ラウラの言葉に大樹はほほうと聞く。
かなり求人的に成長したなと感じた。

二人は会話をしつつ、そのまま兵舎とは違う方向へ向かう。
一体何処へ向かうのか・・・・
コメント
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